計測機器の校正期間に関する質問

このQ&Aのポイント
  • ISO規定による校正期間は3年に一回であるが、特定の顧客からの要求で年1回にするよう言われた
  • 校正期間の基準は組織が決めるが、ISOには基準がある
  • 校正期間は顧客が決めるものではなく、組織が決定する方が管理がしやすくなる
回答を見る
  • 締切済み

計測機器の校正期間について

困っている状況 お世話になります ISOの業務を引き継いで間もないものです さて今回顧客のQA監査が入り 校正期間について議論になりました 弊社ではISO規定で3年に一回行なうと規定があり 他の顧客でも今まで問題ありませんでした 今回特定の顧客のQA監査が入り今後は年1回にしてください と突然言われました 弊社の測定機器は 1、デジタルノギス(測定範囲:300ミリ) 2、デプスゲージ 程度で測定レンジは1/10範囲です 質問の主旨 1、校正期間のそもそもの基準はあるのでしょうか?   校正期間は組織が決めるとISOでは規定があるのですが 2、校正期間は顧客が決めるものでしょうか?   上記の計測機器程度です   また期間を顧客が一々個別に決めると   校正機関の管理がまちまちになるのでは? 以上初歩的な質問で申し訳ありませんが 皆さんのお知恵をお貸しください   

noname#230358
noname#230358
  • ISO
  • 回答数4
  • ありがとう数6

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.4

一般論から言って校正間隔に決まりはありません。しかし、ISOでは次のように要求しています。「7.6監視機器及び測定機器の管理」で・・前略、後半部分で・・「さらに、測定機器が要求事項に適合していないと判明した場合には、組織は・・」。この部分を読めば分かりますが、「3年後の校正時に問題が発覚した場合、これまでの計測結果は信用できないですね。その場合、結果の妥当性をどう担保するのですか?」ということになります。私は機械系のエンジニアではありませんからノギスとかデプスゲージがどのくらいの範囲で狂うのか良く分かりません。また、質問者さんの言われる校正が、いわゆる国際標準器とトレーサビリティの取れる厳密な校正で、それ以外に毎月、あるい使用前に定められた手順で「社内で決めたサンプルを測定し、その記録を残している」などということであれば全く問題ないと思います。 ただ、特定顧客の要求に合わせて管理を変えるのはナンセンスですので、3年の校正期間であっても結果の妥当性が担保出来ていることを説明して納得させるか、出来ないなら妥当な期間に短縮するように見直されればよいと思います。『「使用前点検(して記録を残す)」と「3年に一度」の国際標準器とトレーサビリティの取れる校正を行う』ということでも良いんじゃないでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

早速に有難うございます 以下の通りに改善します 1、『国際標準機とトレサービリティー』の取れる校正-3年   ここでは、測定器本体と基準器(ゲージブロック等)の校正を行なう   第三者機関によるもの 2、『半年/1回』の基準器(ゲージブロック等)を使用した校正   ここでは、基準器を利用した測定器の計測確認による社内校正 3、『使用前点検(ほぼ毎日)』による測定機器の確認   ここでは、測定器のジョウ・アンビル・プローブ等の破損   測定器本体の破損が無いかの確認 上記3段階によって測定器の状態確認や精度誤差の修正・又は補正 いわゆる結果の妥当性を確認し 管理してみようと思います 以上です

noname#230359
noname#230359
回答No.3

ISOの基本的な考え、自社の規定を俯瞰して顧客に対して何を提供するのかといった観点で計測機器の管理基準を見直すと良いと思います。特定の品質を保証する製品を安定して供給する為に基準を決めているもので、校正頻度はその品質にどの程度影響するのか。計測器の精度や誤使用で製品に問題があった場合を考えて(校正回数が多いといってもいいわけにはならない)可能な限り簡便にするべきかと思います。 まずは計測器の利用者に日常点検(使用前点検)を義務づけるなど教育訓練によって保全が効きますし、極端な話「落下」させたり力を掛けすぎたりして明らかに誤差を生じたかも知れない状況で使われては校正期間は意味がありません。 一般的には審査官向けに基準を明示して履行されているかどうかのチェックを受けますがそんなことはどうでも良く、校正のルールも含めてどう品質を保証し続けるかつくり続けられるか、だと思います。 外部メーカーなどへの校正はノギスなどものによっては10年でも問題ないことが殆どです。問題は事故をおこした測定器を使い続ける製品へのダメージだと思います。製造に利用する計測器、製品の検査などの判定に利用する計測器の管理区別もあるでしょうし、利用頻度を考えて、ですが社内でブロックゲージや自社製治具などで使用前点検するなどのアイデアもあります。半年、1年程度の社内校正で問題が見つかれば現場用に廻すとか、メーカーへの校正依頼は可能な限り少なくしてはどうかと思います。修理は依頼すべきですが。 顧客にデータ要求されるから、もデータを改ざんする事件がある位で、本来の「何をサービス」するのかが基本だと思います。

noname#230358
質問者

お礼

お忙しいところ有難うございます 一部私が勘違いしていることがありました 弊社は 1、校正を外部機関に3年/1回出しております   また 2、使用前点検で機器の破損・消耗度のチェックをしております つまり今回の問題は 1,2間の中間期間(周1回/月1回の頻度で)に測定器の精度誤差を防ぐ手立て たとえば基準器(ゲージブロック等)により 精度誤差・補正の必要性を確認する手立てを 付加すれば良いのではということが分かりました 早速、皆で検討してみます 参考になりました 以上です

noname#230359
noname#230359
回答No.2

お使いの測定機器の使用頻度はどの程度ですか? 今の職場は機械加工と組立てなのでマイクロメータなどは3群にわけて4ヶ月に1回社内標準(ブロックゲージ)で校正しています。そのブロックゲージは3年(ちとあやしい?)だったかロングタームで外部機関でチェックしています。 以前の職場は、電子部品・電子機器の製造だったのでマイクロメータは使用頻度と扱いがハードでない為1年に1回だったか2年に1回だったかでした。 顧客要求事項なので厳しいですが過去の使用実績(3年に1回の校正でどれ位狂っていたか、使用頻度と扱いがどうであったかなど)を示して3年に1回で大丈夫といえるか、また1年に一回にするとどういうデメリットがあるか(外部機関でチェックすると費用がこれ位かかりますとかetc)客観的データを顧客に示して今までどおりでやるとか妥協して2年に1回にするとかの道はあると思います。相手がISO認証企業なら客観的データをもとに論理的に説得してみて下さい。これができないならお客の言うとおりにするしかありません。もしそれで費用負担が増えるならばその分の値上げはお願いするとして(こちらは下請法の関係で攻める)成功をお祈りしています。 すみません肝心の答えを忘れていました。 A1:期間の標準などありません。1年に数回しか使わないのに毎年校正するか、あるいは測定値に絶対に間違いがあってはならない重要なものなら年に1回でも不安でしょう。すべて御社のリスクに対する捕らえ方と使用実績、校正実績で決めるべきものです+顧客要求事項 A2:顧客要求事項はかなり重視されなければならないでしょう(顧客満足の点からも)でも先に書いたように交渉の余地はあるでしょう?受注時に御社で実現できない仕様を要求事項だから受けるなんてしないでしょう?それと同じですよ。

noname#230358
質問者

お礼

的確なアドバイス有難うございます ヒントが見つかりました 早速、皆で検討し規格の改善    標準化を図ります ポイントが理解できました 1、外部期間による校正      (実施済み:3年/1回) 2、使用前点検(測定器の破損確認)(実施済み:毎日) 上記以外に精度誤差・補正のタイミングを図るため 基準器(ブロックゲージ等)による測定誤差確認を 中間期間(週/月/年)いづれかのタイミングで 実施すれば解決するのではないか? が理解できました 早速検討しますお忙しいところ 有難うございました 以上です

noname#230359
noname#230359
回答No.1

デジタルノギスの校正期間が3年は長すぎると思います。通常は1年ぐらいだと思います。自分の担当しているのは6ヶ月ですが。 うちでは現場の人が校正をすることになっています。品管ではやっていません。

noname#230358
質問者

お礼

早速に有難うございました 皆で再度検討します 有難うございました

関連するQ&A

  • 計測器関係の校正基準教えてください。

    計測機器(ノギス・マイクロ・ブロックゲージ)等々の設備管理規定などで指定している校正の基準(値)があるのでしょうか?詳しいデーターなどあれば教えてください。 ISOに準じた設備管理規定とは?どういうものなのか教えていただけないでしょうか?

    • ベストアンサー
    • ISO
  • ノギスの段差測定面とデプスの校正は不要ですか?

    皆さまお疲れ様です。  先日、ミツトヨ製M型ノギスをメーカー校正に出したところ、外側と内側の器差のみ検査成績書に記載してありませんでした。  そこで質問です、なぜ段差測定面とデプスは校正対象外だったのでしょうか? 弊社ではノギスの校正を社内でも実施してますが、段差測定面とデプスも校正しております。 校正しなくても問題ない箇所は省きたい為、お知恵を拝借させていただけないでしょうか。

  • ISOのノギスの校正について

    ISO9001ではノギスなどの計測器の校正についてどのように定められているのでしょうか? 弊社では、セラキャリパCC300を使って社内でノギスの校正をしています。300mmのノギスを校正する場合、20・50・100・150・200・250・300mmの測定箇所でジョウの先・中・元で外側、内側を測定します。 ブロックゲージでも出来るといった話を聞きますが、組み合わせによる不確かさなどを考えると本当に校正できるのか疑問です。また、測定箇所についても、25mmまでを測定し合格としている会社もあると聞きます。実用的な話ではなく、あくまでISOのルールに則った場合に、こういった方法でも問題ないのでしょうか? ご教示お願い致します。

    • ベストアンサー
    • ISO
  • 計測機器の校正対象

     ISO9001、2000年版7.6要求に対しできるだけコストのかからない校正の対象機器設定を行ないたいのですが、次の様な場合どこまで構成対象としなければならないか迷っています。  事例は顧客仕様からして計測器単体による計測が不可能の為、顧客が指定する限度サンプルとの相関により良否判定を行なう事となっています。  その相関をとる最終工程での検査機器は複数の計測機器からなる複合機となっていて、複合機は数百台あり、構成する機器全てを国家規格とのトレースをとる為には数千台の校正を行なわなければならなくなり、コスト的に耐えられなくなってしまいます。  ISO要求は校正と調整を行なう事となっていますが構成する計測器個々の構成が不可能な場合、複合機全体としての調整のみでも良いのかが解りません。  校正対象と調整対象及びトレサビリティーなどISO要求7.6に対する論理的な正しい設定の仕方に付いて上記事例の扱いに付いて教えて頂けないでしょうか。  あと別件になりますが、識別ラベルで以前より、校正対象外ラベルを貼るようになっていますが、貼らないものが校正対象外と識別できるので不要のように思えるのですが、何か必要な理由があるのでしょうか・・・併せて教えて頂けないでしょうか。  宜しくお願い致します。

  • ノギスの校正について

    先日校正の知識を高めようと、計測器の講習に行ってまいりました。 弊社では現場でノギスを沢山使用し、その校正にブロックゲージを使用しております。 しかし、その講習ではノギスの校正はキャリパチェックで行うと言われました。 確かにブロックゲージだと、最大でも30mmくらいしかチェックできません。 弊社では通常25MMくらいまでしか測定しないのですが、実際ノギスは150MMまで測定可能ですし、25mm以上のものを測定しないわけではありません。 一般的にノギスの校正はどのようにされているのでしょうか? 正しい校正を行うにはやはり、キャリパチェックを購入した方がいいのでしょうか?

  • 監査における測定機器の校正の確認

    初めて利用させてもらいます。 取引先を外部監査する場合、測定機器の校正状態について確認すると、電流測定器、周波数測定器、若しくはGC-MS,HPLCのような測定、分析機器ものについては、皆さん外部校正をされており、校正サービス会社での測定結果、校正結果、標準校正器等とのトレーサビリティー体系図を示されます。測定機器は個別に識別番号をもっていて一覧表に校正の状態が管理されていて、機器本体には識別番号、校正期限等が書かれているシールがはられています。 で、質問ですが、このような機器の校正の状態や校正内容の適切性を確認する場合は、上記以外に確認するポイントはありますでしょうか? 監査する場合は主にISO9001を元に行っています。 以上アドバイス願います。

    • 締切済み
    • ISO
  • ISO 9001:2008 7.6の「監視機器~」

    ISO 9001:2008 7.6の「監視機器及び測定機器の管理」の中で解らない用語と文があります。 イメージができないので「ノギス」を例にさせてください(汗) 「b) 機器の調整をする、または必要に応じて再調整する。」 (1)「調整」とは、例えばノギスでいう「0点調整」のことですか?それとも校正(確認)した結果に対してズレ(誤差)を修正する意味の「調整」ですか? ノギスでいったら調整ってなんですか?再調整って例えばどんなときですか? 「d) 測定した結果が無効になるような操作ができないようにする。」 これってせっかく校正して精度が約束されてたノギスを分解しちゃうとかを出来ないようにする的な意味ですか? よろしくお願い致します

  • 金尺(スケール)の校正について

    ISOの審査でも指摘され、金尺(スケール)の校正をどうすればいいのか困っています。校正すべき機器にはノギスと金尺(スケール)しかなく、ノギスは社外で校正に出してるのですが、スケールは数も多いので、社内で校正したいと思います。そのために標準器が必要になると思うのですが、どのようなものを購入したらいいのか、また、校正の仕方もどうすればいいのかわかりません。どなたか詳しい方、ご教示いただけないでしょうか?

    • 締切済み
    • ISO
  • ISO14001の計測器校正について

    企業でISO14001の環境担当をしている者です。 弊社の各部門毎に自部門で排出される廃棄物及びリサイクル向け資源を毎回測定して排出しています。その際に使用しているはかり(最大100kg計、小さい物は10kg程度) 今まで校正をしていませんでした。実施したいのですが、社外校正では何台も保有している為高額になり、社内校正ですと、10kg,20kgという分銅はとても高価で、とても正確な校正が出来ません。重量計ですから精度はそれほど要らないので、社内で適当な鉄のかたまりを削り、校正された重量計で測ってそれを基準とし、校正していくというやり方(ルールを作る)ではまずいのでしょうか?又、重量計のMAX値ではなく、適当な重量で校正するのはどうなのでしょうか?経験のある方又は良いHP等ご存じでしたらお教えください。

  • 計測器の校正と検証の意味の違い

    ISO/TS16949の7.6 監視機器及び測定機器の管理のa)には『定められた間隔又は~校正または検証する』と要求されています。 ここで言う校正と検証の違いがぴんと来ません。 ある参考書(ISO9001はこう使う)には、 校正:標準との器差を与える活動 検証:器差を確認する。すなわち測定精度を維持していると判断するだけでもいい。 とあります。器差を与える活動と、器差を確認する活動とどう違うのでしょうか。

    • ベストアンサー
    • ISO