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計測器の校正対象と対象外の管理について
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困っている状況 お世話になります ISOの業務を引き継いで間もないものです さて今回顧客のQA監査が入り 校正期間について議論になりました 弊社ではISO規定で3年に一回行なうと規定があり 他の顧客でも今まで問題ありませんでした 今回特定の顧客のQA監査が入り今後は年1回にしてください と突然言われました 弊社の測定機器は 1、デジタルノギス(測定範囲:300ミリ) 2、デプスゲージ 程度で測定レンジは1/10範囲です 質問の主旨 1、校正期間のそもそもの基準はあるのでしょうか? 校正期間は組織が決めるとISOでは規定があるのですが 2、校正期間は顧客が決めるものでしょうか? 上記の計測機器程度です また期間を顧客が一々個別に決めると 校正機関の管理がまちまちになるのでは? 以上初歩的な質問で申し訳ありませんが 皆さんのお知恵をお貸しください
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精密機器製造業にて計測器の校正を担当する事になりましたが、計測の「4対1理論」の考え方について良く分かっていない事があり、教えて頂れば幸いです。 当社ではJCSS校正(社外校正)された標準器を使って、社内の計測器を校正しています。 その方法としては、大きく分けて以下のパターンになります。 A. 標準器の出力を被校正器に入力し計測 例:標準器は電圧発生機、被校正器はマルチメータ。 B. 被校正器の出力を標準器に入力し計測 例:被校正器はファンクションジェネレータ、標準器はオシロスコープ。 C. とある出力を標準器と被校正器の両者に入力し計測 例:標準器はマルチメータ、被校正器は電圧計。両者を並列接続し同一電圧を計測。 被校正器の合否基準ですが、「4対1理論」に基づいて標準器の精度の4倍以内であればOKとしているものが多いです。 標準器と被校正器の両者ともその精度が±x%Readingで、かつ上記A, Bの場合は分かりやすいのですが、Cの場合と、標準器と被校正器の精度がどちらも±x% Full Scaleの場合に、標準器と被校正器との間に「4対1理論」をどの様に考えればよいのか、いまいち理解ができていません。 Cの場合、被校正器の合否基準としては、標準器の値±一定範囲以内としています。 一定範囲の値は、標準器と被校正器で「4対1理論」が成り立つように決める、という事だと考えています。 例えば、精度が±1%Readingの標準器で、その値が101(100 + 1)のとき、被校正器の値は104(100 + 4)以内であれば良い、という事で問題ないのでしょうか? また、標準器と被校正器の精度がどちらも±x% Full Scaleの場合、「4対1理論」の精度比は測定幅で判断するものと考えています。 例えば、標準器のロードセルがあるとして、その最大容量が5kN、精度が±1% Full Scaleだとすると、その測定幅は±50Nとなります。 標準器と被校正器を正対させて重ねて設置し、両者に同一荷重が掛かるように測定した場合、被校正器の測定幅が±200N以内であれば合格とする、という事で問題ないのでしょうか? また、測定最大値が被校正器 < 標準器の場合には問題があると考えています。 つまり、被校正器のロードセルの最大容量が1kNとすると、その合否基準は1kN±200Nとなり、±20% Full Scaleという事になってしまいます。 (実際のところは標準器の精度は±0.2% FSですので、被校正器が1kNだと合否基準は±4% FSとなり、まだ許容できる程度だとは思いますが・・・) そもそも、測定最大値が異なるFull Scale同士で校正すること自体、妥当ではないのでしょうか?
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ご回答の方、ありがとうございます。大変分かりやすい説明でした。 校正対象と対象外で、引っかかっていたものがクリアーになりました。 ありがとうございます。 どの計測器を対象とするか、しないかの境界線がはっきりしました。 若干補足させていただきます。 質問の内容の所でも書いていたのですが、現在当社では、計測器の管理のAccessデータベース及びExcel表等で、校正機器の年間校正スケジュール表や、今までの校正履歴等が分かるようにしています。 Accessのデータベースには校正対象外の計測器も登録されているのですが、別の部署で、最近、資産管理をし始め、会社の備品関係等を管理するようになりました。当然、校正対象外の計測器に関しても管理しているようです。 そうなると、別の部署での資産管理と、こっちの部署での校正対象外の管理ということで、2重管理になるので、こちらでは、校正対象外の計測機器を管理せず、資産管理の部類で、他の部署で管理させようと考えています。 校正対象の計測器も、資産管理に入っているのですが、他の部署にある、計測器等(ノギス、マイクロ、ダイヤル、電気試験機器)等は、校正の時期になったら、回収をかけるので、こちらでも管理すべき物だと思います。 ただ、校正対象外の計測器は、こちらで回収もかけていないし、ただリストアップしているに過ぎません。 アウトドア大好きっこさんの方では、校正対象外の計測器管理をどのようにされていますでしょうか? 私が思うに、管理するメリットがないように思えます。