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コロニーPCRは問題なくかかる理由について

現在学部4年の学生です。 素朴な疑問なのですが、調べても出てこないのでこちらで質問させていただきます。 通常のPCRで裸のDNA断片に対してプライマーが結合してPCRがかかるのは理解できるのですが、コロニーPCRはなぜ大丈夫なのでしょうか? 私の考えでは、90℃の高温にしたときに菌が破裂するなどして死んでしまうから、DNAが溶液中に出てくるからかな?と思うのですが、これであっているのか不安です。 菌の細胞膜はプライマーが目的配列に結合するのに邪魔にならないのでしょうか。 菌の細胞膜には孔や色々な膜タンパク質があるから、たしかにDNAが全く通れないということはないと思うのですが。 急ぎの質問ではないのですが、前から気になっていて後輩にも質問されたので、どなたかお答えいただけると嬉しいです! 「自分はこう思う」とかでも大歓迎なので、宜しくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.1

 通りすがりです  溶菌かな? 10x PCR バッファーの他は、混合 dNTPにせよ、プライマー、 ポリメラーゼにせよ、高分子なのであまり浸透圧に寄与しません。  最初から浸透圧破壊(溶菌)を狙った溶液組成でしょう ではでは

参考URL:
http://www.cc.kochi-u.ac.jp/~tatataa/tech2010/gene/colony-PCR.html
Chemonster
質問者

お礼

Ligandable さん ご回答ありがとうございます! pLysをもつ株ならともかく、野生型の大腸菌は浸透圧の最も低い真水でも溶菌しないと思っていたのですが、そうでもないんですかね……質問しながら、高温だから破裂する=溶菌?みたいな考えは頭をよぎりました。ありがとうございました。

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