生理言語学=機械論 はアウトでは?
- 生理言語学とは、機械論の観点からは完敗だと言える。
- 量子脳理論や量子コンピュータ理論も信用できない。
- ビリヤード・モデルや物質系の自己意識も批判されている。
- ベストアンサー
生理言語学=機械論 はアウトでは?
バック氏への問い中に挙げました、「フレーム問題 ⇔ 醜いアヒルの子の定理(アヒル定理)。」 のくだり、及び、あれらの護教論書の内容を、良く良く御考量ください。また、アマゾン・レビューのページに挙げました、市川秀志らの著書への書評もです。いわゆる「唯物論」、従いまして、生理言語学は、完敗なのです。 有りもせぬ重力理論に頼ろうとする量子脳「理論」は空疎です。 残る寄る辺としての、量子コンピュータ「理論」もウソです。上記の書評を御高覧下さい。また、性質上、完全な「不確定性」が支配するとされている素粒子を用いた、ファジーな確率的計算(コンピューティング)で、クリスプな出力が算出される筈もないでしょう。 また、生理言語学のサポートのための理論なのでしょうけれども、「ビリヤード・モデル」も、たとえ「力のダイナミクス」を加味してあっても、ヘーゲルらの内容論理学で、「形式的機械論」ないし「形式的な機械的関係」として批判済みです。或いは、諸物質系の「内在的傾向」を、マルクスでさえ、ヘーゲルの「目的論的関係」の要請を充足するために学位論文に於いて前提せざるを得なかった、「物質系の自己意識」= 物質系および物質系の背後の精神 と見なすならば、別ですが。(かと言って、ヘーゲルやマルクス教徒の、万有矛盾弁証法的唯物論ないしは万有矛盾唯物弁証法ばかりは、御免ですが。) 金谷武洋『日本語に主語はいらない』(結論は強弁です。)の発見通り、受け身は、どの言語でも、主語のコントロール意志が及ばないことを表すらしいです。単なる、エネルギーの流れが、どうこうと言うのではなく。アンタゴニストの概念と良く合うみたいですが、それでも、アンタゴニストであるからには、意志の様なものを仮定しませんと・・・。弁証法的な対立物や矛盾エレメント(契機)では説明できないのですから。 なお、「でも、デカルト派の 自然学 = 物理学(ピュシス学、physics)に、そんな 心理物理学 = 深層物理学 なんて未だに無いでしょう。」と仰る向きには、数学者リーマンの企図したのがあります、と申し上げます。まだ 草創期・揺籃期のものかも知れませんが。 お求めに応じ、典拠の詳細は、追加して提示させて頂きます。
- Kimura Koiti(@kimko_379)
- お礼率99% (182/183)
- ドイツ語
- 回答数1
- ありがとう数1
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
生理言語学って何ですか? ググってみましたけど、音声学で、口の構造やなんかを研究する生理学的研究をそう呼ぶのが、数件あるだけでした。 ありもしないものを、機械論で間違いでアウトだと言われても困惑するばかりです。 生物言語学ならあります。 まだ草創期・揺籃期どころか胎児の状態かもしれませんけれども。 これは言語の生物学的側面に焦点を当てる研究で、認知科学だの進化論だの脳科学だのと接点を持ちます。 将来的には(100年後くらいかな)生物学の一分野になることを目指しています。 念のために言っておくと、生物言語学だけが正しい言語学だとか、本物だとかは全く考えておりません。 言語のたくさんある側面の内、生物学と重なる部分に興味があるというだけです。 人間の脳の中にある言語システムを知りたいだけです。 >受け身は、どの言語でも、主語のコントロール意志が及ばないことを表す 逆です。 外項を背景化して隠したり、降格して by phrase のような前置詞句にしたりするのを受動と呼ぶ。 内項を背景化して隠したり、降格して前置詞句にしたりするのを逆受動(anti-passive)と呼ぶ。 ちなみに、受動が普通になって能動が廃れたものが能格言語です。 かくのごとく、形式と意味の組み合わせだけを対象にするのが言語学であって、空疎な哲学的思弁的意味論とは無縁です。 考えるのはどうぞ。 でも言語学とは呼ばないでくださいね。
関連するQ&A
- 弁証法的唯物論って・・・
今心理学の勉強をしていて「弁証法的唯物論」(マルクスやレーニン、ヘーゲルの名前が出てきました)等の言葉が出てきます。 意味がわからないので、広辞苑で「弁証法的」「唯物論」「弁証法的唯物論」と調べてみたんですが、 読んでるだけではまったくわかりませんでした。 自分のメモには「批判的にうのみにせず考える」と書いてあるんですがこういう意味なんでしょうか。 それぞれの意味を簡単にわかりやすく教えてほしいです。
- ベストアンサー
- 心理学・社会学
- マルクスの唯物論について入門書を探しています
ちょっときっかけがあって、むかしむかし学生時代の知識を総動員して、弁証法や唯物論をふまえた発想は意外に生活の役にも立つよ、と若い人に話をしたところ興味をもってくれて、なにかわかりやすい入門書を教えてほしいといわれました。 二昔前なら、直に古典にあたれとか、見田石介を読めとか、レキシコンの方法の巻をを読めとか言えばよかったのでしょうが、さすがにこの時期それは躊躇します。かといって、私のような世代のものが知っているわかりやすい入門書は政治色や労働運動色が強すぎて、これまたアレルギーをひきおこしそうです。 彼が関心をもっているのは、あるシステムの発展の原動力が、発展が進むに従って逆に発展をおしとどめるものになり、最後にはシステムそのものが破壊される、という考え方です。私が若い頃だと、社会発展の段階(原始共産制から資本主義、さらには社会主義に至る)が切り替わる本質的理由を説明するものとしてよく使われましたが、もっと一般的な法則として存在していたと思います。 新書版程度で、こうした考え方を含めたヘーゲルの弁証法やマルクスの唯物論についてアウトラインを説明しているものは、いまどきないでしょうか。ずばりでなくても、こんなものも参考になるのでは、というようなことでもけっこうです。ぜひよろしくお願いします。 なお、ヘーゲルやマルクスの理論そのものが正しいかどうか、あるいは「生活の役に立つ」かどうか自体が当然議論になりうると思いますが、それは今回はとりあえず脇におかせてください。
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
- マルクス主義についって
マルクス主義の唯物史観がよくわかりません。唯物論と弁証法を足したものだと思うのですが、どう絡み合っているのかよく理解できません。また、マルクスを理解するにはどのようなイメージを抱けばよいでしょうか。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 歴史
- マルクス主義とは??
戦後教育の思想(?)となったマルクス主義とはなんなのでしょうか?興味をもって調べてみたんですが、弁証法的唯物論だとか、史的唯物論だとかちょっとわからなくて・・・。 すみません、少しわかりやすく(といっても高校生なのでちょっと難しくても分かると思うんですが)教えていただけないでしょうか??
- ベストアンサー
- 歴史
- フランクフルト学派について
19歳の者です。 今、オルクハイマー、アドルノ共著の『啓蒙の弁証法』を 読んでるのですが、内容がいまいち分かりません。 私の読解力の乏しさもあると思いますが、 それ以前にフランクフルト学派に関する知識がありません。 この系譜を遡ると、マルクス、ヘーゲル、・・・プラトンに達するのです が、やはり、古代ギリシアから勉強しなくてはならないのでしょうか? また、どの書籍に当たればよいか教えていただけると幸甚です。 加えて、これは所謂伝統的唯物論弁証法(?)の勉強になるでしょうか? ※「啓蒙の概念」という箇所を読んでいますが、高校の世界史で学んだことに援用でき、新しい歴史の見方や発見があって大変有為です。より一層理解を深めたいのでみなさまのご教唆よろしくお願いします。
- 締切済み
- 哲学・倫理・宗教学
- 質問場の量子論,相対論を勉強するための前提知識
場の量子論とか一般相対論を学ぶための前提知識としてあった方がいいのは何でしょうか? 場の量子論というのは量子力学より一歩進んだ理論なのですか,それとも全く別物でしょうか? 物理の各分野間の関連(これを勉強した後はあれを勉強するといいとか)も簡単に教えていただけるとありがたいです.
- ベストアンサー
- 物理学
- マルクス主義における文明と文化の考え方
議論なき、哲学はあるものかと思っておりますが、禁止とのことで、質問を変えて投稿いたします。 ある本に、19世紀のドイツでは、文明を機械、技術、物質的要素に関わるもので、文化を価値観や思想、高度な知的、芸術、道徳的な社会的質と定義したとあります。 しかし、マルクスの史的唯物論によると、文明に関わる、機械・技術・物質的要素は「生産手段」や「自然的生産条件」等の下部構造、上述の文化が上部構造となります。 文明は文化の総体と定義すると、逆転します。 マルクスはドイツのヘーゲルの考えを逆転させ史的唯物論を考え出したようですが、19世紀における文明と文化の定義も逆転させたのでしょうか? 恥ずかしながら、マルクス自身が書いた本は読んでおりませんので、どなたか、分かりやすく回答をいただけると幸いです。
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
お礼
またも誠に有難う御座います。
補足
表看板をわざわざ、無修飾の Biolinguist にまでなさって居られますので、てっきり、唯物論のみに加担なさるものかと考えました。 生物言語学と言われましても、生態学的アフォーダンスのギブソン一派でさえ、エコ・システムの議論などせずに、詰まる所、結節点としての大脳生理に頼りますので、生物学の内、ほぼ生理学のみに基づくと解釈し、意訳して、生理言語学と造語してしまいました。要らぬ御手間を取らせまして申し訳御座いません。 恐れ入りますが、御所説を以てしての、金谷説の批判を、可能な限り詳しく展開して頂けますでしょうか。即座には無理かも知れませんが、アラートの設定はして御座いますので、気長に待たせて頂きます。お書きに成りました事だけでは、御推理の全容が丸で掴めませんので、何卒、宜しく御願い申し上げます。 また、ラネカー、タルミーらへの、ヘーゲル学派の批判に対する反批判も御聞かせ下さい。