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葉のデンプンを調べる実験について

小学校6年生の理科で、「植物の葉が光合成によってデンプンを作っていることを確認する」という実験をします。 その手順は、 (1)葉を熱湯にひたして柔らかくする (2)アルコール(エタノール)に浸けて、葉緑素を抜く (3)またお湯にひたして、やわらかくする (4)ヨウ素液にひたして、色の変化を見る ここで疑問なのですが、(1)(2)(3)の手順で、葉のデンプンが流れ出てしまうことは無いのでしょうか? 特に(2)は、葉緑素を抜くために行うのですが、このときにでんぷんも一緒に抜け出てしまわないのははぜですか?

noname#256983
noname#256983

質問者が選んだベストアンサー

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  • 4017B
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回答No.3

>流れ出る、抜け出る ああ質問者のイメージを理解しました。え~っと分子構造とかって話は分かりますかね?まあ要するに「デンプンの分子はミクロ世界の基準ではとてつもなく巨大」なので、葉っぱの細胞膜をそのままでは通過できないのです。 エタノールや水は分子の大きさが非常に小さいので、細胞膜を余裕でどんどん通過出来ます。この時に一緒に溶けている物質も自由に出入りする事になります。なので葉緑素の緑色(クロロフィル)は流れ出ます。 葉っぱの細胞膜がフィルターの役割を果たし、巨大分子であるデンプンのみが取り残され、他の余分な小さな分子化合物などは外へエタノールと一緒に流れ出てしまうみたいなイメージで考えてください。 この時に葉っぱを磨り潰して細胞膜を破壊してしまえば、デンプンも葉っぱの外へ抜け出す事が可能になります。なので実験工程では葉っぱを丁寧に扱い、余計な傷などを付けない様に注意します。

その他の回答 (2)

  • 4017B
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回答No.2

それは各々の物質の「脂溶性」か「水溶性」かの違いによるものです。 エタノールで葉緑素の色が抜けるのは葉緑素の緑色の元になっている「クロロフィル」という物質が脂溶性であり、水には溶け出さない代わりにエタノールには非常に良く溶ける性質を持つため、葉っぱをエタノールに漬けて置くと緑色が抜けて白っぽくなるのです。全ての物質では無いですが、一般的に脂溶性の物質はエタノールに溶けやすい性質を併せ持ちます。 で、質問者の疑問は「その脱色過程でデンプンも溶け出さないのか?」という事ですが。まずデンプンは水に溶けません。同じく油にも溶けず、エタノールにも溶けません。なので少々、お湯に浸けたりエタノールで洗ったくらいでは葉っぱ内部のデンプンにはほとんど影響が無いのです。 従って例文にあるような脱色処理を行っても、葉っぱ内部のデンプン質はほとんど影響を受けず、そこにヨウ素溶液を垂らすと化学反応が起きて紫色の変色反応が観察出来ます。 P.S. 高温で熱水処理したり、或いは塩酸や水酸化溶液などの酸で処理するとデンプンも性質が変化します。

noname#256983
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 私は、液体(エタノール・水)にさらされることで、葉のデンプンが「流れ出る」または「抜け出る」ことがないのかを質問しています。 4017B様は「デンプンはエタノールや水に『溶けない』」と書かれていますが、それはそうとして、「流れ出る」「抜け出る」こともない、ということなのですね? 例えば水や油に溶けない「泥」で汚れた布を液体(水や油)にひたすと、繊維に混じり込んだ泥が流れ出て、その液体は泥色になりますよね。けれど質問の実験に関しては、葉からデンプンが「流れ出る」ことはないということとなのですね? かなり素朴な疑問でして。

  • NOMED
  • ベストアンサー率30% (522/1724)
回答No.1

いえ 葉にデンプンがあると分かるだけで、作っていることを確認はできません

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