なぜアルカリ性？ （中学）

質問

ほぼ同じ大きさもオオカダナモを、二酸化炭素を吹き込んで緑色に調節したBTB溶液を入れたA,B2本の試験官にそれぞれ入れてゴム栓をし、Bのみをアルミニウムはくで包んだ。
A、B両方を1時間光にあてたところ、AのBTB溶液は青色になったが、BのBTB溶液は黄色になった。
この理由を（光合成）（呼吸）（二酸化炭素）の3つの語句を使って説明しなさい。

という問題なんですが、なぜアルカリ性（青）になったのかわかりません。

誰か教えてください。お願いします。

回答No.5

sngPoi2

BTB溶液の色変化は下記となります。
BTB溶液はアルカリ性に調整され、青色の状態でビンに保存されています。
・黄色　＝強酸
・黄緑色＝弱酸
・緑色　＝中性
・緑青色＝弱アルカリ
・青色　＝強アルカリ

下記を水に溶かすと...
・二酸化炭素は「酸性」を示し、
・酸素は「中性」を示します。

光合成は、光エネルギーを使い二酸化炭素と水から炭水化物と酸素がつくられます。

○試験管A
光合成に依って、試験管の中の水に溶けていた二酸化炭素が減ると、
BTB溶液は調整する前の状態にもどり、青色を示すようになります。
同時に呼吸も行い二酸化炭素を出しますが、光合成によって使われる二酸化炭素のほうが多いので、試験管の中の二酸化炭素はなくなってしまいます。
※酸素は水に溶けたときに中性なので、BTB溶液の色の変化には関係ありません。

〇試験管B
光を当てないようにしたオオカナダモは、呼吸だけします。
呼吸によって試験管の中の水は、酸素が減り二酸化炭素が多くなります。
二酸化炭素が溶けた水は酸性を示すので、BTB溶液は黄色になります。

回答No.4

c80s3xxx

この質問のポイントは，二酸化炭素を消費したのなら，中性になって終わりじゃないの，ってことじゃないのかねえ．緑じゃなくて青までいく理由は何，ってことなんじゃないかねえ．
まあ最初何かでアルカリ性にしてあったから，「二酸化炭素を吹き込んで緑色」にできるわけで，二酸化炭素を使い尽くせばもとの青になるってことなんだけど，この実験自体，いまひとつ感心しないよなあ．pHが上がる，下がる，ならともかく，酸性，アルカリ性というところがねえ．

回答No.3

nihonsumire

回答者の方々に、生意気に補足します。BTB溶液は、3種類あるのです。アルカリ性のBTB溶液（青色）、中性のBTB溶液（緑色）、酸性のBTB（黄色）です。
　二酸化炭素、息を吹き込んで緑色に調整したということは、二酸化炭素がなくなれば、もとの青色に戻るわけです。すなわち、光合成で二酸化炭素が使われたということを見て判るようにしたということです。
　黄色になったということは、酸性の物質がオオカナダモから出たということですね。ここは、光が当たらないので呼吸をし、二酸化炭素がさらに増えたので酸性のBTB溶液になったということです。
　理屈が分かりましたか。あとは、簡潔に書くだけです。これは大切な問題で、高校入試にもよく出ます。とてもいい質問でしたね。

回答No.2

ponyo7

二酸化炭素で炭酸水を作ったのですから炭酸水は酸性です。二酸化炭素を吹き込んで中性の緑にしたという事は実験前はアルカリ性の青色にしていたのです。
Ａは光合成の材料として二酸化炭素を使いますので酸性の材料となる二酸化炭素が減り、元のアルカリ性の青色になります。
色の変化はアサ中の青木緑と覚えます。アルカリ青、酸性黄、中性緑です。

回答No.1

noname#233923

光を当てたオオカナダモは，光合成をします。
光合成をするとき，試験管の中の水にとけていた二酸化炭素を使います。
二酸化炭素が減ると，BTB溶液は呼気を吹き込む前の状態にもどり，青色を示すようになります。

参考URL：

https://www.benesse.jp/teikitest/chu/science/science/c00629.html