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木造家屋の強度評価

木造二階建ての家屋ですが、築年数が同じであればその強度も同じ程度と評価されるでしょうか。 旧耐震基準で建てられた家だから、云々とよく言われますが、柱の太さや壁の材質・厚さによってもその強度は変わるのではないのかと思うのです。一概に築何年だから、旧耐震基準で建てられたからというだけで評価は変わるのでしょうか。 因みに成人するまでいた家は築100年以上でしたが、建て替えるときでもしっかりしていたように覚えています。 今の家とは違うといってしまえばそれまでですが、建て方により古い家よりも新しい家のほうが強度が低いということもあるのではないかと思っているのですが、どうなのでしょうか。

みんなの回答

  • tai-yu
  • ベストアンサー率32% (231/721)
回答No.6

>木造二階建ての家屋ですが、築年数が同じであればその強度も同じ程度と評価>されるでしょうか。 耐震診断では、築年数が同じでも、壁の配置や壁の種類、劣化状況等を考慮して耐震性能を判断します。 >一概に築何年だから、旧耐震基準で建てられたからというだけで評価は変わるのでしょうか。 旧耐震基準自体の設定が低いため、法ぎりぎりで建てた建物は一概に地震に弱いです。 >因みに成人するまでいた家は築100年以上でしたが、建て替えるときでもしっかりしていたように覚えています。 見た目で地震に対して強いと判断できるのであれば、誰も計算しません。 しっかりしているように見えるだけです。地震に対して強いかどうかは見た目ではわかりません。 >今の家とは違うといってしまえばそれまでですが、建て方により古い家よりも>新しい家のほうが強度が低いということもあるのではないかと思っているの >ですが、どうなのでしょうか。 もちろんその通りです。古い建物でも強い建物はいくらでもあります。 ちなみに木造住宅を建てるのに構造計算はしません。壁量計算といって、誰でも簡単にできるよう壁の仕様と必要長さのみ規定することによって、結果的に地震に強い建物が出来るような仕組みになっています。 言い換えると法の壁量計算を満足しなくても、地震に強い建物は存在します。 古い寺社仏閣は壁量計算を満足しなくても地震に耐えています。

  • sirousagi1
  • ベストアンサー率35% (717/2007)
回答No.5

建物の耐震強度を測りたいとしたなら、自治体で受け付ける耐震診断制度があります。昭和56年5月31日以前着手の住宅や同じく伝統工法による住宅も対象です。 新耐震でないと評価は低いのか というと、そうでもありません。 上部構造で、1.5以上は倒壊しない、 1.0~1.5未満は一応倒壊しない、  0.7~1.0未満は倒壊する可能性がある、 0.7未満は倒壊する可能性が高い 評価にあたっては、通し柱と構造壁の位置関係、筋違いの位置や数、基礎の状態、建築金物の有無、建物の劣化状態などが主だった調査項目です。 その中で、使用されている材料や工法によって「壁強さ倍率」が計算ででてきます。 東日本震災時、津波被害以外で新耐震基準の住宅は倒壊を免れていたそうです。 但し、熊本地震では、新耐震基準でも倒壊した家があったといいますが、原因は2階の柱位置の過半以上が1階の柱と同位置になかったことで、効率よく基礎へ振れた力が伝達しなかったからだそうです。(柱の直下率が悪い) 伝統工法のよいところは、太い柱を梁が貫いていることで、梁と柱が維持でる点です。また、木舞い壁の存在も大きい。 現代住宅のように揺れた際に梁から1階の柱が抜けて、ホゾに戻らず倒壊に至ります。それを防止すべく壁の強度に応じた建築金物を設置します。 どんなに、昔ながらの家を建てたいとしても、現行建基法に沿わないとどうにも ならない現実があります。

johm841221
質問者

お礼

ありがとうございます。お答えいただいたところぐらいまでは理解しているのですが・・・。

回答No.4

>木造二階建ての家屋ですが、築年数が同じであればその強度も同じ程度と評価されるでしょうか。 一概には言えません。 家屋の強度というのは手入れ次第で変わってきます。 最近よく話題になる空き家が崩れたようになっているのはこのためです。 >柱の太さや壁の材質・厚さによってもその強度は変わるのではないのかと思うのです。 ご指摘の通り強度は変わりますが「耐震基準」というのは使われている材質よりも構造が基準となっています。 >一概に築何年だから、旧耐震基準で建てられたからというだけで評価は変わるのでしょうか。 「評価」とは不動産売買の際の価格でしょうか。 であれば、耐震基準云々では変わりません。 筑後3年以上経てば商品としての価格はほぼゼロです。 とは言え評価する不動産屋次第の面があります。 見てくれが小綺麗ならそれなりに評価する不動産屋もいます。 >成人するまでいた家は築100年以上でしたが、建て替えるときでもしっかりしていたように覚えています。 おそらく戦前の建物かと思いますが、素人目では柱の太さが違っていました。 昭和20年代から昭和40年代のものは木材不足で柱が細くいわゆるきゃしゃな建物でした。 >建て方により古い家よりも新しい家のほうが強度が低いということもあるのではないかと思っているのですが、 ものによりけりです。 蛇足 日本の木造建築というのは木材どうしを組み合わせる際にごく僅かに緩く組み合わせていました。 地震などで大きな力が加わるとずれるようにしていました。 お互いにずれることで力を吸収したり分散させたりしていました。 参考 知れば知るほど奥が深い組木に世界が大注目。その魅力を大公開 ... http://hidakuma.com/blog/kumiki/ 鉄骨などを使う欧米の建築は力に耐えることを主眼としています。 参考 【木組みの家(1)】通常の木造住宅とは似て非なる、本来の日本の伝統 ... http://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00167/ 上記の組木をやるには使用する木材の性質に応じて一つ一つ微妙に変えてやる必用があります。 参考 大工職人の手刻みの家へ | 千葉の注文住宅,職人による手刻み,上質な ... http://www.tomoro.co.jp/tekizami.html 注)広告記事ですが投稿した工務店とは関係がありませんので誤解なきように願います。 最近のプレハブ住宅は工場で大量生産するために使用する木材を規格化された鉄骨と同じように取り扱うことから組木が使えません。 金具で止めてボルトで固定してあります。 古い寺院などの大型の建築物は200年前後でバラバラに解体して補修することが前提になっていました。 戦後定められた建築基準法は欧米式に鉄骨を前提としていた。 この結果解体修理をした直後に建築基準法に合致しないので認められないという事件が起きました。 延々と議論を重ね特例ということで何とか済ませたことがありました。 現在は建築基準法が改正されています。 或いは又、法隆寺を世界遺産に指定する際に国際会議で解体して修理してあるので遺跡とは認められないということになり説得するのに時間がかかったことがありました。

johm841221
質問者

お礼

なるほど。いろんな知識をありがとうございます。なんだか、いまの建築基準法自体が眉唾もんのように思えてきました。今対象としているのは、戦後ではありますが、宮大工の心得のある大工さんが自ら建てた家です。

  • nsan007
  • ベストアンサー率30% (941/3104)
回答No.3

昭和56年6月以降に建てられた建物は新耐震基準によ建てられていますし、建築確認申請時に構造計算ををチェックされますし、当時の住宅金融公庫を利用した物は中間や完了の検査を受けていますから、問題ないです。 それ以前の物は個別に大きく違います。筋違いと呼ばれる壁に入れる斜め材が有るとないとでは1.5倍の強度が違います。 昔は筋違いは無くてもしっかりとした土壁が在りますが、計算上では土壁あまり計算上は強度は見れません。 建てる時期よりも、柱の大きさや、壁の量、バランスの良さなどで差が有り一概に言えません。 何百年ももっている日本古来の建物も有りますし、柱だけで壁の無いお宮の拝殿等は地震では簡単に崩壊します。 日本古来の耐震構造にも驚くべきものももあり特に5重の塔などで中心に吊り下げた大きな丸太が有りますが、今でいう免震構造を当時すでにやっていたたら、倒れないのです。 古い新しいだけで耐震性の強い弱いは一概に言えません。

johm841221
質問者

お礼

そうですね。ありがとうございます。

回答No.2

Q、建て方により古い家よりも新しい家のほうが強度が低い? A、一般論としてはあり得ないこと。  そりゃー、1%以下の確率で例外的に堅牢な古屋があるかも知れない。が、それとてメンテナンスしてなきゃー脆弱な個所がアチコチに散見されるでしょう。もちろん、「人生色々、新築も色々」ですよ。我が団地にも、「ゲッ、耐震性能なんておよそねーな!」て戸建てもありますよ。ですが、時代的に標準的な品質で建てられた家屋ですと、「新築>古屋」は当たり前のことです。

johm841221
質問者

お礼

そうでしょうか。今の建売の家を見ていると、大丈夫かなと思うくらいお粗末な材料を使って、速さと価格だけの勝負というのもあるんじゃないかと思われるんですが。

回答No.1

  耐震基準・・・その基準で建てなければならない基準です。 同時期に建てられたなら、同じ基準に従うように建てられてるのですから、最低の強度は同じです。 ただし、耐震基準だけでは不満だからより強い家にしてくれと特別注文をして建てられた家は他の家より強いでしょう。   100年昔の建物はその当時の基準で建てられてます、今のようにデーターを駆使した基準でなく経験を元にした基準ですが結果的に地震に強い家なのでしょう。 1300年以上も前に建てられた法隆寺の五重塔が度重なる地震でも無傷なのは当時の経験による基準が素晴らしかったのでしょう。  

johm841221
質問者

お礼

それはそうですが。基準をクリアしたからといっても、最低限の条件をとおっただけではないでしょうか。

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