はんだボイドの影響とは?電気抵抗、熱伝導、強度の変化を解説

このQ&Aのポイント
  • はんだボイドの発生により、はんだ接合部の電気抵抗が高くなることがあります。
  • ボイドにより、はんだ接合部の熱伝導が阻害される可能性があります。
  • はんだボイドが発生すると、はんだ接合部の強度抵抗が下がることがあります。
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はんだ ボイドの影響について

導電目的で銅線材同士をはんだ付した際に、”ボイド”が多く発生する程はんだ接合部の 1)電気抵抗が高くなる 2)熱伝導を阻害する 3)強度抵抗が下がる と言われておりますが、それぞれのメカニズムがよく理解できません。 2)は空気の断熱効果、3)は接触面積の低下によるものかと推察しますが、 特に1)の理由については見当つきかねております。 ご存知の方おられましたら、是非ご教示をお願いしたく。宜しくお願い致します。

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noname#252929
noname#252929
回答No.1

ボイドとは、別の言い方をすれば「す」のことです。 すというのは、空洞や異物がある状態ですから、ハンダは詰まっていません。 簡単に考えてみればわかると思いますが、電気抵抗は、断面積に反比例することはわかると思います。 鉄球の断面積と、風船のゴム部分を金属と考えての断面積。 同じ直径なら、どちらが小さい(抵抗が大きい)ですか? (風船の中の空気は、すと同じで、空間になるわけです) これだけで、1~3までの全てが理解できるかと思いますが。

satsukichi
質問者

お礼

ありがとうございました。

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