バーナーの燃焼カロリーと空気比

このQ&Aのポイント
  • バーナーの空気比と燃焼カロリーについてお詳しい方いましたら教えて下さい。
  • 熱処理炉のバーナーについて、空気比と燃焼カロリーの関係について調査しました。
  • 熱処理炉のバーナーの空気比と燃焼カロリーにはどのような関係があるのか、詳細を教えてください。
回答を見る
  • 締切済み

バーナーの燃焼カロリーと空気比

熱処理炉を加熱する際のバーナーについて 特定指定工場という事で、熱処理炉のバーナーの空気比調整を実施する ことになりました。管理基準は空気比1.2-1.4 で排ガス中の酸素濃度が 4-5%程度になるようにとの事でした。弊社のバーナーを調べてみた所 ガスリッチで、COが出ていました。空気比を調整したのですが 空気比1.2の状態と今回の様にガスリッチでCOが出るくらいの状態でバーナー の燃焼カロリーを比較すると、どちらが大きいのでしょうか? 環境に対しては空気比1.2くらいがいいかも知れませんが、熱処理炉を 操業する立場からすると、早く所定の温度まで到達して処理を早く終わらせた 方が、生産的にも環境的にもベターなのではと感じてしまいました。 バーナーの空気比と燃焼カロリーについてお詳しい方いましたら教えて下さい。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

リッチな空燃比時は、空気(酸素)供給量が燃焼カロリーを決めるし リーンな空燃比時は、燃料供給量が燃焼カロリーを決めますので どっちが燃焼カロリーが大きいかは一概に言えないはずです。 基本は理想空燃比で運転するのがもっとも有効なはずですが、 環境的に言えば多少リッチ気味に振っといて3元触媒で処理するという 自動車排気ガス処理的手法が簡易でありますが 設備の規模によってエマルジョン燃料を使うとか取れる手法は変わりますね。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

バーナーの空気比と燃焼カロリーの関係についての理論は至極 簡単で高校生でもわかるのですが、空気比を出来るだけ小さく して1にすればよい筈です。 そして「燃焼カロリー(あとに注意書き)」は空気比を増やすに 従い減少します。  注:正確な意味での燃焼カロリーは空気比を増やしても、増加せず    逆に冷たい燃焼用空気量が増えるわけですので、加熱用熱量と    いう意味での「燃焼カロリー」は減少します。 ここまでは高校生でもわかりますが、それから先はあなたさまのような 専門家でなければ手に負えません。 現実には多少多め(空気比1以上)にしなければ、燃料の一部が燃焼 して熱量になる前に排出されるからです。 しかし空気比を増やしてゆけば、一方で燃料は完全に熱量にかわり 冷空気がどんどん入ってくる一方で温度のある排ガスがどんどん 増えてエネルギー損失が増えます。 省エネ法はこのような無駄を省くために、空気比を管理せよということ ですが、前提があります。 それは、バーナー部で燃焼が完結するというものです。この前提が違え ば話は違ってきます。 <早く所定の温度まで到達して処理を早く終わらせた方が、生産的 にも環境的にもベター>というあなたさまのお説の通りです。 空気比を適切に減らせば最高温度は上昇し、所定の温度まで到達する 時間が短くなる筈です。しかし、あなたさまの経験からすると事実は 異なる。 考えられる原因の一つは、燃焼がバーナー部だけではなくバーナーを 出たあとでも続くことがあります。低NOXバーナーでは意識的に そうしています。 そうすると、空気比は管理指標として不適ですから、熱処理品重量に 対する燃料量(熱処理温度が一定だとして)などを管理指標として 選択する必要がありそうです。 なお、既設のバーナーの性能が悪くて、少量の空気で燃焼が完結する 筈なのに、無駄に大量の空気を入れて大きな空気比にした方が温度 上昇がはやく、結果的に損失を増やしているという可能性もあります。 設備毎に事情が異なりますので、一律の取扱はできないと思います。

関連するQ&A

  • バーナー燃焼時の過剰空気

    バーナー燃焼について分かりません。 燃料に対する空気量について、理想空気量を超える流量を供給した場合(過剰空気)、完全燃焼時に比べて発熱量は下がりますか? (熱損失?につながりますか?)

  • 予混合燃焼バーナの予混合気からの空気比測定方法

    プロパンガスの予混合燃焼バーナの予混合気から、プロパンガス成分又は燃料ガス成分を分析し、燃焼空気比を測定する方法で最も正確で安価なガス分析装置又はシステムに知見の有る方が居られましたら、具体的な方法についてご教授願います。

  • 予混合燃焼バーナの予混合気からの空気比測定方法

    プロパンガスの予混合燃焼バーナの予混合気から、プロパンガス成分又は燃料ガス成分を分析し、燃焼空気比を測定する方法で最も正確で安価なガス分析装置又はシステムに知見の有る方が居られましたら、具体的な方法についてご教授願います。

  • 燃焼温度

    燃焼温度について教えて下さい。石油燃料全般に添加し燃焼効率を改善する添加剤を販売するようになりましたが、A重油を使用しているボイラー等の内燃焼機関に付いて素人で知識が無い為、燃焼効率が良くなれば炉内の燃焼温度は高くなるのでしょうか?空気比は固定したとして。 また、一般的にボイラーの燃料噴射量は炉内の温度に応じて自動調整されるのでしょうか? どなたか、素人にも解るよう教えて下さい。

  • 空気過剰条件における不完全燃焼

    ...は起こり得るのでしょうか? 工学量論の問題設定に次のようなものがあったので質問させていただきました 90wt%C,10wt%灰分のコークスを空気で燃焼させる。煙道ガスの分析値は,N2:78.6%,CO2:14%,CO:1%,O2:6.4%である。また燃え殻中の灰分と未燃焼炭素質量比は4:1である

  • 燃焼工学について質問です!

    予混合バーナー火炎の燃焼ガスについてなんですが,流量,流速一定において,空気比が上がるにつれて,燃焼ガスの二酸化炭素の濃度が下がる場合はあるのでしょうか??あるならそれはなぜでしょうか??教えてください。お願いします。

  • 空燃比について

    以前別件で質問をさせて頂いた際に、ある方から頂戴したアドバイスを読んでいて、実は自分は空燃比について良く理解できていないことに気付きました。詳しい方おられましたら、宜しくお願い致します。 理論空燃比14.7というのは、『爆発燃焼に寄与する燃料と空気が互いに過不足無く供給されている状態』と理解しています。この前提に立つと『理論空燃比から少しでもずれれば、多少なりとも燃料または空気の過不足が起きる』と言い換えることができるはずです。空燃比が概ね12~17程度の範囲内にあれば、爆発燃焼自体は行われるそうですから、このレンジ内で考察してみます。たとえば空燃比13と濃い目の状態ならば爆発燃焼が完了した後に、燃料過多(空気不足)により生ガスの一部がそっくり燃え残っていて、空燃比16と薄めの状態なら空気過多(燃料不足)によって空気の一部が新鮮なまま残っている、という解釈でよろしいでしょうか?もしそうならば、分からないことがあります。エンジンが最も高出力が出せる時の空燃比を出力空燃比といい、最も燃費が良くなるときの空燃比を経済空燃比といって、それぞれ理論空燃比から多少外れた空燃比率だといいます。ということは、そうした状態のときは、多少なりとも燃料または空気の一部が爆発燃焼に寄与せずに余っているのではないでしょうか?爆発燃焼に寄与していないガソリンや空気というのは、まったく仕事をしていないのだから、それ自体存在しなくても同じだと思います。つまり、最初から燃え残ることが分かり切っているガソリンまたは空気を余分に投入したときに、最大の出力が出せるとか、最高の燃費に到達する、というのことが理解できないのです。 宜しくお願いします。

  • ボイラー ポストパージ

    ボイラーの ポストパージ について質問します。通常、ボイラーの燃焼が停止したら、ポストパージすると思います。それで、質問です。 1 プレパージは、バーナーが空気を吸い込んで、バーナーファンで、炉内を一定時間を換気すると思いますが、ポストパージも同様に、燃焼が停止したら、バーナーが空気を吸い込んで、バーナーファンで、炉内を一定時間を換気するのしょうか。  最近、私の勤務する施設の炉筒煙管ボイラーは、燃焼が停止しても、ポストパージは、していないみたいなのですよね。バーナーが空気を吸い込んで、バーナーファンで炉内に空気を送っていないみたいなのですよね。ファンがまわれば、音がするのでわかります。  ポストパージの方法は、バーナーが空気を吸い込んで、バーナーファンで、炉内に空気を送る以外にあるのでしょうか。  すみませんが、ご教授お願いします。

  • ロータリーキルンにおける燃焼状態の調整について

    会社の守秘義務に触れる恐れがあるので、あまり詳しく説明できないのですが、勤務先でロータリーキルン(熱源は重油をバーナーで燃焼)を運用していますが、排熱で温まった空気を二次空気としてバーナーと一緒に炉内に吹き込み、燃焼を補助しています。 問題はこの二次空気の使用量の調整方法ですが、ファンモーターのインバーター調整と、「ファン→バーナー」のダクト途中のダンパーを両方併用して調整しています。 私はダンパーを全開にしてインバーター制御のみの調整方法にすれば、操作の簡略化、ファン消費電力の省エネに繋がるのではないかと思いますが、古参社員に「窯の雰囲気が変わってしまう。ダンパーを併用することに意義があるのだ」という趣旨で反対されています。(具体的にどう問題があるのかは説明がない) 私は二次空気の風量は把握してあるので、インバーターで風量を調整するだけではないか?と考えています。 この場合二次空気の風量と温度以外に考慮すべき要素があるのでしょうか? 一点だけ不確定要素があるとすれば、二次空気がダンパーを通過した後の気流の乱れですが、ダンパーからバーナー吹き出し口まではダクトで4m程あり、90度の2ヶ所のカーブがあるため気にする必要はないのでは無いかと思います。 もう一点、この二次空気は燃焼温度を上げるために使用しているものだと理解していますが、炉内雰囲気が高温になりすぎた場合、この二次空気に外気の冷風を取り込み、炉内温度を下げる操作を行います。私の考えでは二次空気の使用量を減らすことで同じ効果が得られるのに、この操作は本末転倒ではないかと思いますが、よそのロータリーキルンでもこのような操作を行うことは一般的なのでしょうか? 社内機密等で答えにくい内容かと思いますが、一般的・原則的な話でも結構ですのでどなたかご教授ください。 よろしくお願いします。

  • 燃焼反応について

    吸収等の実験で、計算通りに行かず、困っています。どなたか解りやすい回答をお願いできませんでしょうか。問題は以下の通りです。宜しくお願い致します。 アンモニア合成用のN2ーH2混合ガスは、発生炉ガスと水生ガスを混合して調整される。この際、COは水蒸気との反応によってH2に変換され、生じたCO2は吸収塔で除去される。以下を参照の上、1)2)を求めよ。 CO+H2O(水蒸気)→CO2+H2 成分    CO  CO2  N2  H2 発生炉ガス 20%  2%  78%    =100 水生ガス  50%         50% =100 1)量論比N2:H2=1:3とする為の発生炉ガスと   水生ガスの混合比を求めよ。 2)合成ガス1molあたりの除去すべきCO2の   mol数を求めよ。