• ベストアンサー

バーナー燃焼時の過剰空気

バーナー燃焼について分かりません。 燃料に対する空気量について、理想空気量を超える流量を供給した場合(過剰空気)、完全燃焼時に比べて発熱量は下がりますか? (熱損失?につながりますか?)

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数6

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • okormazd
  • ベストアンサー率50% (1224/2412)
回答No.1

理論空気量で、完全燃焼できたとすると、そのときの発熱量と、過剰空気を供給して完全燃焼したときの発熱量は同じです。 燃焼は燃料物質と空気(酸素)が接触する必要がありますが、理論空気量だけでは燃料と空気の混合が十分にはできないので、完全燃焼できません。それで過剰空気が必要なのです。 理論空気量で完全燃焼できたときと比べると、過剰空気の加熱に発熱量が使われてしまうので、同じ燃料消費量なら、発生した燃焼ガスの温度が下がります。この燃焼ガスを他の物質の加熱に使うのであれば、その分損失ということになります。 したがって、完全燃焼するのに十分なだけ過剰だが、それよりは過剰にならない最小の空気量で燃焼させるのがいいことになります。

takesi2000
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • ohkinu1972
  • ベストアンサー率44% (458/1028)
回答No.2

エネルギー保存則が成り立ちますので、 完全燃焼すれば、空気過剰率によらず発熱量は同じと考えて良いと思います。 ただし、燃焼ガスの温度は空気が過剰な分だけ低くなり、 ガス量も増えますので、ボイラのような場合は排気損が増える傾向になります。

takesi2000
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。

関連するQ&A

  • バーナーの燃焼カロリーと空気比

    熱処理炉を加熱する際のバーナーについて 特定指定工場という事で、熱処理炉のバーナーの空気比調整を実施する ことになりました。管理基準は空気比1.2-1.4 で排ガス中の酸素濃度が 4-5%程度になるようにとの事でした。弊社のバーナーを調べてみた所 ガスリッチで、COが出ていました。空気比を調整したのですが 空気比1.2の状態と今回の様にガスリッチでCOが出るくらいの状態でバーナー の燃焼カロリーを比較すると、どちらが大きいのでしょうか? 環境に対しては空気比1.2くらいがいいかも知れませんが、熱処理炉を 操業する立場からすると、早く所定の温度まで到達して処理を早く終わらせた 方が、生産的にも環境的にもベターなのではと感じてしまいました。 バーナーの空気比と燃焼カロリーについてお詳しい方いましたら教えて下さい。

  • ガス燃料バーナーのガス燃焼量の調整で、ガス流量計が他のガス燃料機器と一

    ガス燃料バーナーのガス燃焼量の調整で、ガス流量計が他のガス燃料機器と一緒の為、単独でガス流量が測定出来ません。 燃焼中のガスバーナーのガス圧力及び差圧で簡単に流量を算出出来る計算式が有りましたら教えて下さい。あまり精度は問いません。概算流量でも結構です。

  • 燃焼工学について質問です!

    予混合バーナー火炎の燃焼ガスについてなんですが,流量,流速一定において,空気比が上がるにつれて,燃焼ガスの二酸化炭素の濃度が下がる場合はあるのでしょうか??あるならそれはなぜでしょうか??教えてください。お願いします。

  • 燃焼計算

    熱工学の分野での質問があります。 オクタンの燃焼計算について、半径100μmの液滴を1秒間に2000個供給します。 その時の燃焼ガスの体積流量はいくらになるかを教えてください。 よろしくお願いします。

  • 燃焼について

    燃焼について分からないことがあるので質問させてください。 燃焼とは熱や光を伴う激しい酸化だと教わりました 酸化とは違って燃焼には酸素、燃料の他に発火源が必要ですが、 酸化には酸素と燃料(酸化するもの)があるだけで起きます つまり酸化と燃焼の違いは発火源があるかどうかというワケですが、 この発火源にはどういった働きがあるのですか? 発火源なし→発熱のみの穏やかな酸化 発火源あり→発熱・発光を伴う激しい酸化 この違いを教えてください。

  • 予混合燃焼バーナの予混合気からの空気比測定方法

    プロパンガスの予混合燃焼バーナの予混合気から、プロパンガス成分又は燃料ガス成分を分析し、燃焼空気比を測定する方法で最も正確で安価なガス分析装置又はシステムに知見の有る方が居られましたら、具体的な方法についてご教授願います。

  • 予混合燃焼バーナの予混合気からの空気比測定方法

    プロパンガスの予混合燃焼バーナの予混合気から、プロパンガス成分又は燃料ガス成分を分析し、燃焼空気比を測定する方法で最も正確で安価なガス分析装置又はシステムに知見の有る方が居られましたら、具体的な方法についてご教授願います。

  • 熱力学の問題

    発熱量44[MJ/kg]の燃料を用いる熱効率42%の熱機関により、動作係数4.0ヒートポンプを運動して100[kW]の熱量を供給するシステムがある。 1-燃料の消費量[kg・h]を求めよ・ 2-その燃料を直接燃焼させて熱を供給するよりも有利であるためには、ヒートポンプの動作係数はいくつ以上でなければならないか。 3-熱機関で放出する熱のうちの40[%]を回収して供給熱量に加えると全体の供給量は何[kW]になるか。

  • エンジンの設計について

    学校で課題が出されたのですが、さっぱり分かりません。困ってます。内容は、 「下記の4サイクル・オットーサイクル機関を設計せよ。ただし機械損失、放熱損失等はないものとする。 仕様は、出力80kW 燃料は発熱量44000kJ/Kgのガソリンとし、混合比(空気と燃料の重量比)=20(燃料1に対し空気20)、空気と燃焼ガスはCp=1.01kJ/KgKCv=0.721KJ/KgK、比熱比1.4の理想気体とする。 1)シリンダ数、回転数、圧縮比、平均有効圧力、圧力上昇比 2)シリンダの寸法 3)熱効率、燃料消費量 4)およその寸法、略図 なんですよ・・・。今熱機関でオットーサイクルを勉強したところで、こんな専門的な事言われてもさっぱり・・で・・・。 助けてください。。

  • エンジンにおける空気の吸入量と燃料供給量の関係について

     はじめて質問させていただきます。よろしくお願いします。  疑問に感じたことは、内燃機関についての事項です。出力、燃費を考えるに当たりガソリン燃料を使用するものは空気の吸入量を制限してこれを調整しているとのことです。 かたや、ディーゼル燃料機関は空気の吸入量は制限せず、燃料の噴出量で調整すると何処の本にもあったのですが、ここで疑問感じたことですが、どうしてガソリン機関は空気の吸入量を制限するのですか? 酸素の過剰供給を抑えるためですか?それとも窒素の吸入量を制限して窒素酸化物の生成を押さえるためなのですか?  どちらの燃料機関も炭化水素系化合物の総供給量から酸素供給量が決まると思うのですがどうなのでしょうか?またEGRを利用した機関が増えているようなのですがこの一つの効果として酸素供給量か窒素供給量を減らすためなのでしょうか?その当たりが良く分かりませんでしたので質問させていただきました。分かる方返答をどうかお願いいたします。