りん青銅の融点について

このQ&Aのポイント
  • りん青銅の融点は約980℃で、主な組成が、銅、スズ、りんになります。
  • りん青銅は60℃の環境下で材料の特性が変わる可能性があります。
  • りんの融点が44℃であるため、合金にもかかわらず、りんが融ける可能性があります。
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りん青銅の融点

りん青銅の融点について質問させていただきます。 宜しくお願いいたします。 りん青銅の融点は約980℃で、主な組成が、銅、スズ、りんになります。 60℃の環境下で材料の特性が変わりました。 具体的には、センサの一部にりん青銅を使用していますが、出力値が 変化しました。 調べたところ、りんの融点が44℃であることがわかりました。 合金にもかかわらず、りんが融けるという現象はありえるのでしょうか? ご回答宜しくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.3

>センサの一部にりん青銅を使用していますが、出力値が変化しました。 出力値がどのように、どの程度変化したのですか? 横軸を温度、縦軸をセンサ出力のグラフを描いて、温度が44℃の前後で グラフにプロットした値がジャンプした、温度-出力カーブの勾配が 明らかに変化したetcなどの結果がありますか? 形容詞による表現ではなく、具体的なデータで検討することが真実に迫る 有効な手段と思います。 グラフを掲載できる掲示板を紹介しておきます。 早速の情報提供ありがとうございます。 私は感度が鈍いのかもしれませんが、ご呈示頂いたデータは確かに 温度に対する正のの相関がありますが、45℃付近に特異点がある ようには見受けられません。 このデータで、リンの融点と関連づけることは無理がありそうに思います。 (別の要因による、一般的な温度特性のように思えます。) ご専門の方のコメントが得られることを期待したいと思います。 ご期待に添えずに申し訳ありません。

参考URL:
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi
noname#230358
質問者

補足

ご指摘ありがとうございます。 参考に載せていただいた掲示板に画像を貼り付けました。 画像1、2とも、温度依存性がある反面、45度付近で変曲点を持っています。 画像1:[2010/03/25,10:12:54] No.753     F(0);圧力を掛けていない時の出力値 画像2:[2010/03/25,10:12:07] No.752     F(A)-F(0);ある圧力Aを掛けた時と掛けていない時の出力値の差

noname#230359
noname#230359
回答No.2

「合金」と言っても 原子レベルで混ざり合う物や 分子レベルで混ざり合う物など色々。 燐も純粋な単体では金属とは呼べない代物「同素体」として金属燐がある。 融点ももっと高いはずであるし、金属中では結晶状態で存在する。 燐青銅がどの様な工程・原料で作られるかは知らないが 金属燐などの安定した状態からの製造と思われる。 調べると、金属燐は α(紫リン)・β(黒リン)とあり α(紫リン)は電気伝導性は小さく β(黒リン)は半導体 とあった。 結論的には 結晶状態の燐は安定性が温度によって活発に変化すると想像します。 その影響で電気特性が変化するのでは? 添付資料の「コネクタカタログ」でも温度による電気特性の変化が記載されています。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E9%87%91 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E7%B4%A0%E4%BD%93 http://www.tyco
noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 同素体について確認しました。 黒リン、紫リンの融点は44度よりも高いんですね・・・。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

合金元素は合金母体に固溶しているので,単独で溶融することは考え難いと思 います。ただし200℃くらいになると,再結晶化する可能性はあるように思 います。 リン青銅は銅とすずの二元合金で,脱酸度用にリンが含まれています。温度が 高いとすずの拡散過程でりんが析出することは考えられなくはないですが, りんは酸素と結びつき易く,60℃で自然発火します。仮に溶融材がリンだとし たらすぐに燃えるのでわかると思います。 リンについて http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3

参考URL:
http://www3.metecs.co.jp/seihin/05_phosphor_bronze.pdf
noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 200℃の環境ではないので、再結晶化はありません。 もし、ご存知であったら教えていただきたいのですが、 製造時に、一部個溶できていないリンが存在してるということはないでしょうか。 追記ありがとうございました。 60℃の環境下でも、サンプルが自然発火しているということはありません。 ということは、リンが固体では存在していないということになります。 45℃付近で変曲点が存在する(上記の画像掲示板参照)のは、リンの影響ではないかもしれませんね。

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