樹脂成形のゲート数と射出圧力の関係

このQ&Aのポイント
  • 樹脂成形時のゲート数と射出圧力の関係についての質問です。
  • ゲート数が多い方が射出圧力が下がるのか、ゲート数と射出圧力の関係を知りたいです。
  • 具体的には、射出成形部品のゲートが2ヶ所と3ヶ所の場合で射出圧力の違いがあるのか知りたいです。
回答を見る
  • 締切済み

樹脂成形でのゲート数と射出圧力の関係

ご質問させて頂きます。 金型での樹脂成形時に、1つの成形品に対してゲート数が少ないより多い方が全体の射出圧力は下がるのでしょうが?? 例)同じ射出成形部品でゲートが2ヶ所の場合と、3ヶ所の場合では3ヶ所の方が射出圧力は低い?? 以上、回答と理由を教えて頂きたいと思います。

noname#230358
noname#230358
  • CAE
  • 回答数2
  • ありがとう数0

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

こんにちは、圧力が下がる?確かに日本語の表現は難しいですね。 解りやすく言えば、水道の蛇口にゴムホースを付け散水しているときを思い 出してみて下さい。蛇口までの元圧は水道局のポンプから供給されている一 定のままです。それで、ホースの先を開口のまま蛇口を少しずつ開いていく と、じょろじょろと水の流量が増して行きます。では、ホースの先を手で押 さえて小さくしてみると、ホースははちきれんばかりに膨らみ水は速度を増 し遠くに飛びます。最後にホース先を完全に閉鎖してパンパンに膨らんだ状 態が水道の元圧です。蛇口から先で何をしても元圧は変わっていません。 さて、以上の話を射出成形に置き換えてみましょう。設定射出圧(元圧)を 1速1圧として計測するには樹脂が完全に充填された状態でしか検知できま せん。ゲートが1点の場合、充填までの途中である程度の右肩上がりの圧力 上昇が検知できますが設定射出圧力には達しません。 ゲートを2点~3~4と増やして行くと樹脂の流量は増しますが、その分だ け1点のときほどの綺麗な右肩上がりのような圧力上昇は検知されません。 「射出圧力が下がる」とは、たぶんこの状態のときを指しているのではない ですか? 多点ゲートの場合は、1点に比べ低い圧力でも樹脂がゲートを流れるかもし れませんが、ヒケやショートを改善する完全に樹脂を充填するには最終的に 1点とほぼ同じ射出圧や保圧設定か、場合によって高くなるでしょう。 追記として、樹脂が充填された瞬間はキャビ内圧がピークに達し反動(圧力 の戻り現象)が発生します。多点ゲートの場合、まだ硬化していないゲート に向かって溶融樹脂が逆流するのです。全てのゲートが完全に硬化するまで 保圧を保持しないとヒケや変形の原因にもなります。これは、多点と同じ効 果をもたらす口径の大きなゲートにも言える現象です。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

全体の射出圧力…というのか分かりませんが、増やすことで樹脂圧は下がると 考えられます。極端に離れた場所や、スプルーが長くなる場合はこの限りでは ないでしょうけど…。 現存のゲートと同じスプルー長さ及びゲート径で増やすのでしたら、 現在の射出条件よりも低い圧力での成形が可能です。 ゲート径を広げることで流動性が良くなる事と、条件付で等しいと 思われます。 ただ、ウチでゲートを増設する場合、主に射出圧力を下げることよりも、 充填精度、外観(シンクマーク、ウエルド位置ズラシ)等の原因から 始まります。 射出圧を低く成形したい理由?等も載せて頂けると幸いです。

関連するQ&A

  • 射出圧力についてのご質問

    ご質問させて頂きます。MoldFlow社の樹脂流動解析ソフト「MPA」を使用している者ですが、射出圧力の算出結果について調査しております。 ・ある成形部品において射出圧力が高い といった判断は解析結果からどのように読み取れば良いのでしょうか?? また、 ・ある成形部品において射出圧力が高いといった判断を下した場合、金型作成時の注意点や、設計段階における注意点は?? 以上の2点についてご指南下さい。宜しくお願い致します。

    • 締切済み
    • CAE
  • 射出成形について

    プラスチック樹脂、金型等については全くの初心者なのでアドバイスをお願いしたいのですが。 変性PPE樹脂で射出成形を行なっていますが、同じ金型を使用してナイロン66で成形した場合に完成品の寸法が設計値より小さくなってきます。 樹脂の収縮性が違うことが原因らしいのですが、成形条件等を変えればよいのでしょうか?金型を新たに設計し直さなければならないのでしょうか? 何か良いアドバイス等ありましたらよろしくお願い致します。

  • 樹脂成形のゲート切りかえ

    初歩的な質問ですが樹脂成形について質問します。 樹脂でA部品とB部品の2つの少々異なる成形品(外形寸法は同じで、ボス径が違うだけ)を製作する場合、"ゲート切りかえ" で 2個取り する とは具体的にどういった事でしょうか? ゲートはサイドを使用するとの事です。 ボス部周辺のみ入れ子構造(コア側に入れ子構造したい)にした方が良いような気がしますが・・・ ゲート切りかえとは何かがよく理解してません。 同一型(ブロック)にA部品用とB部品用にそれぞれ型を彫り、A部品とB部品を別々?に成形してそれぞれ1個ずつ同時に取り出す、という事なんでしょうか? 理想はA部品とB部品は同一数ではなく、在庫残りが発生すると困るので数を調整できるのがベストです。 コスト有利で良い成形方法があればアドバイスください。 それから、2個取り と とも取り の違いも教えてください。

  • 射出成形での樹脂づまりについて

    射出成形をして成形条件を調整していたのですが、5ショットに一回くらい5点ゲートのうち 一点からの流れが悪くなっており、明らかに充填不良を起こしていました。スプルー先端を見ると 糸が引いており、固化していない樹脂が引っ付いていました。その部分のノズルの温度を下げたところ、改善の傾向がみられました。 私の感覚だと樹脂の温度が低いと出にくくなる認識があるのですが、樹脂の温度が高い状態でも つまる?のでしょうか?樹脂の温度が高いことでなぜそのように数ショットに一回くらいつまる事象が発生したのでしょうか?

  • 射出成形 ゲート処理について

    教えて下さい。 φ8のダイレクトゲートの射出成形品をこれから生産しようとしています。 ゲート処理(カット)で困っています。 電線用ニッパ(ラウンド刃)を使ってカットした所、カット断面部が白化します。 この白化を無くしたいのですが、どのような工具を使ったほうが良いでしょうか? 樹脂材料はPPです。  *ヒートニッパーと言う物があるようですが、硬い材質用(ガラス繊維入り、PS等)と書かれています。PP材には不向きでしょうか?  ご存知の方、アドバイス宜しくお願い致します。 

  • 成形で射出圧力とキャビティ内圧は同じと見てよいか?

    PBT(GF30%)樹脂で、投影面積50cm2の製品4個取りを成形したいのですが、設計検討に入ったところで、成形機型締め力の議論になりました。要は内圧をどのような値にするかなんですが、流動解析で射出圧力は想定できるのですが、この数値を型締め力計算に用いてよいか悩んでいます。微細小物品ならそれでも良いのですが、成形品が大きくなってくると、むやみに成形型締め力が大きくなってしまいます。私は、射出圧力とキャビ内圧力は別物であるという認識で、内圧は50Mpa程度でこの数値を用いるべきかと思うのですが、知見のある方教えてください。

  • 射出圧力、射出速度の設定で疑問

    プラスチックの射出成形機について勉強している初心者です。 成形機の条件の設定を確認しているのですが、 射出圧力と射出速度を設定できるようになっています。 私が思うに、射出圧力を決めれば、射出速度は勝手に決まるように思うのですが。 その逆も同じで、射出速度が決まれば、射出圧力は勝手に決まるように思います。 間違っているとは思うのですが、どう間違っているのか分からないので 教えてもらえればと思っています。 成形機によって違うかもしれませんが、例でもいいので教えていただけると 助かります。 よろしくお願いいたします。

  • 耐候性の射出成形樹脂材料

    はじめまして。 マンションのアルミの手すりのつなぎ目に被せるプラスチック製カバーの金型を作りたいと思っています。(現在、取り付けてあるカバーの材料はスチロールかABS樹脂(?)と思われます。) 射出成形樹脂で風雨、太陽光などにさらされても、強い樹脂なんだろう、と考えています。 (10年くらいは、もたせたいとお客さんから言われてます。) 最初、お客さんにポリプロピレン製を薦めましたら、長持ちしないのでは、と注意されました。 どなたか、アドバイスをお願いいたします。

  • 射出成形 離型について

    射出成形において、製品がコア側からとれません。 症状として、手で取り出そうとするとバリバリといって突きだしピンも一緒に取れてしまう勢いです。ある部分がくいつくているのではなく全体的に張り付いている感じです、突きだしピンも適当に付いていますし、抜き勾配も十分つけてあります。 成形機の圧力や温度も試してみましたが効果はありません。 仕様 : 金型サイズ 550*600*390      成形機  350t      材料   ポリカーボ(ガラス入り) どうかよろしくお願いいたします。

  • 射出成形におけるポットとは?

    いわゆる射出成形機ではなく、 射出成形を行う機械(あいまいな表現ですみません)において、 上型と下型の間の空間に樹脂を押し出して製品を作るような装置なのですが、 材料の通り道に「ポット」という部品があるのですが、 これは何なのでしょうか。 一般用語なのでしょうか。