オフセット印刷の特徴とインキの処理方法について

このQ&Aのポイント
  • オフセット印刷は複数のローラを介してインキを引き伸ばして版にのせる印刷技術です。木版画のような筋上のものは発生しません。
  • オフセット印刷では、インキをローラで均一に塗布し、版にのせるため、筋上のものは発生しません。
  • オフセット印刷では、ローラを使ってインキを均等に版にのせるため、筋上のものは発生しません。
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オフセット印刷について

個人的な興味で印刷技術を勉強しているものです。素人で申し訳ありません。 オフセット印刷などは複数のローラを介してインキを引き伸ばして版にのせているようですが、子供の頃に木版画にインキを塗るときローラの転がる方向に筋上のものができるのを覚えています。オフセット印刷では発生しないのでしょうか?また発生するようでしたら実際はどのように対応しているか教えていただけないでしょうか?

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

ズハリ、プロがお答えします。(この件でクレ-ムを何百回と受けました) オフセット印刷は、現在12000毎時(1秒間に3枚)以上のスピ-ドで印刷されます。カタログでは最高速、毎時16000枚というスピ-ドをうたっています。 このように高速なため、ロ-ラ-の転がる方向???? へのスジなどほとんどありません。 あるとしたら、1.版(CTP版)の不良  2.水ロ-ラ-下の横振りロ-ラ-の 回転不良だと思います。(雨ふり現象) 実際にみなさんがお困りなのは、紙の流れる方向(ロ-ラ-が回転する方向???) に対して90度の方向に出るスジ目です。 これは、インクの濃度差から人間の目に識別され、機械やロ-ラ-のショック が最も一般的な原因です。 大切なのは、最終の印刷物の表面にスジがあるかどうかです。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

ズハリ、プロがお答えします。(この件でクレ-ムを何百回と受けました) オフセット印刷は、現在12000毎時(1秒間に3枚)以上のスピ-ドで印刷されます。カタログでは最高速、毎時16000枚というスピ-ドをうたっています。 このように高速なため、ロ-ラ-の転がる方向???? へのスジなどほとんどありません。 あるとしたら、1.版(CTP版)の不良  2.水ロ-ラ-下の横振りロ-ラ-の 回転不良だと思います。(雨ふり現象) 実際にみなさんがお困りなのは、紙の流れる方向(ロ-ラ-が回転する方向???) に対して90度の方向に出るスジ目です。 これは、インクの濃度差から人間の目に識別され、機械やロ-ラ-のショック が最も一般的な原因です。 大切なのは、最終の印刷物の表面にスジがあるかどうかです。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

糸引きの問題では、スピードが上がるにつれて糸の断裂が2カ所以上になる場合があります。この現象が発生するとインキが空気中に漂うようになりミスチングとと呼ばれるトラブルになります。改良にはインキのまとまり(凝集力)を強くしたり粘弾性を強くしたりします。具体的に言えば使用する樹脂の重合度を上げたり、ゲル弾性を付与したりしています。 ある程度まとまりの良いインキや墨汁のようなサラサラしたインキを使用した場合は、ローラの移動速度を落とすことで防げると思います。また、版、ローラの温度を下げることでインキの粘弾性が上がり糸を引きにくくもなりますよ。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

印刷で筋状のものができるトラブルとしては2つ考えられます。1つは版面とローラが離れていく時にインキが糸を引いてしまいその糸が版面に残りインキの膜厚に差が発生する場合。また、画線に付着したインキをローラが1回転する間に補給しきれずにインキ膜厚に差が発生した場合です。後者のトラブルは良く発生するトラブルでゴーストと呼ばれています。 前者のトラブルを起こさないためにはインキが余り糸を引かない様に設計する必要がありますが、実際は印刷機の回転が速くて糸を引くようなインキだと霧状に空中に漂うトラブルになりますね。 後者のトラブルを少なくするために印刷機の版に接触するローラ本数を3~4本にしたり版面に接触するローラに対してインキを供給するローラを左右に振ったりしています。 ゴーストトラブルはローラ間の接触圧(ニップ)が弱かったり、湿し水の供給が多すぎたりしても発生します。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 私が感じているのはおそらく1番目の問題だと思います。教えていただいた内容からすると、問題発生原因の1つに印刷機の回転速度も考えられるということでしょうか。確かに木版画の場合でもインキをローラで伸ばすとき速く走らせると細かな縦筋になるように思われます。インキ側で対応するというのは具体的にどのような内容なのでしょうか。素人的に考えるとインキをサラサラにするということなのでしょうか。私は化学屋ではないのでそのあたりはよくわかりませんが教えてください。それと、この問題はローラと版側では対策できないものなのですか?ご存知でしたらまた暇なときで結構ですので教えてください。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

木版画のような印刷方法を凸版印刷と言うもので現在はほとんど使用されていません 現在は紙面全体をアルミ版に焼付けたもので印刷します、これでは凸部がないので真黒な紙面になるのでは? 紙面を焼付けた部分はインキを残す性質があり、不要なインキを水で洗い流します(水もインキ同様でローラーを渡ってきます) 必要なインキ部分をブランケット(ゴム状)に転写されます、そのブランケットから紙面に転写されて紙面になります アルミ板を操作中にキズを入れてしまった場合はそのまま紙面に現れます、ブランケットについてもゴム状のものですから硬いもの当て凹状になればその部本に紙面があっても消えてしまいます インキと水のバランスが重要で水が少ないとインキ汚れ、逆は字太り状態になります ちなみにオフセットとはアルミ版をインキがOFFブランケットにSETさらにブランケットをOFF紙面にSETとインキが転写されることからオフセットと言います

noname#230358
質問者

お礼

回答遅くなり申し訳ございません。印刷機のしくみ自体が頭に浮かんでこず非常に難しいものに感じます。もう少し勉強してみます。ありがとうございました。

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