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続、2変数関数の極限

rabbieの回答

  • rabbie
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回答No.5

rabbie です。 背理法で証明できそうです。 証明するのは、 (x, y) が (a), (b), (c) のどれかを満たしながら -> (0, 0) となる時、その全ての場合で f(x, y) -> 0 ならば、(x, y) -> (0, 0) で f(x, y) -> (0, 0) である。 (fの収束値はゼロでなくてもいいのですが簡単のため。) の対偶で, (x, y) -> (0, 0) の時、f(x, y) -> 0 でないならば、(a),(b),(c)のどれかを満たしながら(x,y)->(0,0)としてもf(x,y)->0 とならないことがある。 です。(これであってますよね) <証明はじめ> 関数 f(x, y) は、(x, y) -> (0, 0) の時、f(x, y) -> 0 ではないとします。 まず、局座標表示で、x = r sinθ, y = r cosθとする。 (r > 0, 0 <= θ < 2π) 以下、面倒なので f(r, θ) のように書きますが、 これは f(r cosθ, r sinθ) のことです。 このとき、(x, y) -> (0, 0) の時、r -> 0 であり、さらに f -> 0 でない というのは、 (σに依存しない)ε > 0 が存在して、任意のσ>0 に対して、 r < σ かつ |f(r,θ)| > εを満たす点(r,θ) が選べる。 となります。 さらに次のような点列 A_n を考えます。 まず、上のようなε>0 を固定します。σ=1 として上のことを当てはめると r_0 < 1 かつ |f(r_0,θ_0)| > ε となる (r_0, θ_0) が存在し、 この点を A_0 とします。 次に σ=r_0/2 としてまた同じことをすると r_1 < r_0/2 (< 1/2)かつ |f(r_1,θ_1)| > ε となる (r_1, θ_1) が存在し、この点を A_1 とします。 順次A_n(r_n,θ_n)を r_n < r_(n-1)/2 (<1/2^n)かつ |f(r_n,θ_n)| > ε となるようにとる。 この点列 A_n は (0,0) に収束し、かつ |f(A_n)| > ε なので f(A_n) -> 0 でない。 次に、数列 {θ_n}を考えると、これは有限区間 [0, 2π) 内の無限数列なので、 無限回同じ値をとるか、区間 [0, 2π]に集積点をもつ(*1)。 どちらの場合も、{θ_n} の部分列で[0, 2π]内の一点に収束するものが選べ(*2)、 この収束値をαとします。点列{A_n}からこの部分列を作る点だけを取り出して改めて 点列を作り直し{A_m}とおきます。 点の順番を入れ替えなければいいので相変わらず{A_m}->0 で、かつ f(A_m) -> 0 でない。 ここでx,y座標表示に戻って、点列{A_m(x_m, y_m)}を見てみますと、 もちろん A_m -> 0 (m->∞)で、α = π/2 または 3π/2 ならば、 |x_n/y_n| = |cosθ_n/sinθ_n| = 1/tanθ_n -> 0 (b)(*3) それ以外で、 |y_n/x_n| = |sinθ_n/cosθ_n| = tanθ -> tanα (a)または(c) つまり、{A_m}は、m->∞の時 (a)(b)(c)のどれかを満たしながら ->O(0,0) だが、この時 f(A_m) -> 0 ではない。 (*3){θ_n}の部分列を選ぶ時、無限回π/2 または 3π/2 だけをとる数列を選んだ場合は,{A_m}は y軸上を(0, 0)に向かって動くのでやはり(b)の場合になります。 (*1)(*2)の証明はほかの人に譲ります <証明終わり> 大きな過ちがあったら恥ずかしいのですがどうでしょうか。 チェックお願いします。

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