• 締切済み

小説の地の文「騎士の言うそれに…」のテンスについて

皆さん、こんにちは 日本語を勉強している中国人です。 小説の狼と香辛料には 「質問修道院を後にしてだいぶ経ってから、ロレンスは騎士の言葉を呟いて、苦笑した。騎士の言うそれには心当たりがある。というよりも、この近辺にいる者ならば皆が知っていることだろう」という地の文があります。 わたしはよく分からないのは「騎士の言うそれには心当たりがある」の中の連体節の「言う」のテンス、あるいは時制です。 騎士の発話は過去の行為なのに、なぜ「言った」を使わないのですか。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2

「「読んだ、食べた」などのタの形は、基本的な用法としては、過去を表す。しかし、連体修飾句の中では、いわゆるテンスと違う現れ方をするので、注意が必要である。」(吉川武時「日本語文法入門」アルク) 事物代名詞の近称「それ」を連体修飾する「騎士の言っていた(言葉)」の場合、「言う」は継続動詞なので「騎士の言う(言葉)」と凝縮した「連体結合(ジャンクション)」ができます。 それは騎士の言っていた言葉だった。 ↓体言化(連体結合) 騎士の言っていたそれ。 ↓凝縮 騎士の言うそれ。

  • heisenberg
  • ベストアンサー率23% (591/2556)
回答No.1

僕の見解を述べます。 「騎士が言ったのは過去のことなのに、なぜ、『言った』を使わないで『言う』になっているのか?」という質問ですね? 日本語では、よく見られる表現です。 僕が思うに、これは、「歴史的現在」と言う表現方法だと思います。 過去に起こったことを現在形で表す表現方法です。 例えば、「わたしがそれを見ることは、なかった」…。 過去にことなのに、現在形をつかい、「見る」と表現しています。 多分、この文の主人公は、対象となっている物や事を見る前に立ち去ったか、意図的に、見ることを拒否したのでしょう。 「彼を勝つことは、簡単だったよ」 「旅行に行くことは、楽しかった」 「会うのは、いつも、週末だった」 「病院に行くのは、辛かった」 他にも、多くの例があります。 下記の説明は、参考になるでしょう。 御覧ください。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2%E7%9A%84%E7%8F%BE%E5%9C%A8

関連するQ&A

  • ここの「ていた」、よく分かりません

    皆さん、こんにちは 日本語を勉強している中国人です。 小説の「狼と香辛料」には 「 修道院のほうで、誰かがこちらに向かって手を振っているのだ。 「なんだ?」  下男には見えない。彼らはこげ茶色の汚い作業服を身にまとっているからだ。手を振っている者はねずみ色っぽい衣服に身を包んでいる。わざわざそちらに行くのは面倒くさかったが、無視をすると後々問題になりかねない。ロレンスは仕方なく馬の進む方向をそちらに向けた。  すると、手を振っていた者はロレンスが自分のほうに向かって歩き始めたことに気がついたのか、手を振ることをやめたようだが自分から歩こうとはしない。じっと、ロレンスが到着するのを待つつもりのようだ。教会関係者が傲慢なのは今日に始まったことではない。こんなことでいちいち怒る気にもなれなかった。  ただ、のんびりと修道院に近づくにつれてはっきりと見えてきたその姿に、ロレンスは思わず声を上げていた。 「……騎士?」 」という地の文があります。 よく分からないのは「声を上げていた」のアスペクトです。 その「ていた」は「動作の持続」という意味ですか。 「声を上げていた」を「声を上げた」に変えればいいんですか。 「声を上げていた」と「声を上げた」とは意味・ニュアンスはどう違いますか。 どうか教えて下さい。よろしくお願いします

  • 形容詞の時制、よく分かりません

    皆さん、こんにちは 日本語を勉強している中国人です。 小説の「狼と香辛料」には 「 下男には見えない。彼らはこげ茶色の汚い作業着を身にまとっているからだ。手を振っている者はねずみ色っぽい衣服に身を包んでいる。わざわざそちらに行くのは面倒くさかったが、無視すると後々問題になりかねない。ロレンスは仕方なく馬の進む方向をそちらに向けた。」という地の文があります。 よく分からないのは「面倒くさかった」の時制です。 「そちらに行く」のはたぶん未然のことなのに、なぜ過去形の「…かった」を使うのですか。 よろしくお願いします。

  • この「している」は習慣ですか

    「修道院が建てられ始めた頃、ロレンスはその新しい顧客《こきゃく》の匂《にお》いに期待していたのだが、どうやら修道院は在野《ざいや》の商人を介《かい》さず独自に物資を調達しているようで、ロレンスの期待は儚《はかな》くも散ったのだった。」 こんにちは 日本語を勉強している中国人です それはライトノベル「狼と香辛料」の一部です その「物資を調達している」の「調達している」は習慣を指していますか それを「調達する」と書き換えれば、意味はどう違いますか どうか教えてください、よろしくお願いします

  • 「のだった」について、教えて下さい

    「行商人として独り立ちして七年目、歳にして二十五になるロレンスは、御者台の上で平和な大あくびをしたのだった。」 「修道院が建てられ始めた頃、ロレンスはその新しい顧客《こきゃく》の匂《にお》いに期待していたのだが、どうやら修道院は在野《ざいや》の商人を介《かい》さず独自に物資を調達しているようで、ロレンスの期待は儚《はかな》くも散ったのだった。」 「だから、ロレンスはすぐに返事をせずに懐《ふところ》から皮袋を取り出して、ゆっくりと口を縛《しば》る紐《ひも》を解《ほど》いた。中には蜂蜜《はちみつ》を固めた菓子《かし》が入っている。一粒つまむと口に放り込んで、袋ごと騎士のほうに向けたのだった。」 「ロレンスは苦笑して、蜂蜜菓子を口に放り込んだのだった。」 「しかし、ロレンスが短剣に手をかけてそう言うと、娘はきょとんとした後、突然笑い出したのだった。」 「ロレンスは思いつきで口を開いた自分を胸中で罵《ののし》りながら、「悪い」、と言った。  すると、とたんにホロはにかりと笑ったのだった。 「これで一対一じゃな」  賢狼は、二十五年程度の人生では追いつけない位置にいるようだった。  それからは特に会話もなく、それでも気まずいわけでもなく、荷馬車もぬかるみにはまることなく道程を進み、昼を過ぎてあっという間に日が暮れた。  雨の降った次の日に日暮れ以降進むことは行商人ならば絶対にしない。荷馬車の車輪がぬかるみにはまったらどれほど荷物が軽くても十回に七回はその荷馬車を諦《あきら》めなくてはならないことを知っているからだ。  行商でより多く儲《もう》けるためには、より損を少なくすればいい。それほど、道には危険が満ちているのだ。 「ぬしとわっちじゃ、生きてきた世界が違うんじゃよな」  明日《あした》も晴れることを告げる星空の下で、テンの毛皮の山の下からホロが何とはなしにそんなことを言ったのだった。」 こんにちは 日本語を勉強している中国人です。 ご覧のとおり、それは小説「狼と香辛料」の一部の地の文です。 その「のだった」の意味・機能は全然わかりません(T_T) 辞書を引いても、Googleしてもだめです。 教えて下さい、よろしくお願いします

  • 「ではあった」について教えてください

    「 修道院が建てられ始めた頃、ロレンスはその新しい顧客《こきゃく》の匂《にお》いに期待していたのだが、どうやら修道院は在野《ざいや》の商人を介《かい》さず独自に物資を調達しているようで、ロレンスの期待は儚《はかな》くも散ったのだった。  とはいっても彼らは贅沢《ぜいたく》をせず畑も耕すので、商売ができたとしても実際の実入《みい》りはかなり少なかったりする。その上、無理やり寄付《きふ》をさせられたりケツを踏み倒されたりもするので考え物だ。  単純な売買の相手としては盗人《ぬすっと》よりも性質《たち》の悪い相手ではあったが、それでも彼らと商売をすれば商人にとって都合の良いことがある。  そんなわけでロレンスは未練《みれん》がましく修道院のほうを見ていたのだが、不意に目を細めた。 修道院のほうで、誰かがこちらに向かって手を振っているのだ。 」 こんにちは 日本語を勉強している中国人です それはライトノベル「狼と香辛料」の一部です その「性質の悪い相手ではあったが」の「ではあった」は「過去からそんな相手であった」という意味でしょうか。それを「回想」と理解すればいいんですか。 どうか教えてください、よろしくお願いします

  • 「話し相手がいないところで」について教えて下さい

    皆さん、こんにちは。日本語を勉強している外国人です。 ご覧のとおり、以下は小説「狼と香辛料」のほんの一部分です。 「ロレンスは食べ残した野菜を馬に食わせながら、荷台から桶を取って川で水を汲むと馬の前に置いた。ばっしゃばっしゃとうまそうに飲むのでロレンスも村でもらった水を飲む。本当は酒がよかったのだが、話し相手がいないところで酒を飲んでも余計に寂しさが募るだけだ。つい深酒をしないとも限らないので、ロレンスはさっさと寝ようと決断した。」 中に「話し相手がいないところで」という文句があります。 その「ところ」は時間の流れの場面を指しますか、あるいは空間的な場所を指しますか。よく分かりません。 どうか教えてください、ありがとうございます。

  • 小説

    こんにちわ。(orこんばんわ) 小説で、学園系・ラブコメ系・アクション系・等いろいろありますよね。それで、みなさんが読んでいる、オススメできる小説を教えてくれませんか?今、家にいても暇なので小説を読んでいるのですが、何度も 読み返したら、飽きてしまい、皆さんの知っているオススメできる小説を教えてもらえたら光栄です。 マンガ本でも構いません。18禁の本などはここには書かないでください 宜しく御願いします。 今、家にある小説と漫画本を上げます。 漫画本 ・エアギア・ネギま・今日から俺は・ブリーチ・ツバサ・レイヴ ・フェアリーテイル・ソウルイーター・テニスの王子様 ・ディ/グレイマン・屍姫。 他にもいくつかあるのですが、これだけ上げます。 小説系 ・バカとテストと召喚獣・とらドラ!・灼眼のシャナ・シーキューブ ・アクセルワールド・狼と香辛料・俺の妹はかわいげがない ・文学少女シリーズ・─紅─・とある魔術と禁書目録・ゴシック ・涼宮ハルヒシリーズ・嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん ・ムシウタ、ムシウタbg・狂乱家族日記・おあいにく様二ノ宮君 ・断章のグリム・ゼロの使い魔 あと1つ2つあったと思うけど、忘れました。 特に小説系を教えてもらいたいです。オススメできる小説がなければ、漫画本でも構いません。 御協力御願いします。回答してくれた小説・漫画はできるだけ 読みたいと、思います。御協力御願いします。

  • 「言う」と「言った」、よく分かりません

    「 「いよう、おつかれさん」  そんな村の麦畑の一角で荷車に麦を積んでいる農夫に声をかけた。よく実った麦だ。先物《さきもの》買いをした連中はほっと胸をなでおろしていることだろう。 「おー?」 「ヤレイさんはどの辺にいるかな」 「おお、ヤレイさんならあっちの、ほれ、あっちで人がたかってるだろ。あの畑だな。今年はヤレイさんのところは若い者ばっかでな。手際が悪いせいで今年はあそこの畑の誰かが『ホロ』だな」  農夫は日焼けした顔にいっぱいの笑みを浮かべながら楽しそうに言う。商人には絶対にいない、裏表のない人間だけが浮かべることのできる笑顔だ。  ロレンスは農夫に商売用の笑顔で礼を言って、馬をヤレイ達のほうに向けた。 」 皆さん、こんにちは それはライトノベル「狼と香辛料」の一部です。 「・・・楽しそうに言う」の「言う」の時制はよく分かりません。 それを「言った」に書き換えたら、意味・ニュアンスはどう違いますか。 教えてください、よろしくお願いします

  • 私におすすめなアニメを教えて下さい!!!

    アニメにはまってしまった高1(女)です!!! みなさん、私におすすめなアニメを是非 教えて下さい\(>▽<)/ ちなみに私がすきなアニメは・・・ ☆ 伯爵と妖精 ☆ 花咲ける青少年 ☆ ヴァンパイア騎士 ☆ 狼と香辛料 ☆ 彩雲国物語 ☆ ツバサクロニクル       などです♪♪♪ 分析してみたら 恋愛+ファンタジーに弱いみたいです 花咲ける青少年はファンタジーじゃないけど かなり好きです!!! よろしくお願いします!!!

  • 映画・ドラマ・小説・アニメ お気に入りor勉強になった忘れられないセリフは?

    「映画・ドラマ・小説・アニメ・ゲーム」などで登場人物のセリフの中で、みなさんの、お気に入りor勉強になった 忘れられないセリフを教えてください。 1.セリフ(一言一句あっている必要はありません) 2.作品名 3.セリフを言った人物名(orキャラ名) 4.そのシチュエーション(できれば) 私が最近見たものでは 1.「騙された時に怒っているようじゃ、話にならない。そんな方法もあるのかと感心してこそ一人前じゃ」 2.狼と香辛料 3.ホロ 4.主人公の行商人が騙されたと嘆いているときに、慰めも含めて言ったセリフ みなさんのお気に入りを教えてください!