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夏目漱石、何を始めに読めばいいのかわかりません、

夏目漱石は「吾輩は猫である」を読みましたが、次に何を読めばいいのかわかりません。 彼の文学作品は、連載本のように、脈絡があり、つながっていると聞くので、 何が次に良いのでしょうか。夏目漱石の本、読破のためにも、宜しく お願い申し上げます。

みんなの回答

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1960/9578)
回答No.6

naminotakasa さん、こんにちは。 やはり、作風が同じ「坊ちゃん」で行った方がいいと思います。 こののちの作風は人間の内面の部分に関してのものが多いです。だから「三四郎」から始めていくのがベストだと思います。 

  • 1buthi
  • ベストアンサー率16% (191/1165)
回答No.5

「吾輩は猫である」に似通ったイメージなら「坊ちゃん」でしょうか。 つながりがあると思えるのは「三四郎」と「それから」 ですが、漱石は暗い印象の作品がけっこう多くてわたくしは漱石文学はユーモラス、明るいといったイメージは持っていません。 代表作をひとつだけあげれば「こころ」です。まあ、だまされたと思って読んでみて下さい。 あとは、「虞美人草」「文鳥」など。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.4

「吾輩は猫である」で、漱石の皮肉っぽさが一番やわらかく喜劇っぽくなっているところに免疫を付けておくのが良いと思います。 その後は、夏目漱石が、イギリス留学に行かせてもらったのに、嫌なことばかり頭をよぎる生活を送って耐えきれなくなり、愛媛は松山の正岡子規のところにお世話になる時期があった、という「漱石の人生」が反映されるような作品が並ぶので、ご質問にあるように脈絡や順番があるような作風になっているのです。 だんだん、ネガティブだったり皮肉・シニカルな表現がでてくるようになり、「坊ちゃん」は松山にいたときの自分を投影しており、「草枕」の冒頭では「とかくこの世は生きにくい」と嘆いちゃっています。 そうやって、漱石の人生を見守るような意識も含めて、作品を読破されるほうが読破する行為に大きな意味合いを付け加えることができると思いますよ。

noname#224808
noname#224808
回答No.3

夏目漱石は初期と後期で全く作風が変わっています。 「我輩は猫である」は初期の作品でけっこうパロディというか面白系の内容ですよね。 その系統でしたら次は似たような作風の「坊ちゃん」が良いと思います。 後期の作風はシリアスな感じになってきて 前期三部作「三四郎」「それから」「門」 後期三部作「彼岸過迄」「行人」「こころ」 という三部作があります。特に登場人物が同じとか中身に関連があるということではないのでどれから読んでも良いと思いますが、この中だと私は「こころ」と「三四郎」が好きです。

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.2

岩波の全集を順番通りに読んでみてはいかがでしょう。小説は意外と少ないです。 註解やルビなども含めて文庫版とは全く違う本と言っていいかもしれません。 種類はいろいろありますが大型本がお奨め。 図書館にあると思いますし、二束三文で売られている場合があります。 13巻以降はまあ適当に。 ◆ 1 吾輩は猫である (注解:竹盛天雄・安藤文人) ◆ 2 倫敦塔ほか 坊っちやん (注解:松村昌家・相原和邦) ◆ 3 草枕 二百十日 野分 (注解:今西順吉・出原隆俊) ◆ 4 虞美人草 (注解:平岡敏夫) ◆ 5 坑夫 三四郎 (注解:紅野謙介・吉田〓生) ◆ 6 それから 門 (注解:中山和子・玉井敬之) ◆ 7 彼岸過迄 (注解:中島国彦) ◆ 8 行人 (注解:藤井淑禎) (夏目 漱石) ◆ 9 心 (注解:重松泰雄) ◆ 10 道草 (注解:石原千秋) ◆ 11 明暗 (注解:十川信介) ◆ 12 小品 (注解:清水孝純・桶谷秀昭) ◆ 13 英文学研究 (注解:山内久明) ◆ 14 文学論 (注解:亀井俊介・出淵博) (夏目 漱石) ◆ 15 文学評論 (注解:岡照雄) ◆ 16 評論ほか (注解:小森陽一) (夏目 漱石) ◆ 17 俳句 詩歌 (注解:坪内稔典) (夏目 漱石) ◆ 18 漢詩文 (訳注:一海知義) (夏目 漱石) ◆ 19 日記・断片 上 (夏目 漱石) ◆ 20 日記・断片 下 (夏目 漱石) ◆ 21 ノート (注解:岡三郎) (夏目 漱石) ◆ 22 書簡 上 (夏目 漱石) ◆ 23 書簡 中 (夏目 漱石) ◆ 24 書簡 下 (夏目 漱石) ◆ 25 別冊 上 (夏目 漱石) 26 別冊 中 (夏目 漱石) ◆ 27 別冊 別冊下 (夏目 漱石) ◆ 28 総索引 ◆ 別 漱石言行録 (猪野謙二編)

  • nekosuke16
  • ベストアンサー率24% (903/3667)
回答No.1

漱石ですか? 私も何冊か読んだ記憶がありますが、単に小説を読む前に、先ずは彼の人生を俯瞰してみては如何でしょうか? 「文豪・夏目漱石 そのこころとまなざし 」単行本 彼がイギリスの地に降り立ち、そこで何を思い感じ、深い霧の中から何を見出したのか? 小説は、それからでもよいのでは?  そうそう、「それから」も読みましたね。

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