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今の日米同盟は安保法案を強行する程に危いのですか?
外交に詳しい方に、日本とアメリカの同盟関係の「今」について教えていただきたくて、質問することになりました。 最後まで読まれれば本当に幸いです。 まず、私の質問は、 この国会で今回の法案を「強行採決」と言われながらも決めない程に、日米の同盟は危うい状態なのですか?ということです。 私は基本、政治的にはノンポリに過ぎません。まして国の安全保障なんて、軍事のイロハも知らず、素人です。 しかし、今回法案の問題、賛否両論があり、デモ集会が起こったり徴兵制が取りざたされたり、ここまで騒然となるのは生まれて初めての事で、 さすがの私も、国会の中継をテレビで見たりもしましたが、所詮、ノンポリで素人の私には、議論の中に実際の国名を挙げず、具体性が無いので、ますます混乱する始末でありました。 私はただ、自分の可愛い娘の成長と自身と妻の健康を切に願うだけの庶民に過ぎません。 でも、今回法案をテレビではありますが、大まかに理解しよう、理解したいと努めるようになりました。 総理である阿倍さん。 彼に対する意見は様々ありますが、それでも、飽くまでも、日本の総理であります。 今の小選挙区制では民意が反映されにくのでは?という意見もありますが、 しかし、仮にも「議会制民主主義」というルールの下の「選挙」選ばれた議員、与党の総裁が「総理」でありますから、 結局は、「民主主義のルール」の下で、私たちが選んでしまったのが、安倍総理だと思うのです。 与党の解釈改憲という手段は、私は、感情的に「姑息的としか思えない」のではありますが、法案はもう来週には国会で可決されるのでしょう。 戦後、憲法9条が出来て、その条文を読めば「戦力不保持」つまり、自衛隊は「違憲」になるかと? 素人の私は思ってしまいますが でも戦後70年間、解釈改憲を重ねて、自衛隊を認め、PKO法等も認め、そして今、国民も、私も、それを当たり前のように思うようになりました。 ここで、今の憲法は、所詮は被占領国で独立国が自主的に決めた「正当な憲法ではない」と言わないでくださいね。 今の憲法を否定されると、私の中の、民主主義とか基本的人権などの概念が、根底からひっくり返されますので。 解釈改憲が、続きます。 となれば、私は、解釈改憲が、感情的に「姑息だ!」と思いながらも、 「限定的な集団的自衛権」は自衛隊と同じ様に、国に根付き、民法で言う「追認」という形で認められるのでしょう。 結局は、「阿倍さんを理解するしか仕方が無い。選択肢は無い。」という結論に至りました。 と、今まで、私の「稚拙な持論」を書いてきました。 ご指摘などがあれば、書いてもらえれば幸いです。 ここまででも充分に長いですね。あと、もう少しお付き合い願いたいと思います。申し訳ありません。 ところで。そんな、ある日、私の地方の民放の「ミヤネ屋」という番組に阿倍さんが出演することを知り、食い入るように見ました。聞きました。 録画もして、何度も繰り返して、見返しました。何度見ても、聞いても、私が「阿倍さんを理解できた!」とはハッキリ言えません。 所詮、エンタメワイドショウー番組の中の政治ショーに過ぎなかったかも知れません。 日本テレビ系列の読売テレビの番組です。回りを固めたゲストも、阿倍さんの、いわゆる「お友達」たち。 単に、エンタメ番組が阿倍さんに利用されただけかも知れません。見る価値すらも無かったかも知れません。 しかし、政治に時間をかける余裕も無い私には、阿倍さんの考えを理解する為の、大切な「手段」でした。 その会話の中で、手嶋龍一という元NHK記者(自称:外交安全保障の最前線にいる者)が、 米中首脳会談で、オバマが習近平に、日本と中国の「領土問題についてはどちらの立場も取らない。」と言った事がある、 「アメリカが日本から、「逃げ」にかかっているのでは?」と阿倍さんに聞いている場面があり、 私は初めて知った事で、民主党政権時代に鳩山さんが「基地は最低でも県外」とか言ってしまって大問題になっていたなぁ・・・? と思い出した次第で、その時代から(2008年以降)の日米関係・同盟が危機にあるのか?否か?教えて貰いたいのです。 つまり、私見ですが、アメリカは経済的にも軍事的にも、かつてのような圧倒的な強さを無くし、弱った、衰弱した。 一方で、中国は、天安門事件、チベット、新疆ウイグルの民族の弾圧等、人権など無いのでしょう。しかし、経済力だけは世界2位になりました。 その経済力をバックに、軍事力も。私の知る限りですが、「制海権」は2040年までに、太平洋・インド洋で米海軍と対等になる計画とか・・・? それで、阿倍さんが答えるに、基地を提供しているから「日米安保5条に、アメリカは日本を守る義務がある!」と否定し、 昨年5月にオバマさんと、それを再確認したとか。 でも、そんな風に、阿倍さんに強調されてしまうと、疑ってしまうのが、人というもので、 本当に、日米同盟って、壊れかかっているの?阿倍さんの言葉を信じて良いの?オバマさんから政権が変わったらどうなるの? と、疑問や不安が、かえってたくさん出てきた、という訳です。 以上が私の質問です。 長々とここまで書いてしまい申し訳ありません。 また、ここまで読んでいただいて、本当に、ありがとうございました。 以下は、ミヤネ屋での阿倍さんを交えた、会話です。 ノンポリ、つまり、時勢に流される「ただの浮動票」の私なりに、テレビの会話の論点をまとめてみました。 ご興味のある方だけ、読んでくだされば結構かと思います。長くなるだけですので。 どうも、ここまで、ありがとうございました。 <ミヤネ屋:安倍総理生出演> <他の出演者> 青山和弘=日本テレビ解説委員。 安倍首相の元番記者。 政治部キャップ、ワシントン支局長を歴任。 手嶋龍一=自称「外交安全保障の最前線にいる者」?ジャーナリスト・作家 元NHKワシントン支局長 春川正明=読売テレビ報道局解説副委員長 大学の講師? 宮根誠司=司会者、フリーアナウンサー <以下:安倍総理の出演> <1.そもそも論:憲法論> 宮根:そもそも論ですが、安保法案、集団的自衛権の限定容認は、憲法改正をする方がアッサリと行くのではないですか? 安倍:スルー(憲法改正については一切触れず) あの、海外の情勢が変化、激変していますね。例えば、北朝鮮のミサイル、開発中の核兵器。 「日本は憲法上、自衛権は認められています。」 安全保障の国際情勢が激変。大きく変わったから、法整備を進める「責任」がある。 国民の命を守る為の必要な自衛の措置の中に、集団的自衛権も入り得ると閣議決定した訳ですよ。 「憲法の中に自衛権を持てるということは書かれて、いません」ね。 「だから、そもそも、改正というよりは、解釈改憲でいかなければならないのです。」で、「砂川判決」を持ち出す。 安倍:「40年前は、個別的自衛権だけであった。」 しかし、(今は)日本を守る為の集団的自衛権は必要なのです。 例えば、今の、弾道ミサイルをミサイルで撃ち落とす、ミサイル防衛(MD)システムは、40年前は想定できませんでした。 このミサイル防衛システムは日米が共同して初めて出来るのです。弾道ミサイルを米国の衛星が発見し、イージス艦が撃ち落とします。 仮に、米国のイージス艦1隻が攻撃されると、それは、ミサイル防衛のシステム全体の「一角」が大きく崩されることとなります。 また、相手=アメリカの気持ちになって考えてください。 攻撃される日本を守るイージス艦を見ながら、守らない日本であるなら、日米同盟が崩れることとなります。 青山:「国会の中の違憲論は水掛け論に過ぎませんね。外交上の配慮があって、中国を名指し出来ないのですね。」と、フォロー? <2.安倍さん暴走論> 春川:学生が、1週間の新聞・ニュースを見て、「先生、何か怖いですね。最終的に阿倍さんは自分のやりたいように暴走するのでは?」と危惧を… 安倍:「私が暴走してどこに行くのですか?暴走して何をしたいというのですか?逆に、(私を批判する人に?)聞きたいです。」 宮根:「抑止力」という理論は、ほとんどの国民がその通りだと思うのですがね・・・ <3.徴兵制> 安倍:「絶対にあり得ない、と断言できる。」 理由は3点 1.憲法18条に、「意に反する苦役は課せられない」と明確に書いています。では、そう言うと、解釈改憲したではないか?となりますね。 2.今や、G7の国は、どこもやっていない。かつて、フランス、ドイツ、アメリカも徴兵制はしていましたが止めました。なぜか? 3.今や、軍事はハイテク化したのです。そのハイテク兵器を使うには数年の教育が必要です。 2~3年のローテーションでは軍事的マイナス。今の時代では軍事的に非常識です。 まだ、4,5,6とありますが、入らないので、7だけ <7.国会論議について> 春川:総理はもっと意見の違う人にも耳を傾けるべきです。最後は多数決かも知れませんが。 安倍:私も、広くあまねく国民に耳を傾けたい。 ただし、国会の議論では、「日本を守る米軍艦船を守らなくて良いのですか?」 という問いかけには答えて貰いたい。国会の中では生産的な議論をすべきです。 対案を出さずに、「違憲!違憲!」と言うばかりでは議論は深まらないままだ! 維新だけは対案を出したので評価はする。 後は、アベノミクスを自画自賛なので、省略します。
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お礼
貴方にだけは、特別に、お礼の欄に書くことが遅れましたこと、本当に、心からお詫びいたします。 1から4まで、どれも、外す事が出来ないほど、ご意見が、的確かつ正確にまとめられており、 また、3においてはパックンさんの鋭い、日本の民主主義の有り様の分析を紹介して頂きました。 私は、いったい、貴方に何から書いて良いのか、今でさえ、分からない状態であります。 本来は、貴方のご意見に、何ら口を挟む余地すら無いのですが まずは、賢明な、貴方のご意見から。 1:日米同盟・安保 >日米同盟は多少危ういが、本質的には危うくありません。 >米国の対中政策はオバマ政権途中で180度変化し、現在中国は米国の仮想敵国になってます。 >その仮想敵国に対峙する際の日本の必要不可欠の立地条件を放棄するほど米国は馬鹿ではありません。(当面20年間ほどは) >日本は米国に基地を提供してますが、引き換えに米国は日本防衛の義務があります。 >むしろ安倍晋三はそういう米国の中国仮想敵国化に乗じて、日本自身の中国に対する戦略的地位を高めたいのでしょう。 >簡単に言えば、ご主人様の米国に鎖で繋いでもらってワンワンと中国に吠えまくる忠犬ポチ公になりたいのです。 阿倍さんは、「朝日と同じ、売国奴ですか?」 なんて、素朴な疑問ですが、こんな過激な質問は、ここではしません。(パックン風に?) ネトウヨの攻撃も怖いですが、いくら、このサイトでは、匿名で書いているとはいえ 守るべき大切な家族が居る身分の私では、とてもとても、そんなデモに参加するような「勇気」さえ無いですので 2:尖閣諸島 >日本にとっては何も問題ありません。 >領有権がどこに属そうがそれとは関係なく「施政権」が日本に属するので日米安保条約での義務を全うする、 >即ち尖閣諸島は日本と協同で防衛する旨、米国は繰り返し宣言してます。 阿倍さんが曰く、日米安保条約は、「片務的」であるから、「その片務性を解くため」に、今回法案の法整備が有るとか でも、これって、いわゆる、「ただの詐欺師の詭弁」ではないでしょうか?と素朴な疑問を持ちます 単純に、日米安保条約の5条と6条を読めば、「日本は米軍に基地を提供する義務が有る、故に、米軍は日本を守る義務が有る。」と解釈します どんなに、その5条と6条を読んでも、基地を提供するのと引き替えにした上で、「沖縄の人を犠牲にした上」で、安保条約が出来たのでは? と、素人なりに、素朴な疑問を持ちます それならば?仮に米軍の要請で集団的自衛権云々が認められたなら、米軍の片務性は消え、故に基地を提供する必要も無くなるのでは? と、素人は、それなりに、素朴な疑問を持ちます 日本から米軍がいなくなれば、将に天変地異。そして、中国、北の脅威が云々となるので、これはここで止めます しかし、今回法案で米軍の片務性が消えたのなら?安保の5条と6条はこれから、どう解釈すれば良いのか?私には分かりません… 4:9条違憲論 >1項から:仮に後方支援であっても、それは武力行使を国際紛争の解決する手段として用いる事となり、明らかに1項に違反する。故に違憲。 >であるから、それは明白に憲法第9条第1項に違反してます。 >文字通りの憲法違反で逃れようがありません。 貴方の賢明なご意見は、削れないのですが 明らかに、この法案は、「違憲」なのでしょうね。 「砂川判決」。阿倍さんが持ち出し、彼の、内閣の、与党の、法的根拠の「拠り所」とする「砂川判決」の最高裁の判決文、読みました。 あれって、ただ、「米軍が日本に駐留する事で生じる、国の『自衛権』を認める」までのモノに過ぎないモノですよね? そんな、昭和34年の判決まで持ち出す程、何も、集団的自衛権云々を認める法的論拠すら無い。 「説得力」無いですよね。それで、「納得しろ!」と言う方が、将に無理強いですね。 その判決文でさえ、当時の判事は、「メモ」を残していました。 ある局の、ある報道番組で、明らかにされましたが、これは見なかった事にしましょう 「メモ」も有ったけど、「メモ」は無かった事にしましょう ただ、ひたすら、当局が怖いから 以上、所詮、ノンポリで素人の私では何ら口を挟む余地が無いほど、理路整然と貴方はまとめておられます。 私は、ただ、「ありがとうございました。」としか申せません。それなのに、素人の私が口を挟んでしまい本当に申し訳ありません。 パトリック・ハーランさんのご意見には深く深く考えさせられました。 パックンの書くように、今回法案が仮に正しいとしても アラブの人たちなど、世界に敵の少ない日本が、その人たちの多くを敵に回す可能性があるけど 「抑止力が高まるから」という、安易で安直な、とっても理解し易い政府の説明で、法案に賛成する程、私も、馬鹿では無いですし 今回法案は野党が追及するように、 「米軍のヘリが自衛隊の艦船で弾薬の補給、給油をして、敵の潜水艦を叩く。これは明らかに米軍と一体となっての武力行使で、違憲だ(小池氏)」とか、 「海外派兵された自衛官が、今でも、国内で自殺する事例がある。今後、こんな自殺が増える可能性があるかも知れないのに?!(山本氏)」とか、 そんな事は、議事録に残っているけど、聞かなかった、無かった事にしましょうか。怖いので そういう事は「抑止力」という大義名分の下では、ただ「テクニカルな論議」で、「非生産的な議論」に過ぎないのか? それには、素人の私は、何とも言えませんが 阿倍さんの仰る通りに、 「日本を守ってくれる米軍艦船を、守らなくて良いのですか?」という、「全体図」?を見ずに、 ただ、「違憲だ!」とか「法案の細かい所ばかり」を見ていては今の国会の論議は「テクニカルな所ばかりに論議が集中し、生産的では無い!」 ということにしておきましょうか。怖いので そして、「決める時には決めるのが、民主主義のルールだ!」と言う、阿倍さん 何か変だな?でも、この国は、民主主義のルールの名の下での「多数決主義の国」だから、仕方が無いのかな? という、素朴な疑問も敢えて、あからさまにはしません。怖いので 「抑止力が高まる、未然に戦争を防げる」のだから、為されるがままに、与党に「お任せ」するしか仕方が無いのかな? NHKの世論調査でさえ、6割以上が、この国会での法案成立に反対だけど、 国を守る「抑止力」という「大義名分」の為には、「民意なぞ、無視して良いのだろう?」とか そんな事は家族を持つ私は疑問を持っていても怖くて言えません http://okwave.jp/qa/q9040696.html 上は、以前、このサイトで、私が質問したモノです 「安保法案に『賛成』の方に、なぜ賛成なのか、出来れば今の国際情勢(クリミア半島問題等)と絡めて理由・理論を教えて下さいと。質問したモノです 国際法の見地から、立派な論文のような、ご意見も賜りました。その他にも、よく考えて貰って、ご意見も頂きました。 しかし、中には「朝日が反対しているから」「海外邦人を守れるから」等々、陳腐で紋切り型な意見もありました。 賛成派の方の意見の根拠・論拠は、そういう風な程度のモノであると思いました。が、思わなかった事にしましょうか。怖いので 今、参院特別委員会で、可決されました。やはり、強行 お礼であるのに、長々と、本当に申し訳ありません。 ただ、最後に私、素人の「一般論」を書かせて貰います。 もう他界して、この世に居ない父ですが、私がいまだに、「尊敬して止まない父」の残した言葉です。 「分かり易い、子供にでも理解できるような例を示して、思考を停止させて、絶対にとか、断言できる、とか言うヤツの言葉だけは絶対に信じるな!」 「なぜなら、そいつは明らかに「詐欺師」だから!だ。」というものです。 米軍艦船に助けられた、お母さんと赤ちゃんのパネルが「子供にでも理解できるような例示」とは申しません 誰が、「詐欺師」であるとかも、敢えて申す必要も無いでしょう。怖いですので 飽くまでもノンポリで素人の「一般論」ですよ しかし、亡き父の残した言葉は「正しい」と、私は今も信じています これは「ミヤネ屋」での、阿倍さんが出る前の、今回法案のパネル解説でのやり取りです 新3要件の1件目の「存立危機事態」の定義について。あの「我が国と密接な関係に…」を巡っての宮根と青山の会話 書けなかったので、私には大切に思えたので、書きます 宮根:この「存立危機事態」の定義って、これ自体、メチャクチャ、曖昧ですやん!こんなんで、良いのですか? こんなん、それこそ、時の政権が良い様に解釈が出来ますやん!ハッキリと「線引き」した方がいいのでは? 青山:え-、そうなんですけどね、有事自体が、「想定できない事」だから、仕方ないんですよ そこで、宮根が言うに、(この青山に納得してか?)、馬鹿な事を言ったと思うのですが? 宮根:それならば、仮にも日本は民主主義の国。時の政権は、我々の選挙で選ばれた政権のはず。 ここは、そんな、「仮にも時の政権が、間違った判断をするはずが無い」という『性善説』に基づいて?従うしか無いという事ですかね… と。 この宮根の発言、どう思われますか? 「性善説で」、時の政権に従うしか無いと言う「ミヤネ屋」の宮根の言葉 もし、貴方に、お時間が有りましたら、どうか、貴方の賢明なご意見を、お聞かせください。 また、私が怖くて無かった事にした、私の稚拙な意見への、ご指摘でも、充分に結構です。 お時間とお手間をかけるかと思いますが どうか私の我が儘をお許し下さい。 理路整然なご意見、本当に感謝しています。
補足
家族との夕食を前に、No.5の方までの、ザーッと読んで、正直、背筋が凍るような思いにさらされました… 今、家族との夕食を楽しんで、パソコンに向かっています。 正直なところ、パソコンを閉じて、現実逃避したい程の気持ちになっています… 私は、質問にはお一人、お一人に、「お礼」の欄に書いていくことを基本としていますが、 まさか、こんな、素人の長い長い文を読んで、こんな短時間に、5人もの方が、貴重なご意見を下さるとは予想していませんでした。 貴重というか、例えば、No.5の方のご意見。韓国に見切りをつけ、米軍が基地を引き払い、朝鮮半島有事になるということ。 パクさんが、中国の軍事パレードに出席し、記念撮影で、習氏の隣に。一方で、北朝鮮の高官は端っこに。 これでも、東アジア三国の関係が端的に分かりますね…。しかし、そこまで有事が近いとは・・・ パクさんが馬鹿なのは、薄々と素人の私でも、知っていましたが。 ちょっと、今は、お一人お一人にお礼を書く余裕も無いので、貴重な情報を下さったお礼の代わりに、 皆様に、私の、「ミヤネ屋」で見た、阿倍さんの会話の内容、残り、4,5,6,をコピペで提供させて頂きます。 皆様に、コピペでは失礼なのは重々承知しています。本当に申し訳ありません。 以下がそのコピペになります。 ひとまず、絶対に新聞やテレビでは知り得ない情報をくださり、ありがとうございます。 阿倍さんとその取り巻き連中が、パクさんと同様に馬鹿か否かは、皆様で判断して下さい。 ********************* <4.70年談話・米議会での演説について> 手嶋:日本とアメリカは「光り輝くような共通の価値観、つまり民主主義、議会、基本的人権など」を分かち合っています。 その、光り輝くような共通の価値観を持つ日本が、もし、第三国に侵されるならば、「義を見てせざるは勇ならず」で、米国は日本を守る。 その事をもっと国会で強調していくべきだと思うのです。 今の国会は、11本ある法案の細かいところばかり、テクニカルな議論ばかりをしています。 もっと、主眼を置くべきは、その共通の価値観をアメリカと分かち合っている事で、そこを国民にも理解して貰うようにする方が良いと思う。 安倍:ですから、日本を守っているにもかかわらず、日本が米軍を守らないのなら、アメリカの人は自分の子供が日本から見捨てられた、 と思うことになるのです。同盟が終わってしまう。そんな状態になれば、第三国が同盟のスキに入り込む余地が生まれ、暴走します。 だから、集団的自衛権の限定容認で、日米同盟の絆をしっかりとすれば、「抑止力」つまり「戦争を未然に防ぐ力」になるのです。 <4.地球の裏まで付いて行かされるのでは?> 宮根:よく、集団的自衛権を認めてしまえば、日本はどこまでも、例えばイラクとかそんな所まで、付き合わされるのでは?と言われています。 安倍:「海外派兵は憲法上できません!とキッパリと言い切れる。」 ベトナム、アフガン、イラク、湾岸戦争などの戦争は、今回の法案があっても、海外派兵などはあり得ません。 唯一の例外がホルムズ海峡の機雷掃海です。あそこは石油の8割が通ります。もし封鎖されれば、冬に凍死する可能性もあります。 青山:逆にですね、今回の法案で、アメリカにも「物が言える」関係になると思うのです。 例えば、米軍への「思いやり予算」、あれを削減するなどは考えておられるのですか? 安倍:スルーして一般論へ。 「人間同士も同じですが、国の関係も、対等な関係ほど長続きするのですよ」 <5.後方支援の危険性> 安倍:物資(武器と弾薬)は的に取られたら逆に使われて困るでしょ?だから、物資の保管・輸送は安全な所で行っている。 だから、後方支援であっても、自衛隊員は安全と言い切れる!今までの法律と比べても、安全と言い切れる! ただし、ここ(スタジオ?)よりも安全ではないですよ。どのみち、自衛隊はリスクの高い任務をするのだから、普段の訓練をしています。 <6.尖閣諸島問題> 手嶋:総理、中国への外交上の配慮でなかなか言えないかと思いますが、1つだけ核心に触れます。それは、尖閣諸島です。 もし安保法案が「どうしても!」なら、尖閣を持ち出し、国会で真正面から演説をし、議論すべきです。 ここで、私の質問に書いた、手嶋氏からの、米中首脳会談でのオバマの発言があり、米国が「逃げ」にかかっているという話があります。 安倍:え-、日米安保5条で、尖閣は適応対象です。オバマさんも尖閣を守る義務があると言っています。 青山:あの総理、集団的自衛権が違憲でもめているなら、「集団だけ」は後回しにする妥協などは考えていないのですか? 安倍:「切れ目の無い法整備」が必要だから一切、そのような事は考えていません!細かい所を見ずに「全体図を見て欲しい!」 どのように議論するかは、国会にお任せするが、決めないといけない時に決めるのが民主主義のルールだ