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7月1日うるう秒。そこまで正確にする必要って?

今年の7月一日が「うるう秒」であるというのを聞きました。うるう年のように年月のずれを一秒調整する日のようです。 私は初めて知ったと同時に、一秒単位で修正って、一般人は日常生活で困ることは無いだろうに、どこがどのように困るのか?という疑問が。 どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、よろしくお答えください。お願いいたします。

noname#231636
noname#231636

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • staratras
  • ベストアンサー率40% (1445/3525)
回答No.7

もともと「うるう秒」をいれる理由は、極めて精密に時間が計測できる原子時計によって地球の自転が厳密にいえば一様でないことがわかったためです。地球の自転という天文学上の観測をもとに定められた時(天文時)と、原子時計による精密な計測によって得られた時(国際原子時)のずれを一定の範囲に抑えるものとして、1972年から「うるう秒」が始まり、これまでに25回(+25秒)入れられました。うるう秒を入れた「時」が現在使われている「協定世界時」です。 近年うるう秒が問題となっているのは、うるう秒が始まった当時と比べて、現在では極めて多くのコンピューターシステムが世の中に存在するためです。「うるう年」とは違って「うるう秒」には「何年に1度入れる」という規則性がないので、システムの時刻を調整するのに膨大な手間がかかるだけでなく、場合によってはうるう秒の存在自体がシステムトラブルを引き起こします。このため、うるう秒には廃止論が出ています。2012年に国連の機関である国際電気通信連合の総会で話し合われましたが採決はできず、結論はことし2015年に先送りされました。 うるう秒がなくても、日常生活にはほとんど支障は生じません。仮にうるう秒がなかったとすれば、その時刻は今の時刻より25秒だけ違っていたはずです。これは天体観測などをする場合には無視できない極めて大きな差になりますが、日常生活では例えば日の出や日の入りの時刻であっても、分単位で分かれば十分なのではないでしょうか。 うるう秒を廃止すればコンピューターシステムの時刻調整の手間からは解放される一方、天体観測や通信のアンテナ制御などのシステムの中にはうるう秒の存在を前提にしているものもあり、このシステムは大きな改修が必要になります。また日常生活は21世紀になっても日の出・日の入りなど依然地球の自転に合わせたものとなっているので、この地球の自転に由来する「時」と、現実に世界的に使われる「時」の差が蓄積していくのは良くないとも考えられます。 どちらを選択しても課題は残ります。

noname#231636
質問者

お礼

詳しい説明、ありがとうございます。 うるう秒があってもなくても、大変そうですね。

その他の回答 (6)

  • kyo-mogu
  • ベストアンサー率22% (3398/15359)
回答No.6

 時間という感覚とか「時」を知ってもらうにはいいかな。地球の自転などが一定していないということなんですよ。  コンピュータなどはうるう秒は邪魔な存在だから要らないと言っています。しかし、正午という基準は子午線上で12時ちょうどに太陽が来るという事です。ずれが貯まってくるとやはり1分単位でとか時間単位で修正が出てきます。  天測から色々と時間を知ってきた歴史でもあります。  1秒という定義も昔と今とは異なっていますけどね。  そのままずれをため込むと昼の時間なのに夜中という現象になるとでも極端ですけどあるということです。  6月10日は時の記念日ですね。   時の歴史を知ると結構楽しめますよ。関西の方でしたら兵庫県の明石市へ。明石市立天文科学館へ。

noname#231636
質問者

お礼

残念ながら兵庫県は遠いので、違う方法で楽しみたいと思います。 回答ありがとうございました。

  • te2kun
  • ベストアンサー率37% (4557/12166)
回答No.5

一般の人の日常生活では、1秒は大きく関係ないですが、現在では、コンピュータが日常生活に深くかかわっております。 コンピュータでは、そのたかが1秒が非常に重要になります。 1秒違えば、システムに不都合が発生して、計器に不都合が生じてシステムダウンもあるかもしれません。 飛行機や鉄道に影響する可能性もありますし、停電やATMの停止やPOS機の停止もあるかもしれませんし、福島第一原発のようにって可能性もあります。 ただ、数年毎に1秒を修正するうるう秒が必用なのか?って意見はあります。 もっとまとめて取った方がよいのでは?って意見もあるのは確かです。

noname#231636
質問者

お礼

一秒だからいいのか悪いのか・・・。 回答ありがとうございました。

noname#215107
noname#215107
回答No.4

閏秒を入れなくてもすぐに日常生活に影響するものではありません。 (天体観測などには影響するでしょうが) 長期的に原子時計時刻との差が蓄積すると、昼夜が反転するなどの影響は出てきますが…。 閏秒を入れるというのは原子時計を修正しているのではなく、原子時計の時刻-何秒=世界標準時としているだけのことです。 なお、閏秒を入れないとコンピュータシステムがダウンするのではなく、その逆です。 むしろ、閏秒を入れることにより、コンピュータが適切に設定されてないと、誤動作やシステムのダウンを誘発するリスクが高まります。 またGPSは独自の原子時計を積んでおり、閏秒は挿入されません。地上とは異なる独自の時刻を刻んでいます。 GPSの位置計算方法は最低4つの衛星の座標と電波発射時の時刻が送信されており、受信機の時計の誤差(⊿t)と受信機の座標(x、y、z)を未知数として4元連立方程式を解くだけですので、閏秒は不要、むしろ邪魔です。

noname#231636
質問者

お礼

色々と、大変なんですね。 回答ありがとうございました。

  • take-on3
  • ベストアンサー率14% (176/1183)
回答No.3

現代社会において一番わかり易い例が 社会のシステムを構成するコンピューターがダウンしてしまう事です。 金融や交通に業績や通信様々なシステムが麻痺します。 そうならない為に修正指示を与えてあげる必要があります。 多分同じ閏秒でも70年代の頃はこのような危惧は無かったのではないかと思います。

noname#231636
質問者

お礼

コンピューター関連は、大変そうですね。 回答ありがとうございました。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.2

GPS は、複数の衛星からの電波が届いた時刻のごくわずかな差を元に、それぞれの衛星との距離を求めて、測量の原理によって地点(緯度、経度、ときには高度まで)を求めるものです。 その時刻が1秒もずれては困るので、そういう「全世界的に厳密に時刻合わせする精密な時計」は、しっかりと管理しないといけないのです。 そのおかげで、我々は電波時計の時計合わせをせずにすみ、GPS でのナビにも困らず、生活できるのです。

noname#231636
質問者

お礼

電波時計には、重要なことかもしれませんね。 回答ありがとうございました。

  • t_ohta
  • ベストアンサー率38% (5084/13286)
回答No.1

ずれが徐々にたまって行って、いつの日か時計が昼の12時を指した頃に日の出とかになると困るからでしょう。 あと、調整するにしても1時間とかまとめて行おうとすると日常生活に混乱をきたす可能性が出てくるので、日常生活で困らないであろう1秒の単位で調整するのです。 ただ、1秒の調整でもコンピュータシステムを管理している立場からすると、システム障害の原因になりうるのでドキドキします。 ちなみに、うるう秒の実施は今回で26回目ですね。

noname#231636
質問者

お礼

コンピューター関連は、恐いかもしれませんね。 回答ありがとうございました。

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