純水の定義について
- 純水とは、不純物のない水であり、通常は浄水器などを使用して作られます。
- ただし、軟水器を通した場合は、水中の金属イオンがナトリウムイオンに変換されるため、厳密には【ナトリウムイオン水】と呼ぶべきです。
- 純水の定義には塩分制限や再生方法も関連しており、食塩を使用してイオン交換樹脂を再生するため、塩分制限のある方には長期的な使用は適していません。
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純水の定義について
先日、美味しい水についての科学的根拠を述べて、の質問に答えましたが、余計な事を言ってしまったかも知れません 先の質問者様がご覧になってくださっていることを祈り、質問させていただきます。 回答自体の答えはさほど問題のない答えだったのかも知れませんが、 『浄水器に活性炭カートリッジをつけて軟水器を通すと不純物のない純水ができる』 と補足してしまいましたが、 よく考えてみると、イオン交換樹脂が入っている軟水器を通すと、マグネシウム、カルシウムなどの金属イオンがナトリウムイオンに変換されているので、それはボイラーなどの工業的な言い方で純水であるだけで、正確には【ナトリウムイオン水】なのではないかと思いました。 イオン交換樹脂の再生は食塩を使いますし、一応樹脂は食品衛生法適当されていますが、塩分制限のある方は長期接種は好ましくないと言われているので、やはり純水の定義からは外れているように思うのですが・・・・ 純水とはどのようなものを言うのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
純水の定義は一つに定まっているわけではありません。 ボイラー用の純水と化学実験で使用する純水とではレベルが違います。 誰からも異論の出ない定義は「H2O以外の成分を含まない水」でしょうが、実際に実現するのは困難です。 空気に触れていると空中のガス(特に炭酸ガス)は容易に水に溶けます。 ガラスや金属などの水に濡れるものは水に溶けます。 現在、もっとも純粋な水を必要としているものは半導体の製造です。 半導体製造で使用する水は「超純水」と呼ばれています。 http://www.kurita.co.jp/water_master/contents01/ http://www.organo.co.jp/about_ultrapurewater.html
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- miasansan
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つまり軟水器を通した水が純水かどうか、というご質問ですね? ご推察どおり、以下の違いがあります 軟水器は陽イオンのみをナトリウムイオンに置き換える 純粋器は陽イオン・陰イオンとも除去する http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%94%E6%B0%B4%E5%99%A8 ですので、軟水器を通した水は純水ではありません。
お礼
質問の主旨が少し違ったのですが、添付URL参考になりました。 つまり、何らかのイオンが含まれていても、純水ということになるのですか?
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