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投資効率と利子率について

利子率が上昇すると、投資効率が低下するようですが、なぜですか? 利子率が上昇すると、より多くの利息がつくのだから、利子率が上昇すると、投資家としてはより多く儲けられるわけですよね? それなのに投資効率が低下するという意味が分かりません。 現在マクロ経済学を1から勉強しており、初心者です。 この疑問点は、IS曲線を勉強していると出てきました。 よろしくお願いいたします。。

  • 経済
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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.5

 3番回答者です。補足を拝見しました。 > 2%になったので2万円の配当が得られるので効率は倍になるのでは?  まず、債券投資の場合、既発のもの(すでに誰かが持っているもの)の利率は、新発債券の利率が2%になろうが3%になろうが、もとの1%のままです。上がりません。  1万円の配当だったものが、2万円の配当になることはありません。利息1万円の債券は、償還まで利息1万円のままです。  世間の利率(預金など)の利率が、上がろうが下がろうが、約束した利率の利息を払えばOKで、債券の利率は一切変化しないというのが、普通預金などと違う債券の特徴です。  利率が変化するのは、新発債券から、なのです。  くどいですが、世間の利率が1%から2%(100万円に対して2万円の利息)へと上がっても、自分の持っている債券の利息は1万円のままですから、効率が倍になるとは言えません。  また、株の場合、投資した会社の経費である「支払い利息」が増えますので、利益が減ります。利益が減れば配当も減ります。  企業には、「無借金経営」というのは珍しい企業です。無借金会社の多くは、非公開の会社です。無借金経営をしていると、株主から「無能な経営者だ」と言われるくらいで、たいがい銀行から借り入れしています。  それで、世間の借入金利が1%から2%上がるとすると、銀行への支払い利息が2倍になるわけです。  すると、会社の儲けが減りますので、税金も減りますし、配当も減ります。内部留保分を取り崩せば配当できますが、内部留保というのは本来もっと前に配当しておくべきだったお金を配当しなかっただけですので、取り崩して配当しても褒められた行為ではありません。  そんな姑息な方法を用いなければ、これまで、1%の配当をしていた会社は、0.8%くらいしか配当できなくなったり、配当そのものを取りやめざるをえなくなったりします。  100万円投資して、世間では利子率が2倍になったのに、去年まで1%配当だったのに、なんということだろうか0.8%になった、あるいは無配当になった(泣)。  「利子率が2倍になったら、投資効率は低下した」と表現せざるをえません。  もちろん、全会社がそうなるわけではありませんよ。たぶん、銀行株を買った人は配当が多くなって、儲かるでしょう。でも、それは例外。  お金を貸す会社よりも借りる会社のほうが、圧倒的に多いので、「利子率が上昇したら、投資効率は低下した」という話になります。

その他の回答 (4)

  • DCI4
  • ベストアンサー率29% (448/1540)
回答No.4

利子率が上昇すると、投資効率が低下するようですが、なぜですか? 利子率が上昇すると、より多くの利息がつくのだから、利子率が上昇すると、投資家としてはより多く儲けられるわけですよね? それなのに投資効率が低下するという意味が分かりません。 ★数学モデルを当てはめると 以下じゃないのかね (1)金借りて 投資する場合 投資効率が低下する (2)金借りないで 投資する場合 投資効率は変わらん 利回り 複利計算どうり (3)投資効率≠利子率=利子÷元本  10パーセントで 1.1 元本→借金=借りた金×(1+利子率) (4)投資のもうけは 複利計算 投資の 目標金額=現在の投資金額 利回り(Rd);10パーで0.01   (1+0.1)^N   n; (期間)単位は 日 や 年   現在の投資金額=投資元本金額×(1+投資の利回り)^N =投資元本金額×(1+Rd)^N  (5)金借りた場合の投資効率  借りた金=投資元本 の場合 現在の投資金額=投資元本金額×(1+Rd)^N  ↑期間N後の予想収益 借金=借りた金×(1+利子率)^N  から投資効率は決まる 期間Nの投資効率=期間N後の予想収益÷(1+利子率)^N  =期間N後の予想収益÷(1+利子率)^N  =((1+Rd)^N)÷((1+利子率)^N) =((1+投資利回り)^N)÷((1+利子率)^N) ((1+投資利回り)^N)-((1+利子率)^N)=期間Nの儲け (6)でも 当てはまらん しょせん机の 絵に描いた餅のようなもの いんちきである 予想収益 あてにならん 投資 需給で決まる 人気で決まる 企業業績で決まる 株価で決まる 短期でつねに乱高下ゼロサムゲーム 債券屋は金利数字にこだわりすぎ 数学モデルでは当てはまらん しょせん経済学は占いレベル 物理じゃないいんちき学問 人間のご都合で決まる数値 定義 ※参考 http://okwave.jp/qa/q8257036.html A社株に10万ドルを投資して、10年後の高値で http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~sasayama/macroecon/lecture10.html

mspc1982
質問者

お礼

うーん、わかるようなわからないような・・・ご丁寧に回答いただきましてありがとうございます。どうも経済学は苦手です

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.3

 経済学は門外漢ですが、投資という言葉は、「将来の自分に対する投資として、アメリカ留学してきた」などと使われることがあるように、範囲が非常に広いです。  質問者さんの『投資効率が低下する』という場合の「投資」とは具体的にどの範囲なのか分かると、回答がしやすくなります。  以下、ザックリした説明ですが、  仮に、本来の投資ではなく、カネを貸すのも投資だと考えれば、100万円貸して1%の利息を得ているよりも、利率が2%になったほうが、投資効率は「高い」です。「利子率が上昇すると、投資効率も上昇する」となります。  しかし本来の「投資」とは、金貸しではありません。資金を出して仕事をさせ、その利益の分け前をもらうことです。イメージとしては、株式投資です。  例えば利子率1%の時に、100万円投資して1万円の配当を得ていたら、貸し金の利子率が2%になったとしたらどうでしょう。  いままで、貸し金と同じだけ儲けていられたのに、半分しか儲けられなくなったわけです。どう考えても、投資よりもカネを貸した方が良い。  言い方を変えると、「投資の効率」は半分になってしまったわけです。利子率が上がったら投資効率は下がったわけです。  お尋ねの意味はそういうこと「だろう」と思います。  門外漢であり、かつ他人様への補足に対してのコメントで恐縮ですが、「流動性の罠」というのは、単に利子率の高低で決まるのでは無く、現在の利子率と、将来に備えて流動性を確保しておく必要性(確保しておきたい欲求)との「比較」の結果おきる現象ではないでしょうか。単に利子率が高いから買う、低いから売るという話ではナイように思っていますが、どうなんでしょうね。

mspc1982
質問者

お礼

>例えば利子率1%の時に、100万円投資して1万円の配当を得ていたら、貸し金の利子率が2%になったとしたらどうでしょう。 いままで、貸し金と同じだけ儲けていられたのに、半分しか儲けられなくなったわけです。どう考えても、投資よりもカネを貸した方が良い。 2%になったので2万円の配当が得られるので効率は倍になるのでは?

回答No.2

債権を購入する側は、企業活動から見た場合、資金を提供する側、つまり銀行と同じ側の存在です。 あなたが債権を購入する側だとすると、企業はあなたに多くの債権利回りを提供する分、投資回収の効率が悪くなります。

回答No.1

投資した金には利子はつきません。 投資するために借りたお金に利子がつきます。 投資で得られる利潤と利子を混同していないでしょうか?

mspc1982
質問者

お礼

流動性選好説を勉強していた時に得た知識ですが、 債券を購入すると利子率に応じて利子がもらえますよね? 市場の金利(利子率?)の増減に対して、債券の利子率が高いや低いかで、債券を手放したり保有したりでの話が「流動性の罠」ですよね? ここからの思いこみなのか、債券を購入したり株を購入したりするのが投資で、利子率は上記の意味の通りだと解釈しておりますが、違うのでしょうか?

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