不倫して他人の家庭を壊す女性は保護されるべき？

質問

• 不倫中の女性からの質問がありました。その女性は独身、相手男性には家庭があり子供もいます。奥さんや子供の人生を壊しておきながら、自分だけを憐れんで苦しい、辛いと書き連ねていました。
• 他の回答者さんの多くはＱさんに非常に同情的で一生懸命慰めていらっしゃいますが、そもそも既婚男性と知りながら肉体関係を持ち続け、奥さんや子供さんに全く配慮をしないＱさんがそのように擁護される理由がわかりません。
• 皆様はどう思われますか？既婚者とわかっていながら関係し、他人の家庭を壊した女性でも「自分は辛い、苦しい、悲しい」と言えば保護され、擁護されるべきなのでしょうか？

回答No.5

783KAITOU

●皆様はどう思われますか？既婚者とわかっていながら関係し、他人の家庭を壊した女性でも「自分は辛い、苦しい、悲しい」と言えば保護され、擁護されるべきなのでしょうか？

　↑保護されるという意味でいうなら不倫を働いた女性の人格に付いては保護されて当然です。不倫という行為は非難の対象になるでしょう。しかし、不倫を働いたからといって当事者のすべてを否定したり批難するのは間違いです。感情的な判断だから間違いなのです。

あなたの論法に対して、不倫を働いた彼女の側から観れば「好きな男性に近づき、好きな気持ちを伝えて一緒になりたい、というのはどこがいけないのですか。」と、なります。これは法律でも禁止されているものではありません。誰を好きになっても法律はそのことに介入しません。できません。好きという内心を法律は裁きません。

しかし、不倫を働いた結果、夫婦関係を壊したり家庭を壊した場合、そのことに対して相手側からの請求があった場合、その証拠に基づき責めを負うようになります。不倫を働くこと自体何ら問題ありません。ただし、個人の倫理観・道徳観は別です。又、相手の家庭に子どもさんがある場合ですが、この子どもさんに対しての責任は90％以上の確率で負わなくても良いのです。これらの理由については法律でそう解釈するようになっています。又、民主主義は「個人の自由」と結果における「自己責任」であるからです。不倫を働いたからと行って相手の子どもさんにまで責任を負う必要はありません。これは相手の家庭の問題になります。

不倫問題の相談を拝見しているとアドバイスされる方の中には、自分だったらとか感情いっぱいに、しかも、相談者の内容に自分の推測を相談の事実のように誘導して気持ちいっぱいでアドバイスされている方がけっこうあります。不倫という個人の気持ち（感情）で成立する男女の関係をアドバイザーの立場の人が、これまた個別の感情を交えたアドバイスは全く無意味なのです。不倫問題は理性中心にアドバイスしなければ解決の抜け道がなくなります。

結論ですが、ご質問の問題は「保護」されるとか「養護」されるという様に解釈すべき問題ではありません。如何なる方法かで不倫を解消したい人にはそのアドバイスをすべきです。又、不倫を継続したい人には他者に迷惑がかからないように継続するのは如何にして継続すべきか。更に、被害者的立場に置かれた人の相談には、如何なる方法で名誉回復とか損害賠償を求めれば良いのかのアドバイスをすればいいのです。相談者或いは被害者的な立場の人に自分を重ね過ぎると間違ったメッセージを送ることになります。

お礼

確かに子供には慰謝料請求権はありませんね。法的な問題についてはおっしゃる通りです。

私は確かに被害者（子供）の立場で、Ｑさんの言い分があまりにも奥さんや子供さんを馬鹿にしているように思えたので腹が立って腹が立って頭に血が上ってしまいました。

人間ができていないですねぇ。恥ずかしい…穴があったら埋葬してもらいたいくらいです。

今後は冷静になるよう努力いたします。

非常に論理的で正確なご回答、ありがとうございました。