• ベストアンサー

クーロンの法則の証拠となる実例は?

クーロンの法則は、正しいかどうかが証明されずに公理として、その現象が常に成り立つと仮定されていると本に書いてありました。 重力の式と似ている数式がどの教科書にも書かれていますが、 この法則が本当に正しいかどうかを目で見ることができるような 実験の動画やイラストなどの分かりやすい情報がありましたら 教えていただけますでしょうか。

  • mqm
  • お礼率42% (581/1355)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • teppou
  • ベストアンサー率46% (356/766)
回答No.4

まず、1785年にクーロンが「クーロンの法則」をどのように発見したかについては、たいていの電磁気学の教科書に出ています。  その装置の参考 URL を上げておきます。  http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/lecture/denkigaku/denki02/denki02.htm  http://www.shiga-ec.ed.jp/kagaku/05shisets/bake/kiki_phys_06.pdf  これらの装置は、現在でも大学の学生実験で使われているようです。  質問文を読む限り、あなたがこういう装置の実験状況の動画などを見たとしても、納得できるとは思えません。  しかし、「クーロンの法則」は200年以上の間、直接実験を繰り返したり、「クーロンの法則」を前提とした他の実験や、研究などで検証され続けられていると言えます。  その結果矛盾は見つかっていません。  とはいえ、だから「クーロンの法則」が証明されたとは言えないのです。あくまでも経験的に矛盾はないとしか言えません。  一口に言えば、自然現象にかかわる法則などを「証明」する方法はほとんどありません。  その「証明」という言葉を数学的な意味で使っているとすればですが。  そういう意味でいえば、  >クーロンの法則は、正しいかどうかが証明されずに公理として、その現象が常に成り立つと仮定されていると本に書いてありました。  と書かれている本は正しいとも言えます。ただし言葉の使い方が変ですが。  科学的内容の本や、マスコミ報道などで「科学的に証明された・・・」という表現に出会うことがありますが、こういう表現は考えものだと思います。  「証明」と言うことは、数学の専売特許のようなもので、他の分野の事柄に「証明」という言葉を使うのは慎重にすべきだと思います。  私には、「証明」という言葉が安易に使われすぎていると感じられます。  強くお勧めするというわけではありませんが、こういうことについて書かれた本を上げておきます。  NHK出版新書 戸田山和久著「科学的思考」のレッスン  http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%9A%84%E6%80%9D%E8%80%83%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3%E2%80%95%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%A7%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9-%EF%BC%AE%EF%BC%A8%EF%BC%AB%E5%87%BA%E7%89%88%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%88%B8%E7%94%B0%E5%B1%B1-%E5%92%8C%E4%B9%85/dp/4140883650  この本で、少し否定的に取り上げられている  光文社新書 竹内薫著 99.9%は仮設 思い込みで判断しないための考え方  http://www.amazon.co.jp/99%E3%83%BB9-%E3%81%AF%E4%BB%AE%E8%AA%AC-%E6%80%9D%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%BF%E3%81%A7%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E8%80%83%E3%81%88%E6%96%B9-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%AB%B9%E5%86%85-%E8%96%AB/dp/4334033415  何かのご参考になれば幸いです。

その他の回答 (3)

回答No.3

目で見てわかるようなものは知りませんが、正確に二乗なのか、わずかでも二乗から外れるのかはものすごく重要なことなので、精密測定が繰り返されています。確か10桁近くまで正確に二乗であることが確認されています。 ただし、素粒子的なレベルで極端に距離が近づいた場合には二乗から外れ、余剰次元というものを考える必要があるという話はあります。

mqm
質問者

お礼

実験精度のことまで教えていただき感謝いたします

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.2

 法則とは、 【引用】____________ここから 法則というものは、命題の中で限られた回数ではあるが観察・実験で検証されたものをとりあえず反証例が見つかるまでの間だけ、仮説的に法則として認める、と考え、法則というのはあくまで仮説にすぎない、とする考え方がおおむね採用されるようになっている。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[法則 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E5%89%87 )]より ・物理法則 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E7%90%86%E6%B3%95%E5%89%87 )  も参照のこと。いわゆる原理とは異なり、実験や観察によって得られたものです。  よって、 >正しいかどうかが証明されずに公理として、その現象が常に成り立つと仮定されている  はおかしいです。  将来的には反証が見つかるかもしれないもので、仮定されているのではない。  クーロンの法則自体は、 https://www.google.com/search?hl=ja&q=%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87%20%E3%81%AD%E3%81%98%E3%82%8A%E7%A7%A4&gws_rd=ssl&tbm=isch  のように比較的簡単な実験器具で検証できます。 >この法則が本当に正しいかどうかを目で見ることができるような  車輪を二度発明するのもなんかおかしい・・

mqm
質問者

お礼

ねじれ現象で測定することが分かり助かりました

noname#212058
noname#212058
回答No.1

クーロンの法則を目にしやすいのは磁石でしょう。 磁石をふたつくっつけて遊んだことはありませんか? 磁石を離して置いた場合、引き合ったり反発したりする力 が弱いですよね。そして磁石を徐々に近づけると、力は だんだん強くなりますよね。 この関係を実験でさらに詳しく調べて、導き出されたのが クーロンの法則です。

mqm
質問者

お礼

早速のご回答をいただきありがとうございました。

関連するQ&A

  • マックスウェルの電磁界方程式

    電磁気の教科書で ガウスの定理から始まっているものが多いのですが マックスウェルの式から始まって クーロンの法則や電磁誘導や様々な電磁現象を 公理論的に分かりやすく説明する 数学指向の本はないものでしょうか?

  • 大数の法則

    私は物理専攻だったので、なになにの法則というのには馴染みが深いのです。というか物理では 定理はほとんで出てこず法則ばかりです。私の理解では法則というのは、仮説にすぎなく、実験等で反例が見つかるまでの命です。それが例え数式で表現されていようとも、純粋に数学的に証明されるものではないと感じています。それはさておき、趣味で数学を勉強していますが、確率論ででてくる「大数の法則」はなぜ法則なのでしょう? どう考えても確率の公理的定義から証明される定理のように思えるのだけれど。どうなんでしょう? どうでも良いような質問かもしれませんが。

  • 磁気に関するクーロンの法則

    たびたび質問してすみません。 数研出版の問題にこんなものがありました。 強さの等しい2つの磁極を真空で4.00×10^-2[m]離して置いたら 6.33×10^2[N]の力を及ぼし合っていた。この磁極の強さはいくらか。 磁気に関するクーロンの法則の比例定数は6.33×10^2[N・m/Wb^2]とする。 答え:4.00×10^-3[Wb] これは大変疑問に思います。 磁気に関するクーロンの法則(F=k・Mm/r^2)は磁荷を想定した 架空の法則ですよね。 電荷みたいに放射状に電気力線が走るような構造の磁極なんてそもそも 作ることなんてできないと思うのですが。 また、もし作ることができないのなら、そもそもF=k・Mm/r^2 なんていう式は使うことは現実的にないと思うのですが。 また大変疑問に思うところなのですが、次の式です。 F=k・Mm/r^2 磁荷を想定した式だと思うのですが、実際に磁荷がないのにどうやって実験で 比例定数kを出すことができるのでしょうか。(実質どうやって透磁率を実験的に 求めたのかということですが) また、「磁極の強さ」という言葉もたびたび使われますが、これも磁荷を想定した ことを前提としていますよね?だから現実問題磁極に強さなんかないと思うのですが。 磁束は場所によっていろいろ変わってくるので、磁極に強さがあると言われても なんだかよくわかりません。 何度も質問して恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

  • クーロンの法則の話の続きです。9*10^9は真空で

    クーロンの法則の話の続きです。9*10^9は真空での式なのに真空でない空気のところの地球でこの計算式を使ったら計算と現実世界での結果は異なるのでは? 地球で実験したら真空じゃないので答えと実際の結果が違う? 地球上で真空ってどういうこと? あり得ないのでは?

  • 宇宙と宇宙の法則は一体である

      宇宙なくして宇宙の法則は存在し得ず、宇宙の法則なくして宇宙は存在し得ない。 宇宙と宇宙の法則は常に一体となって存在する。 これを宇宙の第1公理と定義する。 また、宇宙における如何なる現象も宇宙の法則に支配される。 これを宇宙の第2公理と定義する。 第1公理 宇宙と宇宙の法則は一体である。 第2公理 宇宙の全ての現象は宇宙の法則に支配される。 この2つの公理に従うと、宇宙には始まりは無いことが分かるという。 それは何故でしょう。  

  • 高校物理 アンペアとクーロンの定義

    教科書や参考書をみると、「電荷の単位はクーロンで、電荷の最小単位の電気素量は 1.6×10^-19[c]である」といったような解説があります。これなどは非常に拒絶反応が 起こります。まず、そもそもクーロンという単位は何なのかという説明もないまま、 最小単位は突然1.6×10^-19[c]といわれても、困ります。 私なりに考えたのですが、「電気は空間に電場というものを作る性質があり、 その電場の強弱にかかわる単位がクーロンである」と理解してみましたが、 理解はあっているでしょうか? またWikiによると、クーロンはアンペアに基づいて定義させているとあります。 1mはなれた2本の導線に電流を流し、導線1m当たりにはたらく引力が2×10^-7[N] のときを1[A]と定義する、みたいなことが書いてありました。さらに1[c]は1[A]の電流 中に1秒あたり断面を通過する電気量と定義して、[A]=[c/s]としたのでしょう。 どこかで大きさの基準を決めなければいけないので、これは特に疑問を持ちません。 Wikiによると1[A]のとき、1[s]で約6.24×10^18個の電子が通過するとあったので、 -1[c]は電子6.24×10^18個分の電気量なのだろうと考えました。この理解も間違いないですか? しかし、1Aのとき1秒で6.24×10^18個の電子が通過することを確かめる実験があるかどうかは 調べられませんでした。 そこで、電気素量を求める実験として、ミリカンの油滴実験というものを見つけました。 クーロン力と重力を釣り合わせて求めたということですが、ここで疑問なのが、電気素量がわかって いないのに、何でクーロンの法則を用いているのかです。 クーロンの法則に出てくる比例定数kは電気素量がわかっていなければ、わからない値では? と思ってしまいます。つまりクーロンの法則の比例定数と、電気量の2つがわからないのに、 何で電気素量が求められるのでしょうか? とにかくミリカンの実験で電気素量がわかったとして、そこから1Aのとき、1秒で電子は 6.24×10^18個通過すると求められる、という理解でよろしいでしょうか? とにかく教科書はこういった説明がほとんどないので、憤りを感じております。 そりゃあみんな物理嫌いになるよ、と思うのは私だけでしょうか。 どなたか納得できるように教えていただけないでしょうか?

  • 証明:人間精神も宇宙の法則に支配される

      宇宙の公理を用いてこれを証明します。 証明: 人間精神は人間の脳内に展開される現象である。 人間およびその脳は宇宙の一部である。 このとき第3公理より宇宙の法則は宇宙の全現象を支配するのであるから、人間の脳内現象である人間精神も宇宙の法則に支配されることになる。 故に人間精神も宇宙の法則に支配されると結論できる。 証明終わり。  

  • ウェーバーの法則について

    今日、物理の授業でウェーバーの法則について学びました。 実際に実験も行い、「はじめに加えられる基礎刺激量の強さをRとし、これに対応する識別閾値を△Rとすると、Rの強さに関わらず"△R/R=一定"という式が成り立つ」と証明されました。 最後に課題として、「この法則は重力感覚以外にも嗅覚・味覚・視覚などでも成り立つことが知られているが、なぜこの法則が生じるのか?感覚の適応幅が生物によって異なる理由を説明しなさい」というのが出されたのですが…これがさっぱりです。実際に実験した重力感覚については理解できたのですが、嗅覚や味覚・視覚の話になるといい例(例えば~いうときにこの法則が成り立つなどという身近な例)が思いつきません。どなたか詳しい方、教えていただけないでしょうか?また、感覚の適応幅が生物によって異なる…というのもよくわかりません。(一応調べたのですが…) 明日までにどうしても提出しなければいけないので、どなたかよろしくお願いします。

  • 地球科学の諸法則について

    地球科学、特に気象のような学問において、○○の法則というものがあります。物体温度と放射エネルギーなどの式などです。 例えば、ステファン・ボルツマンの法則とか、ウィーンの変位則などです。教えて頂きたいのですが、これらの式は実験式・経験式なのでしょうか(すなわち帰納的)。それとも物理法則から演繹的に求められたものなのでしょうか。物理法則と言ってもニュートンの運動方程式などは演繹されるわけではないと思いますので全てが帰納的と言えるかもしれません。ここでの質問の立場は、ニュートンの運動方程式、マックスウェルの方程式などが公理として認めたとしてそれから演繹されるものなのかどうなのかということです。ウィーンの変位則などは具体的な数値が入った式であり、演繹されるならばその値がどうやって出てきたのか説明することができるからです。逆に実験式ならば観測事実に合致して決めた、と言うならそれで納得することができます。 よろしくお願いします。

  • あの世は存在しない

      宇宙の公理を用いて「あの世は存在しない」ことを証明します。 証明: 仮にあの世が存在したとする。 このとき第3公理より宇宙の法則は宇宙の全現象を支配するのであるから、あの世の現象も宇宙の法則が支配することになる。 また第4公理より宇宙の法則は唯一絶対であるから、あの世の法則は宇宙の法則自体でなければならない。 また第2公理より宇宙と宇宙の法則は一体であるから、あの世とあの世の法則は宇宙と宇宙の法則と一体でなければならない。 結局、あの世とあの世の法則はこの世とこの世の法則と一体でなければならない。 すなわちあの世とはこの世のこととなり、あの世はこの世とは別には存在し得ない。 故にあの世は存在しないと結論できる。 証明終わり。           宇宙の公理 第1公理 宇宙は存在する 第2公理 宇宙と宇宙の法則は一体である 第3公理 宇宙の法則は宇宙の全現象を支配する 第4公理 宇宙の法則は唯一絶対である 第5公理 宇宙の法則は永遠無限に均一である 第6公理 宇宙の法則は永遠無限に不変である (※永遠とは無限時間、無限とは無限空間を意味する)