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気体の状態方程式と熱力学第一法則の関係

気体の状態方程式 pV=nRTと 熱力学の第一法則の Q=E + W がありますが、Q=3/2nr△T + p△V (pが一定)とした時 右辺は状態量であるのは分かるのですが、 ここでΔTをΔT=p△V/nRとして代入してQ=3/2nr(p△V/nR) +p△V = 5/2p△V つまりQ=5/2p△Vにしても良いのでしょうか? よろしくお願いいたします。

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回答No.1

細かいかもしれないけれど  Q=3/2nr△T + p△V ではなく、  ΔQ=3/2nR△T + p△V だよね。 そして  ΔE = 3/2nRΔT が成立するのは、単原子分子の理想気体。理想気体であったも、単原子分子でなければ、この式は成立しない。 ☆右辺は状態量であるのはわかるのですが、 ◇定圧変化ならば、結果的に、右辺は状態量になりますよね。 すると、左辺は…、どうなるんだろうね(ニコニコ)。 質問者さんは、高校生だろうか、大学生? エンタルピー(エントロピーじゃないよ、エンタルピー)という状態量を知っているだろうか? エンタルピーHは、  H = E + pV で定義される状態量なんですよ。 定圧変化の時は、  ΔH = ΔE + pΔV 単原子分子の理想気体ならば  ΔH = (3/2)nRΔT + pΔV この式は、どこかで出てきているような(ニコニコ)。 ちなみに、熱ΔQは、状態量ではないので、注意してください!! ☆ここでΔTをΔT=p△V/nRとして代入してQ=3/2nr(p△V/nR) +p△V = 5/2p△V ◇単原子分子の理想気体で、かつ、定圧変化ならば、こうなります。 それで、  pV = nRT → pΔV = nRΔT (pが一定) ですよね。 すると、この式から  ΔQ = (3/2)nRΔT + nRΔT = (5/2)nRΔT  Cp = ΔQ/ΔT = (5/2)nR ここで、Cpは定圧熱容量。  Cp - Cv = nR   (定圧熱容量Cv = (3/2)nR) や  cp - cv = R という式を見たことがあるのではないだろうか? ですから、 結果だけを言うならば、定圧変化の時、  ΔQ = CpΔT として計算をしてもいいんですよ。 これは、定圧熱容量の定義なので。 ☆つまりQ=5/2p△Vにしても良いのでしょうか? ◇単原子分子の理想気体で、定圧変化のときならば、いいですよ。 ただし、 この条件以外では成立しないので、 このことは忘れないでください。

acbdcedf
質問者

お礼

非常に分かりやすい回答ありがとうございました。 理解できました!!

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