• ベストアンサー

浸透圧の公式で

Π=kcTというのをならったんですが、kというのはなぜ気体定数Rと等しいんでしょうか?液体と気体なのにナゼ・・・・・? あと、ΠV=・・・・・・・?とかいう公式もあったような気がするんですが、どなたかご存じないでしょうか? どうかよろしくお願いいたします

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.1

いわゆる van't Hoff の法則ですね. 液体の話なのになぜ気体定数が? ということですが, 気体定数Rの正体は, (1)  R = NA×kB です.NA はアボガドロ数,kB はボルツマン定数. ボルツマン定数は温度をエネルギーに換算するときの係数です. もともと,温度は exp(-E/kB T) 等という因子からわかるように, エネルギーと同じ次元を持つべき物理量です. ただし,水の氷点と沸点を基準点に取ったという歴史的理由により, (絶対)温度をエネルギーに換算するときにボルツマン定数がつくという 事情になっています. cはモル濃度ですね. 1モルの分子数がアボガドロ数 NA ですから,kB と NA の組み合わせは 別に気体の状態方程式だけでなくいろいろな関係式に出てきて不思議はありません. 例えば,反応速度論のアレニウスの式にも気体定数が出てきます. http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=32415 の私の解答を参照下さい. もう一つの式は (2)  Πv=nRT ですね. vは溶液の体積,nは溶質のモル数. 理想気体の状態方程式と同じ形をしています.

hamaoka
質問者

お礼

さすが専門家の方ですね・・・説明がとってもくわしいです、 ありがとうございます、一つ質問があるんですが、 ボルツマン定数の概数値はどのくらいでしょうか?又、単位は?

その他の回答 (2)

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.3

siegmund です. > ボルツマン定数の概数値はどのくらいでしょうか?又、単位は? う~ん,教えている立場からすれば本当は自分で探して欲しいんですがね. 教科書にもよく載っているし,教科書にもよく載っているし,理化学辞典 や理科年表でも良いし... まあ,せっかく顔出したんだから... (1)  kB = 1.38 × 10^(-23) [J K^(-1)] です.Jはジュール,Kはケルビン. ついでに,アボガドロ定数が (2)  NA = 6.02 × 10^23 [mol^(-1)] ですから,気体定数は (3)  R = NA×kB = 8.31 [J mol^(-1) K^(-1)] です. > 一つ疑問が・・・・>Π=kcT にならって書くと Πv=kcT > とありますが、左辺だけにvをかけても等式が成り立っているようですが、 > なぜなんでしょうか? それは,rei00 さんがちょっと手が滑ってミスタイプしたんでしょう. 全体よく読めば分かるはずですが... rei00 さんの回答の最後のパラグラフにあるように モル数n,体積モル濃度c,体積vの間の関係が (4)  c = n/v ですから, (5)  Π = cRT に代入整理して (6)  Πv = nRT になります.

hamaoka
質問者

お礼

すいません・・・ボルツマン定数って初耳だったのでまさか化学の教科書に載ってるとは思わなかったんですToT レイさんへの質問にも答えてくださってありがとうございます!

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.2

siegmund さんの詳しい回答がありますので蛇足ですが。 > あと、ΠV=・・・・・・・?とかいう公式もあったような気がするんですが、どなたかご存じないでしょうか?  siegmund さんは「Πv=nRT ですね.vは溶液の体積,nは溶質のモル数.」とされていますが,hamaoka さんの Π=kcT にならって書くと Πv=kcT ですね。で,k=Rですから,Πv=nRT です。  若干説明しますと, Π=kcT で cはモル濃度(mol/L)ですから,c=n/v(n:モル数 mol,v:体積 L)です。したがって,Π=kcT=k(n/v)T となり,Πv=nkT となります。

hamaoka
質問者

お礼

一つ疑問が・・・・>Π=kcT にならって書くと Πv=kcT とありますが、左辺だけにvをかけても等式が成り立っているようですが、 なぜなんでしょうか?

関連するQ&A

  • 浸透圧から分子量を求める計算

    290Kで水1.00dm^3に砂糖24.3gを加えた溶液の浸透圧は9.85×10^4Paであった。 この砂糖の分子量はいくらか。気体定数は8.3J/Kmolとしてよい。 という問題なのですが・・・ この答えは砂糖がC12H22O12なので342ぐらいになると思うのです。 しかし、いくら計算してもありえない数になってしまいます。  Π=9.85×10^4  V=1.00×10^(-3)  R=8.3  T=300 でΠV=nRTに代入しnを出し(4.09×10^(-2)mol)、1000g+24.3gをnで割りました。 これだと答えが2.50になってしまうのです 何かを勘違いしているのかな、と思うのですが・・・ よろしくお願いします。

  • 浸透圧の問題

    溶液a:水180mLにNaClを5.9g溶かした水溶液(密度1.0g/cm3) 中央を半透膜で区切ったU字管の左に純水、右に溶液aを高さを揃えていれ27℃で放置すると平衡になった この時の浸透圧はいくらか(有効数字2桁) 気体定数8.3×10^3Pa・L/(mol・K) 原子量Na=23 Cl=35.5 この問題がなんどやっても (0.1×8.3×10^3×300×2)/0.18 =2.766×10^6≒2.8×10^6 となります(0.1をちゃんと5.9/58.5としても2.8) でも答えは2.7×10^6 となっており合いません どこが違いますか?

  • 蒸気圧と気体の状態方程式について

    蒸気圧で圧力が一定になるということは、 状態方程式PV=nRTで考えると、 (Tは一定として)Pが定数となってしまい、n∝Vという形で、 気体となっている物質量が変化するという考えでいいのでしょうか? つまりは定温常体において、 全部気体⇒nが定数でVに対してPが反比例(ボイルの法則) 気液平衡⇒Pが定数でVに対してnが正比例 とまとめて考えることができるのか、ということです。。。 あともう一つ、 外圧と釣り合っている、ピストン中の気液平衡状態の物質は、 外圧を少しでも高くして維持すれば、 ピストン中の物質が全て液体になるまで体積は縮むのでしょうか?

  • 浸透圧πと質量濃度Cの関係式について

    気体定数をR、絶対温度をTとすると、 π/RT=C/M'+A2C^2+A3C^3+A4C^4+…… という関係式が導きだせます。。 ここで係数A4の値を求めたいのですが方法がまったくわかりません。。。どのたかわかる方、教えてください!!

  • 浸透圧の計算について

    植物細胞の原形質分離を顕微鏡で観察し、使用した溶液の濃度から浸透圧を求めるという実験をしたのですが、 浸透圧の式、 P=iRCT R:気体定数、C:限界濃度、T:絶対温度 の等張係数iの求め方がわかりません。 この実験で使った溶液はグルコース溶液(0.4,0.5,0.6,0.7M)と塩化カリウム溶液(0.2,0.3,0.4,0.5M)です。 グルコースの限界濃度は2.12M、塩化カリウムの限界濃度は0.633Mとなりました。(自分で計算したので間違っているかもしれませんが) このときの気温は15.5℃です。 等張係数は非電解質では1.0だということですが、電解質の場合はどのように計算すればよいのでしょうか? 電離度の計算からしなければならないのでしょうか? どなたか分かる方、よろしくお願いします。

  • オイラーの公式を教えてください

    グラフで二次元でのオイラーの公式は  グラフ G(V,E) のとき、|V| - |E| + R = K + 1 ですが、三次元の場合の公式はどうなるのでしょうか? 証明もあわせて教えてください。お願いします。

  • 化学ポテンシャルと浸透圧

    大学の課題で、 『浸透圧について、溶質濃度CBあるいは溶質のモル分率XBの関数としてあらわす式を、化学ポテンシャルの式を用いて導け。必要に応じて、Gibbsの自由エネルギーの式、またはGibbs-Helmholtzの式、熱力学恒等式などを用いること。気体定数をR、絶対温度をTで示し、必要に応じ融点Tm、沸点Tb、融解のエンタルピーΔHfus、蒸発のエンタルピーΔHvap、モル体積Vmなどを用いて良い。』 というのが出されたのですが、教科書や参考書を見ても全く分かりません。 よろしくお願いします。

  • 至急教えて下さい。

    低温で理想気体がV1→V2の容積変化に対してこの状態関数の変化量△Sが△S=nRlnV2/V1で表されることを示せ。Rは気体定数(8.31J/mol・k)、nはモル数である。 よろしくお願いします。

  • 熱力学の気体定数について

    理想気体の話で、熱力学の参考書や教科書で、よく気体定数を見かけます。高校の範囲では、気体定数Rと言ったらダイレクトに0.082と思っていましたが、大学の範囲では、単位の異なるいくつかの気体定数があり、どうやって使い分ければよいのかよくわかりません。   例:R=0.082057atm dm3 mol^-1 k^-1 =1.987216cal k^-1 mol^-1 =8.20578×10^5 m^3 atm k^-1 mol ^-1 ……等々  何処に注目すればよいのか、また理解するためには何について詳しく学べばよいのか教えてください。よろしくお願いします。

  • 気体定数を求めるにはどうすればいいのでしょうか?

    次の単位系において、気体定数を求めなさい。 (1)体積:リットル、圧力:Pa、絶対温度:K (2)体積:リットル、圧力:atm、絶対温度:K (3)体積:m^3、圧力:mmHg、絶対温度:K (4)体積:m^3、圧力:Pa、絶対温度:K 書き込もうとしたらリットルが文字化けしていたので、カタカナで書きこまさせていただきました。 大変申し訳ないのですが、この問題がよく分かりません。 ボイル・シャルルの法則 V2=V1×(P1/P2)×(T2/T1) (理想気体)状態方程式 PV=nRT=(W/M)×RT PV/T =( 1[atm]×22.4[リットル/mol])/(273+0)[K] ≒0.0821[リットル×atm/K×mol] = R とおく R(気体定数) これらの公式を習ったのですが、今一使い方がよく分からなくて…。 具体的に何から始めて、どのように進めていけばいいのでしょうか? 順序がよく分からなくて…。 贅沢ではございますが、問題の解答も付け加えてくれるとありがたいのですが…。 本当に困っております…。 どうか回答していただけないでしょうか? 宜しくお願いします。