レジンの型はＡＢＳ樹脂でも問題ないでしょうか？

質問

これからレジンに初めて挑戦しようとしている者です。
初心者なので、ご回答お願い致します。

これまで3Ｄプリンターで物作りをしていたのですが、
熱溶解式なので、積層跡が目立ってしまい、
サンディングやサーフェイサーで後処理をしていました。

これがかなり面倒で、時間がかかるので、
3Ｄプリンターでしっかりと型を作って、レジンキャストを流し込む方が
たくさん作る場合は早いのではないかと考えています。
（この方法なら造形物をサンディングやサーフェイサーで後処理をしなくて良いと思っています）

3Ｄプリンターで型を作るということは、型はＡＢＳ樹脂になるのですが、
レジンキャストが型にくっついてしまうことはありますでしょうか？
離型剤を用いれば大丈夫でしょうか？
通常、型はシリコンで作るようなので、心配です。

また、離型剤もたくさん種類があって、どれを選べば良いのか分かりません・・・。
おすすめがありましたら、教えて下さい。
スプレータイプが便利かなと思っておりますが。

なお、レジンキャストは、
WAVE ウェーブ [レジンキャストEX 2kg アイボリー ノンキシレンタイプ]を
使う予定です。

ご回答よろしくお願い致します。

回答No.2

greias · ベストアンサー

３Ｄプリンターを使用して原型の雌型を作りシリコーン型の代わりに使用する。というのは素材的には可能かと思います。また離型剤としてシリコーンスプレーを塗布すればキャストが型にくっつくことも無いかと。

ただし現実的には全くお勧めできません。
キャストの複製用の型は片面か両面で作るのが一般的であり、複雑な形状の場合は両面型を作ることとなります。
その際の注型用キャスト注ぎ込み口や空気抜き穴は、テストでキャストを流してみながら切削していくことが一般的ですが、ABS樹脂の硬化した型に切削するのはシリコーン型よりも数段面倒であること。
また型どおしを合わせて液状のキャストを注型しても合わせ目からキャストが漏れ出さない程度にピッタリと型が隙間なく組み合わなければ使い物になりません。
※つまり原型並みかそれ以上に表面処理が必要となります。

そしてABS樹脂の型はシリコーン型よりも柔軟性が低く、硬化した複製品を型から取り出すのにかなり苦労するかと。
またシリコーン型の場合、柔軟性があるので若干の逆テーパーでも対応できますが、ABS樹脂の型では不可能かと。

お礼

なるほど、型をシリコンで作るには様々な理由があるのですね。
私のような初心者はなおさらシリコンで作ったほうが良さそうですね。
大変勉強になりました。
ご回答ありがとうございました。

回答No.1

TooManyBugs

ABSもレジン、離型材も種類が多すぎ一概には言えません実際にテストしてみるのが早道でしょう。

通常は３Ｄプリンタで雌型を作るのではなく原型を作り修正加工したものからシリコンで雌型を作り複製するのが今のところ一般的かつ効率的と思います。

お礼

そうなんですね。型はシリコンで作ったほうが良さそうですね。
ご回答ありがとうございました。