• ベストアンサー

角運動量

位置ベクトルrの位置にいる質量mの質点に、中心力ポテンシャルV(r)=-k/r(k>0)より導かれる力F(r)がはたらいている。質点の運動量をp,角運動量をL,エネルギーをEとする。 d/dt(r↑/r) = (L↑×r↑)/mr^3 = -(L↑×F(r)↑)/mk を示せ。 全くわかりません。詳しい解説お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

はぁ~、これも私がやるのですか~。 まず、下準備。  grad(r) = r↑/r  v↑ = dr↑/dt (= p↑/m) d(r↑/r)/dt = (1/r)・(dr↑/dt) + r↑・d(1/r)/dt = (1/r)・(dr↑/dt) - (r↑/r^2)・dr/dt dr/dt = (v↑・grad(r)) = (v↑・r↑/r) = (v↑・r↑)/r ∴ d(r↑/r)/dt = (1/r)v↑ - (v↑・r↑)r↑/r^3    ・・・(1) それで、 (L↑×r↑) = -r↑×L↑ = -r↑×(r↑×p↑) = -(r↑・p↑)r↑ + (r↑・r↑)p↑ = (r↑・r↑)mv↑ - (r↑・mv↑)r↑ = r^2・mv↑ - m(r↑・v↑)r↑ となりまして、 これをmr^3でわると、(1)になるんですわ。 よって、  d/dt(r↑/r) = (L↑×r↑)/mr^3       ・・・(2) F(r)↑ = -grad(v(r)) = -k(r↑/r^3) だから、  r↑ = -{(r^3)/k}F(r)↑ これを(2)に代入すると、 (L↑×r↑)/mr^3 = -(L↑×F(r)↑)/mk となります。 よって、  d/dt(r↑/r) = (L↑×r↑)/mr^3 = -(L↑×F(r)↑)/mk なんでございますよ。

24143324
質問者

お礼

F(r)↑ = -grad(v(r)) = -k(r↑/r^3) とありますが、 F(r)↑ = (∂v/∂r)=k/r^2じゃないのはなぜですか? 詳しい解説お願いします。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

回答No.3

r^2 = x^2 + y^2 + z^2 ∂r^2/∂x = (dr^2/dr)・∂r/∂x = 2r・∂r/∂x = 2x ∂r/∂x = x/r 同様に、 ∂r/dy = y/r ∂r/dz = z/r よって、 grad(r) = r↑/r (こうやるのが、エレガントなのだ!!) grad(1/r) = (d(1/r)/dr)・grad(r) = -(1/r^2)・(r↑/r) = -r↑/r^3 (こうやるのが、センスのいい解き方なのだ)

24143324
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.2

F(r)↑ = -grad(V(r)) = -((∂V/∂x)i↑ + (∂V/∂y)j↑ + (∂V/dz)k↑) です。  i↑ = (1,0,0), j↑ = (0,1,0), k↑ = (0,0,1) F = |F(r)↑|ならば、  F = dV(r)/dr なのでしょうけれど。 そして、これはスカラーで、ベクトルではありません。 中心力なので、力は円の原点に向かっています。 この時の単位ベクトルはr↑/rで、向きは原点方向ですから、マイナスが必要。 力の大きさは分かっていますので、  F(r)↑ = F・(-r↑/r) とするのは、まあ、ありかな。  F = dV(r)/dr = -k・d(1/r)/dr = k/r^2 ∴ F(r)↑ = (k/r^2)・(-r↑/r) = -k(r↑/r^3) となります。 数学的には、あまり、お薦めできる解き方ではありませんが。

24143324
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 角運動量

    位置ベクトルrの位置にいる質量mの質点に、中心力ポテンシャルV(r)=-k/r(k>0)より導かれる力F(r)がはたらいている。質点の運動量をp,角運動量をL,エネルギーをEとする。 ε=((p↑×L↑)/mk)-(r↑/r)が保存量であることを示せ。 保存量なので、dε/dt=0になるっていうことだと思うのですが、まったくわかりません。 詳しい解説お願いします。

  • 角運動量

    位置ベクトルrの位置にいる質量mの質点に、中心力ポテンシャルV(r)=-k/r(k>0)より導かれる力F(r)がはたらいている。質点の運動量をp,角運動量をL,エネルギーをEとする。 ε=|ε|とする。 E = (mk^2)((ε^2)-1))/2|L|^2を示せ。 全くわかりません。 詳しい解説お願いします。

  • 角運動量

    位置ベクトルrの位置にいる質量mの質点に、中心力ポテンシャルV(r)=-k/r(k>0)より導かれる力F(r)がはたらいている。質点の運動量をp,角運動量をL,エネルギーをEとする。 このとき、pL=0   (p×L)r=|L|^2 r×L=(rp)r-(r^2)p となる。 なぜですか? 詳しい解説お願いします。

  • 角運動量

    意味がまったく分からないので、説明していただけるとありがたいです。 1.質量m[1]とm[2]の質点が一定速度v[1],v[2]で運動していて、ある時刻において質点の位置はそれぞれr[1],r[2]であったとする。 (1)このときの原点周りの全角運動量ベクトルLを与えよ。 (2)(1)の結果が原点の位置には依存せず、その質点間の距離ベクトルだけに依存しているとすれば、その条件式を与えよ。 2.x-y平面状で質量mの質点が半径a、角速度ωで中心G周りの等速円運動をしている(左回り正)。 (1)中心G周りの角運動量ベクトルを与えよ。ただし、基本ベクトル(i,j,k)を使うこと。 (2)前問で中心Gが位置ベクトルrに固定されており、ある時刻においてこの粒子が円の中心からの一がae[r]であり、その動径方向との角度がφであったとき、原点(O)回りの角運動量の値(z方向を正)を与えよ。ただし、e[r]はGから質点への動径の単位ベクトルである。 (3)原点(O)回りの角運動量が最大になるときと最小になるときの位置とその値を与えよ。 よろしくお願いいたします。

  • 角運動ベクトル

    3次元空間中を運動する質量mの質点が位置ベクトルxの場所にあるとき、その質点にはF(x)↑の力がはたらく。時間tにおける質点の位置ベクトルをr(t)↑とする。 角運動量ベクトルがしたがう方程式を記せ L↑=r↑×p↑      ここからどうすればよいのですか? 詳しい解説お願いします。

  • 角運動量

    b:衝突パラメーター m:質量 v:初速度 φ:ベクトルRの空間軸に対する角度 L:角運動量 L=mbv=mR^2(dφ/dt) なぜ、L=mbv=mR^2(dφ/dt)となるのですか?詳しい解説お願いします。

  • 角運動ベクトル

    3次元空間中を運動する質量mの質点が位置ベクトルxの場所にあるとき、その質点にはF(x)↑の力がはたらく。時間tにおける質点の位置ベクトルをr(t)↑とする。 質点の原点まわりの角運動量ベクトルと、質点にはたらく原点まわりの偶力を求めよ。 L↑=r↑×p↑      ここからどうすればよいのですか? 詳しい解説お願いします。

  • 角運動量の式

    剛体の力学について勉強しています ある問題集の例題の解説の中で, 原点のまわりを質量mの質点が角速度ω(ベクトル)で回転していて,時刻tにおける質点の位置がr(ベクトル)で表されるとき,角運動量は l = mr×(ω×r) この式を書き直して l = m{|r|^2ω-(r・ω)r} が得られる. という部分があったのですが,第一式から式変形で第二式が導かれるのでしょうか?

  • 力学:角運動量の問題

    物理の力学の問題です。テーマは角運動量です。 原点の周りを質量mの物体が運動している。質点には原点からの中心力f(r)rと、空気抵抗-kvが働いている。時刻t=0で質点は角運動量L0をもっていたとして、その後の時刻tにおける角運動量L(t)を求めよ。 注:rとvはベクトルである。ただし、f(r)のrはスカラー。 まず、運動方程式をどう立てればいいのかわかりません。 r方向とv方向に分解するのかしないのか・・・ それと、最後の答えでtが出てくる気がしない。 L=r×pのとき、mr''=Fから L'=r×Fは導けました。

  • 角運動量l→の時間微分、質点の速さ

    質点がxy平面内で反時計方向に半径rの等速円運動している時、質点に働く力は原点から距離の2城に逆比例する引力でその大きさをC/r^2と(Cは定数)表す 問1:角運動量l→の時間微分を計算することにより原点Oに対する質点の角運動量が保存されることを示せ。 問2:質点の速さを求めよ。 というものがあります。 問1:は 解説をみたら m dr→/dt × v→ + mr→ × dv→/dt  = mv→×vr→ + r→ × m d^2r→/dt^2 =0→ となっていました。 ここで疑問なのですがL=mv→×r→じゃないのでしょうか?上記の式だとvとrの位置が変わってます。 そしてそもそもなんでm dr→/dt × v→ + mr→ × dv→/dt と足す必要があるのでしょうか 結果の mv→×vr→ + r→ × m d^2r→/dt^2 =0→ は外積ゆえに並行なベクトルを掛けると0になるということからこうなるというのはわかるのですがそもそも0ベクトルになる=保存されるのニュアンスがわかりません。 丁寧に解説頂けますでしょうか。 また質点の速さについて m d^2r→/dt^2 = -Cr→/r^3より mdr→/dt = -Cr→/r^3 dr→/dt dr→/dt= -Cr→/mr^3 dr→/dt これをvの形に直せばいいんじゃないかなと思ったらつまずきました。 御教授お願い申し上げます。