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マヤ神話について

今、マヤ神話に興味があり色々と調べているのですが、どの資料を見ても釈然としない点があり、疑問に思っています。 ・マヤ神話の文献「ポポル・ヴフ」において、創造神はクグマッツ(ククルカン)やフラカンであるとされる一方、多くの資料でフナブ・クーが創造神とされているが、その出典は何処なのか? ・主神であるイツァムナーは創造神なのか?もしそうなら出典は何処なのか?(資料により創造神であるかどうか分かれている) 以上の二点がどうも分かりません。 また、上記の事について何かしら記載があった本などの名前を記載して頂けると有難いです。 宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.1

僕はド素人なので回答は出来ませんが、専門家のお出ましまで場繋ぎに、、、     御質問には、(1)創造神は単一である、(2)名前は不変である、(3)出典がすぐ探せる、(4)中米には共通の文化がある、(5)原典に当たれば史実が分かる、と言った前提があると感じられます。 1。創造神     ユダヤ教、キリスト教のような単数型、日本のようにイザナミイザナミの二人で国産みをする双数型、マヤのように天界に三人、地上にクグマッツという複数型、などいろいろです。 2。名前     日本でも幼名は「牛若丸」、元服すると「義経」等と変わりますが、マヤの神も、一度ならず名前を変えています。 3。出典     元はキチェの口承、それを15世紀以後ローマ字がグアテマラに導入され、それとともに宣教師ヒメネスにより、スペイン語訳されたが、途中どのような「改訂が」行なわれたかは未詳。 4。中米文化    僕が初めてティカルに行った時、案内の人が「これ、僕たちはメキシコ大使館と呼んでいます」と一つの建物を指しました。建物オンチの僕にも回りの様式とは異色だと分かりました。     この重なりはチチェンイッツァでは、新旧にもっとはっきり分かれており、マヤの上に乗っかったメキシコ(=アステカ)の影響が明らかでした。宗教組織も神の名前も、2重になります。 5。 史実     このような資料ジャングルの異質の資料をかき分けて、整理し、はじめて御質問にこたえられるわけで、僕のようなド素人には歯が立たない、と恥じ入っております。

Quasar-kun
質問者

お礼

成程、イツァムナーが他の神性に影響を受けている、という可能性は考えていませんでした… 私はメキシコに行ったことすら無いので、現地に行って実際に資料や遺跡を見たりしていらっしゃる回答者様よりも未熟で勉強不足でした… なので、少し英字の資料を読んだところ、やはりイツァムナーとククルカンとの同一性が指摘されていました。 自分なりに解決の糸口を見つけることができたのも嬉しいのですが、こんな質問に答えてくださった方がいらっしゃったことがとても嬉しいです。(友達に質問を見せたところ、こちらを凝視してきました…) 長くなりましたが、ご回答、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.2

#1です。補足です。 1。  生きている場所     『ポポルブフ』の背景を一番よく知っているのは、キチェ地域にあるチチカステナンゴの「サントトマス寺院」などで会える、マヤの神官でしょう。もっとも、かなりのキチェ語の知識とコネは必要でしょう。 2。新しい発見     マヤ神話の新しい資料は、エル•ミラドール(下記)の壁画等にあるのではないかと思います。頑張ってください。     http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB     http://www.smithsonianmag.com/history/el-mirador-the-lost-city-of-the-maya-1741461/

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