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心が折れる、という言葉に関してです

心が折れる、という言葉を調べると初出に1714年とありますが、1714年と言えば江戸時代、どういう書物に使われたかご存知の方教えてください。先日ひるおびで斎藤先生が江戸時代にも使われていたとか言っていたような言っていなかったような、気になってメールでテレビ局に問い合わせてみましたが、まだ返事が無いので、だったら余計に気になって。ご存知の方お願いします。

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回答No.4

日本国語大辞典の1714年の用例は以下の通り。 「こころ 折(お)れる」  気持を相手側に曲げる。心がやわらぐ。気がなごむ。また、心が弱くなる。 *浄瑠璃 ☆(→木偏に色)狩剣本地〔1714〕四「同じちぎりをかさねんと、世継御前も玉ゆらも心おれ合ふ花の枝」 上田秋成の『春雨物語』〔1808〕の「樊噲上」の「山の物海の物ささげ出でてもてなすにぞ、是に心折て飲みくらふ」という例も載っていますが、いずれにしても現代の「心が折れる」とはちょっと違うような。 ↓ここにある最初の作品がそうでしょうね。 http://homepage2.nifty.com/hay/zidai3.html 内容を読みたければ、ここ↓ (^^;) http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0214-06903

crtlcdpdpel
質問者

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詳細に調べていただきありがとうございました、感謝します、テレビ局からはまだ返事は来ません、もう一度だけ出してみようと思います、前回出した時は返事が来たので(笑)

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  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.3

 No.2で回答した者です。  もっとも古い使用例という意味では下記の部分をひくべきでした。  追加します。こちらは現代の使い方に近いようです。 http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXNASDB11001_R10C13A7000000&uah=DF130920114252 ================引用開始 ■心が折れた元祖は「漂泊の詩人」? (略)  さらに遡り8世紀、中国・唐の時代。「詩聖」と称される漂泊の詩人・杜甫も、この表現を複数回使っていた。「地隅」という五言律詩の「平生心已折 行路日荒蕪」は書き下すと「平生心已(すで)に折れ、行路日々に荒蕪(こうぶ)す」(普段から私の心は挫折しきっていて、行く手の道は日に日に荒れ果てるばかりだ)となる。自らの心と行く手の道と、どちらも荒廃した状況が二重写しになる。  杜甫といえば科挙に落第して各地を放浪したり、ようやく仕官したものの左遷に遭ったりと、不遇をかこったエピソードが有名。まさに「心が折れた」表現の元祖。しかし、そんな苦境を糧にしたからこそ、国を憂えるだけでなく、民の苦しみにも目を向けた優れた詩を詠じることができたとも思える。心が折れた経験をいかにバネにできるか――。杜甫の詩は、そんな問いかけをしているのかもしれない。 ================引用終了

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たびたびご回答ありがとうございました、感謝します。テレビ局からはまだ返事は来ません、もう一度だけ出してみようと思います、前回出した時は返事が来たので(笑)

  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.2

 下記が詳しいようですが、初出の具体名はありません。ただし現代の「心が折れる」とは用法が違います。 http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXNASDB11001_R10C13A7000000&uah=DF130920114252 ================引用開始 ■心が折れた元祖は「漂泊の詩人」?  実は、あの芥川龍之介も「心が折れる」を使っていた。1921年発表の短編小説「好色」には「さすがの侍従も今度と云ふ今度は、とうとう心が折れたと見える」とある。ただ、現代とは用法が違い、「気持ちが相手に向くこと」という意味だ。プレイボーイである主人公のアプローチに、侍従という女性がやっと応えてくれた、という場面。日本国語大辞典第2版(小学館)は助詞「が」を入れない「こころ折れる」の形で「気持を相手側に曲げる」といった意味を載せており、初出は1714年となっている。 ================引用終了  現代風の「心が折れる」は、朝日新聞などでも盛んに使われています。昔書いたブログからひきます。 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1825.html ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  使用例は確実に増えている。  ひどかったのは、先月の朝日新聞。 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1779.html ================================ 11-01-4 16日  夕食休憩入りした指了図の局面。防戦一方の三浦の心を折るような、次の一手は?(朝刊17面)  佐藤圭司記者。「心を折る」って、どの程度市民権を得てるのだろう。もはや「臭さ」が強いので、ギャグ的にしか使えない気がする。どうやら元々あった表現だけど、ちょっと意味が違ったらしい。現在のような意味で使われるようになったのは、やはりジャッキー佐藤戦後の神取忍のコメントの影響が大きい(下記のコメントの「3」参照)。 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20472322  バックナンバーだと下記かな。 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-209.html 08-11-2/08-11-4 ================================  このほかに「11-01-6 」(2か所)、「11-01-9 」と大盤振る舞い(笑)。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

crtlcdpdpel
質問者

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ご回答ありがとうございました、リンクまで貼っていただき感謝します。テレビ局からはまだ返事は来ません、もう一度だけ出してみようと思います、前回出した時は返事が来たので(笑)

  • chie65535
  • ベストアンサー率43% (8522/19371)
回答No.1

>心が折れる、という言葉を調べると初出に1714年とありますが 初出が「1714年」と言う根拠は、小学館の「日本国語大辞典」の「心折れる」の項の「初出1714年」と言う記述のようです。 >気になってメールでテレビ局に問い合わせてみましたが 当方も、何が初出なのか判らなかったのですが、小学館に問い合わせてみてはどうでしょう?

crtlcdpdpel
質問者

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ご回答ありがとうございました、テレビ局からはまだ返事は来ません、もう一度だけ出してみようと思います、前回出した時は返事が来たので(笑)

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