太陽光で暖かくなるメカニズムについて

質問

太陽光が地表に降り注ぐことで地表の気温は大きく左右されるわけですが、なぜ太陽光は熱も通さない真空の宇宙空間を通った上で地球に到達し、地表を温めることができるのでしょうか？

回答No.3

manno1966 · ベストアンサー

> 地球に到達し
光(太陽光又は電磁波)が到達しています。

太陽はガンマ線から電波に至るまであらゆる波長の電磁波を放射しています。
その中の一部を可視光線として我々は見ていますが、そのほかの波長のものも大量に来ています。

太陽からの電磁波は、電気極性を持つ分子に運動エネルギーを与えます。
(電子レンジは水分子を対象とした波長に特化しているが、原理としては同様な物なので、電子レンジの原理を調べるのも有効)
分子に運動エネルギーを与えて運動を活発化させると、分子は加速して他の分子と衝突します。
そして分子の衝突が熱になるのです。
電磁波は熱ではありませんが、相手の分子に自己発熱を起こさせる事により、対象に熱を発生させます。

回答No.4

雪中庵（@psytex）

「熱を伝える」には、輻射、伝導、対流の３つの方法があります。
輻射は、いわゆる輻射熱、光子がエネルギーを伝えるものです。
伝導は、物体の中を熱エネルギーが伝わって行くものです。
対流は、液体や気体が熱によって比重が変わる事で移動し、
熱を伝えるものです。

回答No.2

-9L9-

＞熱も通さない真空
不正確な知識ですね。真空には物質がないので物質の熱伝導による熱移動は起こらない、というのが正しいです。

すでに回答がありますが、太陽は熱源となる光（可視光以外の電磁波を含む）を発しており、光は真空中だろうと進み、また光はエネルギーの塊なので光に照らされたところは温まります。
光は物質的性格を持っている（光量子）ので真空でも届くと考えることもできますし、光は空間のゆがみなので真空でも伝播するともいえます。

回答No.1

hg3

それは、熱が電磁波によって運ばれる「熱放射」と呼ばれる現象です。

太陽からの電磁波(光や赤外線も電磁波の一種です)の放射によって熱が伝わるので、媒体となる物質が無い真空でも熱は伝わります。