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日本語とイタリア語の音韻変化の共通性

「女」を意味する単語について、 ラテン語(むかしのイタリア語) domina イタリア語 donna 日本語(むかし) omina 日本語(いま) onna イタリア語と日本語で、同じ音韻変化が見られます。(語頭の「d」がなければ、まつたく同じ。) これは偶然なのですか。

noname#214841
noname#214841

質問者が選んだベストアンサー

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  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.1

haplology といいまして、いろんな所で起こっています。それにしても似てますね。     http://en.wikipedia.org/wiki/Haplology

noname#214841
質問者

お礼

SPS700さん、おはやうございます。私の質問にお答へいただくのは4度目です。 >>haplology といいまして、 >>いろんな所で起こっています。 私の不勉強で、初めて「haplology」といふ用語を知りました。ことばの基礎的意味としては、ギリシャ語の「ハプルース」「ロゴス」の合成語で、単純化現象といつたところでせうか。 リンク先の用例も楽しく読めました。特に >>Homeric Greek: amphiphoreus > amphoreus 'two-handled pitcher' ホメロスのギリシャ語は大好きですので、これから原文を調べてみます。ありがたうございました。

noname#214841
質問者

補足

さてベストアンサーですが、ほんとうに困りました。女性回答者がいらつしやればそれですんなり決定するのですが。 「おみな」「をみな」「をんな」といふ私の質問文の欠陥を見抜いたpendacoさん、音韻変化の普遍性を解説してくださつたErdbeerkegelsさん、シルクロード説を提言していただいたNebusoku3さん、まことに感謝してをります。このたびは、先着を重視し、haplologyといふ用語ををしへていただいたSPS700さんを選びました。

その他の回答 (3)

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1441/3774)
回答No.4

お茶を濁させていただきます。 イタリア語は中国→シルクロードを通じて言葉の流通があったのではないかと思う時があります。 でも donna と onna は面白い相似ですね。 他にも tannto(大阪弁) moruto (もっと) など、 更に kako(kaki) 柿 等、色々あって、昔どこかに接点があったのではないかと思う言葉があります。 でもシルクロードでの接点でなければ 単なる偶然と思います。(中国語とイタリア語の共通点はかなりありそうですが、もしかしたらその一端?)

noname#214841
質問者

お礼

Nebusoku3さん、こんばんは。 >>お茶を濁させていただきます。 ここのボケ担当ですので、茶茶は大好きです。 >>イタリア語は中国→シルクロードを通じて >>言葉の流通があったのではないかと思う時があります。 「ことばの旅」説、今回初登場です。やはりかういふ意見が出てこなくては面白くありません。 >>他にも tannto(大阪弁) moruto (もっと)など、 >>更に kako(kaki) 柿 等、 はづかしながら、私はイタリア語はできません。 日本語とイタリア語は、母音が多い、促音がある、といふ点で音韻構造の類似があり、共通語彙が見出されるのも、さほど不思議ともおもへません。でも、少しくらゐイタリア語を勉強して、もつと見つけてみたいとは感じました。 >>でもシルクロードでの接点でなければ >>単なる偶然と思います。 ここで引き下がつては、Nebusoku3さんらしくありません。回答履歴を拝見しました。理系文系にかかはらず、深い知識をお持ちです。 >>中国語とイタリア語の共通点 少し前に、「犬」を意味する ラテン語 canis 中国語 狗 の関係についての質問を提起しました。Nebusoku3さんには今後もお話をうかがひたく存じます。ありがたうございます。夜はぐつすりお休みくださいませ。

回答No.3

偶然と言うよりも、min→nnと言う音韻変化はよくあるパターンの音韻変化なのでしょう。 mもnも鼻音(口を閉鎖して鼻から息を出す音)なので、性質が似ている、間に挟まれた子音を省略して、さらにmがnへ同化するという音韻変化です。 当然は、この変化は、「女」に限らず発生する性質の物です。 兵庫県加古川市にあるJR西日本の駅で、「神野(かんの)」と言う名前の駅があるそうです。漢字と読み仮名を比較してみれば、同じ音韻変化が発生していることがわかります。

noname#214841
質問者

お礼

Erdbeerkegelsさん、いつも明確なご回答ありがたうございます。 >>mもnも鼻音(口を閉鎖して鼻から息を出す音)なので、 >>性質が似ている、間に挟まれた子音を省略して、 >>さらにmがnへ同化するという音韻変化です。 あひかはらず、あざやかな解説です。納得がいきます。起りやすい変化だから、両言語で生じたといふわけですね。 >>兵庫県加古川市にあるJR西日本の駅 神野 kamino → kanno なるほど。Erdbeerkegelsさんらしい博学な用例です。

  • pendaco
  • ベストアンサー率69% (92/133)
回答No.2

plapotaさま、こんにちは。 plapotaさまの語学に対する興味関心の大きさ、そして知識の広さ深さには感服しております。 ご質問に対してですが、これは全くの「偶然」と見て構わないと思います。 母親を「ママ」とか「マー」のような音で表すのは、小さい赤ちゃんが発生しやすい音が「MA」だから、というわけで、世界中で「MA音」が母親関連の語になっているのは(偶然ではなく)自然な成り行きであったと思っています。(日本語だと「まんま(食べ物)」がそれにあたるかと) ちょっと「あれっ?」と思ったのは、「omima」は「年寄りの女・老女」が第一義ではないかと。 「女・成人女性」なら「womima」だったと思います。 でも、偶然とはいえ、面白い発見ですね。語学に対する興味が高まります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ また、知恵袋丸投げの方がお見えです。いつもの方ですが、私は彼の(彼女の?)やり方は、まじめに回答されている方に対して(たとえネットの世界の中で顔の見えない関係であっても)失礼なことだと思ってなりません。それで、この前に「知恵袋丸投げ」のような表現をいたしました。 決して決して、plapotaさまへの批判ではございません。

noname#214841
質問者

お礼

pendacoさん、こんにちは。直接会話ができるのは初めてですね。 >>語学に対する興味関心の大きさ、 >>そして知識の広さ深さには感服しております。 ただいま木に登る練習中です。ブヒブヒ。 >>母親を「ママ」とか「マー」のような音で表すのは、...... 言語の恣意性についての議論でもちだされる例ですね。こんな話題で外国語カテゴリが賑やかになれば、と願つてゐます。 >>「女・成人女性」なら「womima」だったと思います。 さすがに鋭い突つこみですね。旧仮名遣ひでは、「わ」行の「をみな」「をんな」です。不特定多数の人たちに気軽に読んでもらへるやうに、省略しました。「(むかしのイタリア語)」とかも正確な表現ではありません。 私のボケ回答のあとに、また、突つこみをお願ひします。私は、外国語カテゴリのボケ担当を自負してをります。 http://questionbox.jp.msn.com/qa8598561.html >>でも、偶然とはいえ、面白い発見ですね。 御意見ありがたうございました。 この音韻変化の類似性は私個人の発見ではありません。学生時代にホメロスの授業(先生一人、生徒二人)でたまたま気付いたものです。この程度のものなら、みんなで楽しめるのではないかと思つて投稿しました。以前のシュメール語の質問はだだのボケです。突つこみが入らないので、見かねた哲学カテゴリの論敵が回答してくれました。 >>知恵袋丸投げの方がお見えです。 いまだによくわかりません。むしろ私のことであつたほうがよいのですけれど。pendacoさんは正義感がお強いのでせう。私はノウテンキですから、質問者の悩みが解決すれば充分です。正答が得られないとしても、 回答文の論理展開に感心した、 回答文がヒントとなつて新たな発想につながつた、 すてきな人に出会へた、 などなど、それでいいと考へます。 またよろしくお願ひいたします。

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