補償導線の接続による温度差とは?

このQ&Aのポイント
  • 補償導線同士の接続による誤差が問題となっています。
  • 補償導線を接続することで温度表示器とデータレコーダ間に5℃差が生じたと考えられます。
  • シグナルソースの起電力で生じなかった温度差が実際に熱電対を加熱することによって生じる可能性があります。
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補償導線同士の接続による誤差

図のように双芯のK熱電対に温度表示器とペーパレコーダを接続し、温度監視を行う盤を使用しています。 今回、ペーパレコーダの温度データをデジタルで取り込めるようにデータレコーダを接続するため、補償導線bをペーパレコーダ側の端子台に取り付けデータレコーダを接続しました。 (このとき機器の並列接続を避けるため、ペーパレコーダの入力配線は外しました。) 確認のため、シグナルソースを補償導線aの熱電対側に接続し校正したところ、温度表示器,データレコーダ共に入力温度の±1℃程度に収まっていたため、熱電対を目標の700℃まで加熱したところ、温度表示器700℃の表示に対して、データレコーダは705℃を示していました。 双芯の熱電対で5℃差がでるのはおかしいと考え、ペーパレコーダに配線を戻して確認したところ、ペーパレコーダは700℃を示していました。 以上のことより、補償導線bを補償導線aに接続したことにより、温度表示器とデータレコーダ間に5℃差を生じたと考えておりますが、シグナルソースの起電力で生じなかった温度差が実際に熱電対を加熱することによって生じることがあるのでしょうか? 可能性のある事項を列挙していただけると幸いです。 分かりにくい質問で大変恐縮ですが、みなさんの知恵を拝借いただけますよう宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • lumiheart
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回答No.1

K熱電対用補償導線には2種類あります 精密級 KX 普通級 WX どれくらい精度が違うのか?ですが http://www.fukuden.co.jp/product/pdf/pdfsho/hosensetumei.pdf 7/9ページ K熱電対用補償導線誤差温度特性 かなりエーカゲンな代物 それと、図の記録計とデータレコーダの場所を変えてみましたか? 監視盤温度25℃ データレコーダ温度35℃ 一応、零接点補償されてるハズなのだが 必ずしも周囲温度の影響は皆無とは言えない そして、雰囲気温度差が補償導線の誤差に加算される http://www.rkcinst.co.jp/techno/01/techno_01.htm 理化工業ホーム > 技術解説ホームページ > 高精度温度調節計の使用にあたって 記録計を並列接続した場合、 厳密には↓の接続-8になります http://www.hakko.co.jp/expe/expe1303.htm 雰囲気温度差が測定誤差となるが 多くの場合は同一盤内なので温度差が少なく問題とはならない でも、本件は10℃ありますね 更にダメ押し バーンアウト検出回路 http://www.m-system.co.jp/mstoday/plan/mame/b_sensor/1210/index.html 多くの場合は測定誤差はせいぜい1℃程度しかないが それは組合せの相性に拠る、5℃くらい出る事例はザラにある

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