K熱電対を補償導線で接続した場合の測定誤差について

このQ&Aのポイント
  • K熱電対を補償導線で接続した場合の温度誤差について実験を行いました。
  • 直射日光がアクリル箱に当たると、補償導線で接続した熱電対の温度が大きく表示される現象が見られました。
  • 補償導線のビニール被覆に直射日光があたり、それ自身の温度が上がり起電してしまった可能性が考えられます。
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K熱電対を補償導線で接続した場合の測定誤差について

K熱電対を補償導線で接続した場合の測定誤差について K熱電対を10mから30m程度の補償導線で延長し温度データロガーに接続しています。 K熱電対を直接データロガーに接続した場合と補償導線経由で接続した場合の温度誤差が大きいように思い、以下のようなテストをしました。 データロガーには2つのK熱電対と10mの補償導線で延長した1つのK熱電対接続します。 1つのK熱電対、延長した熱電対、データロガーをアクリルの箱に入れて西向きの窓際に置きます。 1つの熱電対は箱から出して近くに置きます。これは室温となります。 データロガーには冷接点温度補償用に内部温度計があります。 温度をロギングすると、直射日光が当たらない場合は、データロガーの内部温度計、箱の中にある直接接続のK熱電対、補償導線で接続した熱電対が示す温度に大きな違いはありません。 しかし、直射日光がアクリル箱に当たると、補償導線で接続した熱電対の温度は6度も大きく表示されます。 補償導線のビニール被覆に直射日光があたり、それ自身の温度が上がり起電してしまったのでしょうか? 補償導線は、二宮電線のビニール被覆補償導線 (Kタイプ 0.3/7本 仕上がり外径3.2×5.1) KCC(VX)規格です。 接続点の温度 0~+100℃で誤差許容差 ±2.5℃だと思います。 直射日光が当たっても誤差は2.5度以内に収まると思うのですが。 この現象についてご教授願えますでしょうか?

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  • lumiheart
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回答No.1

一般型VXGと精密型KXGとでは材質が異なります http://www.fukuden.co.jp/product/pdf/pdfsho/VX-G-VVF.pdf VXGはクロメル-アルメルではなくて銅-コンスタンタン http://www.fukuden.co.jp/product/pdf/pdfsho/KX-GS-VVF.pdf もちろんKXGはクロメル-アルメル >補償導線のビニール被覆に直射日光があたり、それ自身の温度が上がり起電してしまったのでしょうか? ↓の7/9ページのグラフによれば http://www.fukuden.co.jp/product/pdf/pdfsho/hosensetumei.pdf 50℃付近の温度でVXGとKXGでは最大5℃の温度差が読み取れます その他、熱電対の話 http://www.rkcinst.co.jp/techno/01/techno_01.htm http://www.rkcinst.co.jp/techno/18/techno_18.htm http://www.rkcinst.co.jp/yougo/tc2.htm

d_newbie
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに、グラフに表示されているVXとKXでは補償接点温度が50度の時の誤差は違います。 グラフからすると、VXはKXに比べてマイナス側に誤差が出る方向に振れる感じです。 私の実験では、補償導線に直射日光があたるとプラス方法に大きく誤差が出るのです。 暖められたアクリルケース内の温度が40度以上であっても、ケース内全体が温かい場合で、直射日光が補償導線に当たっていない時は誤差は出ないのです。 直射日光が補償導線を温めても100度にはならないでしょうが、導線周囲の温度とは10度以上違うかもしれません。 補償導線が周囲より10度や15度温度差があっても全体としての起電に5度以上も高い表示がされるのが不思議なのです。

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