- ベストアンサー
「大丈夫」の語源は何でしょうか
どうして「大丈夫」はいまのよく使われている意味を表わすのですか? 中国語では「大丈夫」は立派な男のことを指しているのに。 その語源は何でしょうか 教えて下さいませんか。 ありがとうございます。
- esmeralda
- お礼率37% (44/117)
- 日本語・現代文・国語
- 回答数3
- ありがとう数10
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
中国伝来の漢字でありながら、日本ではその意味するところが異なっているものが多くあり、それらは<和漢異義語>と称されています。遠慮、大人、庖丁、迷惑、人間などなど。 中国の周時代に、周尺の一丈を成年男子の身長としたことを起源とする「丈夫」は、日本では「じょうふ」と読み、また「ますらお」と訓(よ)んでもいます。 この丈夫の美称としての大丈夫も「だいじょうふ」でしょうが、語尾に濁音を付けて「だいじょうぶ」とも読む場合もあります。 一方、本来の漢語から転義して、丈夫を「じょうぶ」と語尾を濁らせて読む場合には、身体がしっかりして達者なことや、品物などが堅牢なことの意味に使われています。 このような、中国伝来の意味からはやや逸(そ)れたニュアンスの方は、辞書でも別項目扱いとなっています。 そちらの大丈夫は、丈夫(じょうふ)の美称ではなく、丈夫(じょうぶ)の強調された意味での「危なげがない」とか「間違いがない」といったトーンで、更に副詞として「大丈夫だ」と言う風にも使われるようになっています。 従って、大丈夫という漢字だけでは、あるいは場合によっては発音だけでも区別が付かない場合には、これが明らかに「男性」の美称としての意味合いが強調されているかどうかで判断するほかないかも知れません。 そして何ともシニカルな言い方を敢えて許してもらえるならば、この美丈夫・もののふ、ますらお、大丈夫と称えられるべき大和男(やまとおのこ)の昨今のわが国での分布趨勢を慮る時、もしかして<死語>と化しているのかもしれません。 いいや、ご心配なく、大丈夫! ここに「大丈夫有んなり!」と、大向こうからの一喝・竹箆(しっぺい)を戴くものと畏まっております(__;)。
その他の回答 (2)
- tennnou
- ベストアンサー率73% (494/674)
>「大丈夫」の語源は何でしょうか・・・ ・語源は、古代中国語から来て、古くから日本語に取り込まれました。 >どうして「大丈夫」はいまのよく使われている意味を表わすのですか?・・・ ・↑ どうして「大丈夫」は日本語で「だいじょうぶ(all right,OK)」の意味を表しているのですか? に訂正。 日本語の意味でも、 a:立派な男子。 b:しっかりとしている様子。堅固(ken go)な様子。危なくない様子。 c:間違いない。確かに。 の意味が有ります。 a:の意味(立派な男子)から転じてall right,OK,sure.になりました。 中文にも多く有るような比喩的用法です。 >その語源は何でしょうか・・・ ・↑ この語源は何でしょうか。 に訂正。 語源は、古代中国語の「大丈夫」da zhang4 fu1です。 esmeraldaさんの国-中国語では、男らしさ、ますらお、勇者、たくましい男 などの意味しか有りませんね。 蛇足で、女子子は、丈夫/丈夫子に相対する言語です。 大丈夫は、 masurao, masuraotoko,←(立派な男)。 dai joubu← (all right,OK,sure)。 と発音します。
お礼
tennnouさんご親切にご訂正くださってどうもありがとうございます! 私はまだだめですね...もっと勉強しなきゃ... 皆さんも宜しくお願い致します!
- daibutsuda
- ベストアンサー率34% (268/780)
日本でも鎌倉時代あたりまでは「丈夫(ますらお)」=立派な男、という意味で使われていたようですね。 でも、「大丈夫」=大変立派な男が、自分の近くにいたら「大丈夫」な気持ちになりませんか? その辺が語源では・・・?
関連するQ&A
- タンマの語源を教えてください
最近では死語に近いのかもしれませんが、「ちょっと待ってください」という意味で、よく「ちょっとタンマ」っていいますよね。 このタンマの語源(由来?)をどなたか教えてください。 中国語の「待ってくれますか」という意味の「deng ma?」から来ているように思うのですが、これでいいのでしょうか?
- ベストアンサー
- その他(語学)
- 「ペテン」の語源を教えてください
ある国語辞典の「ペテン」の項には中国語“bengzi”(私には正確に字形を再現できないのですが「弓并子」みたいな字で「弓并」はひと文字です) が語源であるとかいてありました。 また、おおくの国語辞典が語源について「中国語からか」とかいています。 本屋で中国語の辞書をたちよみしたのですが“bengzi”「弓并子」はのってなくて、“pianzi”「騙子」の項に「ペテン師」とのってました。 私がしらべることができたのは以上です。 「ペテン」の語源についてなにか情報をおもちのかたはおしえてください。 (ほんとに中国語が語源なのでしょうか?)
- ベストアンサー
- その他(学問・教育)
- 「可愛」の語源
中国語を3年勉強している者です。 日本語の「かわいい」と中国語の「可愛」は意味も発音も大変よく似ています。語源について三通りの可能性が考えられますが、どれが正解でしょうか? 1中国語から日本語になった 2日本語から中国語になった 3偶然似ているだけ 自分なりに調べて考えたことをまとめると: 1について:広辞苑や大辞林を見る限りでは、「かわいい」の語源は「かほはゆし(顔映ゆし)」であるらしく、中国語からの輸入ではない純粋な大和言葉のようです。したがって1ではなさそうです。 2について:戦前に大量の言葉が日本語から中国語に入りましたが、このような言葉は、ほとんど科学技術・経済・法律などの用語で、日常語の例は比較的少ないようです。また、可怕や可惜など同じような構造でできている言葉が中国語に多いことを考えると、可愛が日本語から中国語に入った可能性は低そうです。 3について.というわけでやはり偶然というのが答えなのでしょうか?そうだとすれば、日本語が中国語から当て字として漢字だけを借りたのだということになるとおもいます。 周りの中国人の方何人かに伺ってみましたが、一般論として日本語の単語で中国語になった物が相当数存在するということがまず認識されていないようで、この例(「可愛」)についても特に考えてはもらえず、日中共通の単語は全て中国語発だとおっしゃるかたばかりでした。これは必ずしも正しくはないと思うので、ここで伺ってみることにしました。上で書いたように自分なりに少しは考えましたが、全く自信がないので、分かる方がいらっしゃったらよろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 中国語
- ぐれる、の語源に関してです。
語源は、ネット上で散々見受けられますし、分かるのですが、その語源からどの様に変化して現在使われる、不良を意味するような言葉なのかが分かりません。 語源は、グレハマのグレに活用語尾をつけて動詞化したものという。グレハマはグリハマの転で、グリハマはハマグリ(蛤)をひっくり返して成った語。ハマグリの二枚の貝殻はぴたりと合わさるものだが、ひっくり返すとどうにも合わなくなることから、物事が食い違うことをいう 上記はぐれるの語源の一例ですが、これがどう変化して不良行為を意味するのかが分かりません。物事が食い違うの意味になったまでは分かるとしても、そこから不良になるといった事を意味するぐれるに変化したのか、お分かりの方教えて下さい、お願いします。
- ベストアンサー
- 日本語・現代文・国語
- 「ださい」の語源はなに?
かっこわるいとか、流行遅れという意味で「ださい」という言葉がありますが、この語はいったいどこからきたか、ご存じの方おられませんか? 日常よく使う言葉ですが、(よく言われてます(笑))今まで語源がわかりません。 「駄作」からきてるのかなあと思ったりしていますが、どうでしょうか?
- ベストアンサー
- その他(学問・教育)
- 中国漢字の語源・意味を調べる方法
1. 中国漢字の語源を調べられるサイトを知っていますか? 象形文字なら大体の意味が分かるのですが・・・ 現在の意味より、昔の意味、初期の意味が調べたいです。 2. 中国漢字の現在の意味が調べられるサイトを知っていますか? 簡体字と繁体字の併記が有ると、なお嬉しいです。 中国語サイト、台湾語サイトでも構いません。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- 中国語
お礼
gekkamukaさんありがとうございます! よくわかりやすく答えてくださって心から感謝します 「わ!なるほど!」っていう感じです ^^(おかしい日本語ご勘弁ください..)