アミノ酸のイオン化分子の濃度を求めよ!

このQ&Aのポイント
  • アミノ酸のイオン化分子の濃度を求める方法について教えてください。
  • pH4、7、10における0.1MのLysine溶液中の各種イオン化分子の濃度を求めるためには、pH=pKa+log[A^-]/[HA]を用います。
  • さらに、アミノ酸は両性イオンとして存在するため、実効電荷が+2(カルボキシ基)、+1(α-アミノ基)、0、-1(側鎖)の4種類あります。
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アミノ酸のイオン化分子の濃度について。

pH4、7、10において、0.1MのLysine溶液中の各種イオン化分子の濃度を求めよ。 という問題です。 自分で調べたりしたのですが (1)pH=pKa+log[A^-]/[HA]を使う。 (2)アミノ酸なので水中では両性イオンとして存在する。 (3)リシンのpKaの値が、α-カルボキシ基2.18、α-アミノ基8.95、側鎖10.53である。 (4)実効電荷が+2(カルボキシ基)、+1(α-アミノ基)、0、-1(側鎖)の4種類。 というとこまでしか分からず…(;o;) 答えは3種類でしょうか? pH4、7、10はそれぞれ酸性、中性、塩基性ですが、 どのように(1)に当てはめれば良いのかよく分かりません。 考え方を教えてください(>_<)!!

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  • ベストアンサー
  • nious
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回答No.2

#1です。 中学数学レベルの式変形です。とりあえず下の関係式を用いて [H3Lys^2+] について整理しましょう。 [H2Lys^+]=K1・[H3Lys^2+]/[H^+] [HLys]=K1K2・[H3Lys^2+]/[H^+]^2 [Lys^-]=K1K2K3・[H3Lys^2+]/[H^+]^3 [H^+]=10^(-pH) を代入。

kissmiichan
質問者

お礼

ありがとうございます!

kissmiichan
質問者

補足

ということは、答えは12個になるのですか?(・_・; さきほど式変形までは なんとかできたのですが…

その他の回答 (1)

  • nious
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回答No.1

とりあえず大学生の質問と見做します。Lysineを「HLys」と表すと、 H3Lys^2+ ⇔ H^+ + H2Lys^+ ;‐COOH の解離(pK1=2.18) H2Lys^+ ⇔ H^+ + HLys ;α‐NH3^+ の解離(pK2=8.95) HLys ⇔ H^+ + Lys^- ;ε‐NH3^+ の解離(pK3=10.53) 物質収支: [H3Lys^2+]+[H2Lys^+]+[HLys]+[Lys^-]=0.1M 質量作用則: [H^+][H2Lys^+]/[H3Lys^2+]=K1 [H^+][HLys]/[H2Lys^+]=K2 [H^+][Lys^-]/[HLys]=K3 以上4式から、 [H3Lys^2+]=0.1・[H^+]^3/([H^+]^3+K1[H^+]^2+K1K2[H^+]+K1K2K3) [H2Lys^+]=0.1・K1・[H^+]^2/([H^+]^3+K1[H^+]^2+K1K2[H^+]+K1K2K3) [HLys]=0.1・K1K2・[H^+]/([H^+]^3+K1[H^+]^2+K1K2[H^+]+K1K2K3) [Lys^-]=0.1・K1K2K3/([H^+]^3+K1[H^+]^2+K1K2[H^+]+K1K2K3) pH=4,7,10 から [H^+] へ代入して自分で適当に計算して下さい。4つの化学種の構造は分かる筈です。

kissmiichan
質問者

お礼

回答ありがとうございます!! 「以上4式から、」のあとの4式は どのようにして出てくるのでしょうか? 4つの化学種の構造というのは、分かるのですが…。 pH4,7,10それぞれ代入をしなくてはならないことは 想像がつくのですが、どれをどれに代入すればいよいのですか?

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