• ベストアンサー

旧日本陸海軍単発戦闘機で、

技術的に最も誇れる戦闘機を教えて下さい。 恐らく皆様は零戦をお選びになられると思いますが・・・・・ 僕は、一式隼と二式鍾馗です。 零戦は、ただ軽くしただけのイメージと、操縦装置にしてもFw190と比べて説得力に欠けるからです。

  • 歴史
  • 回答数7
  • ありがとう数8

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11114)
回答No.4

そりゃあまあ、ゼロ戦になるんじゃないかなァ。質問者さんは「ただ軽くしただけ」っていうけど、そんな言い方は堀越二郎さんに失礼だぜ。 ただ軽くしたら、強度が悪くなります。確かにゼロ戦は防弾性能が皆無だったけど、問題はそれだけではありません。戦闘機というのは空中で荒っぽい機動をしますから、最低限それには耐えられないといけないわけです。だから強度を保ちつつ、どこまで軽量化できるかという極限に挑戦したのがゼロ戦なんです。 「風立ちぬ」で宮崎駿監督がいっていたのですが、ゼロ戦というのは遠くから見ても一目で「ゼロ戦だ」と分かるフォルムなんだそうです。で、胴体の放物線ひとつも途中で微妙に変わっているので「風立ちぬ」ではゼロ戦を描くのが嫌になったと宮崎駿監督はいっていました。ゼロ戦のすごいのは、一目見ただけでマニアは「これは21型」「これは52型」と分かってしまうところです。 隼とゼロ戦を比べると、大きさやエンジン馬力から見た目までほぼ同じなんですが、ゼロ戦の方が上昇能力が高く、航続距離がはるかに長いんです。ただ、クセが強くて乗りこなすのは大変だったそうです。隼はご存じだと思いますけどクセがなくてパイロットに非常に好評な飛行機でしたよね。 ゼロ戦つうのは車に例えると「ミニバンなみに車内スペースがあって、エコカーなみに燃費がよくて、スポーツカーなみにキビキビ走る車が欲しい。軽自動車でな!」っていわれて実現したようなものです。もうね、あり得ない無理難題を押し付けられて応えてしまった飛行機なんです。だから、ゼロ戦は生産性がものすごく低くて、当時から「これは兵器ではなくて工芸品」といわれていたのです。あの美しさはもう美術品の域だと私なんかは思いますけどね。見た目はほぼ同じなのに、やっぱり隼とゼロ戦を比べるとゼロ戦のほうが美しいんですよね。そこは隼好きの質問者さんも認めていただけるかと思います。 陸軍つうところは世間のイメージと違って実は非常に理知的なところなので海軍みたいなムチャクチャな要求はしなかったので、陸軍の航空機ってみんな非常にまっとうというか、無理をしていないんです。 当時の日本の技術力を考えると、「最も得意とする技術で究極の域に達した」といってもいいのではないかしら。

cosmostyle
質問者

お礼

本当に申し訳ございませんでした。 あれから色々調べましたところ、堀越技師は剛性低下方式以前にちゃんとレバー比可変機構を考え出していた様です。 ただ、複雑になり過ぎて、重量が増えるため、ワイヤーの剛性を低下させる方式にした様です。 たしかに、フォッケの操縦機構(ボックス)は重たそうです。 あとは、貴殿の仰る通りです。 全面的に支持します。 御回答、誠にありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

cosmostyle
質問者

補足

御回答まことにアリガトウございます。 後日、改めて御礼させて頂きます。自分は第二次大戦時の戦闘機が大好きです! 僕も零戦はフォッケ以上に男臭く偉大な戦闘機だと思っています。 だけど正直、22型と52型が僕にとって零戦であって、11型21型は抹消したい存在です(21型はとてつもなくダサいw) たったエンジンカウルの形状の違いだけなのに…(・_・;

その他の回答 (6)

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1960/9577)
回答No.7

cosmostyleさん、こんばんわ。 私はゼロ戦以外では四式戦闘機疾風を挙げておきます。エンジンの出力や運動性、火力のバランスがよく、本土決戦機と呼ばれていたからです。

cosmostyle
質問者

お礼

所謂、万能機ですよね。 これも全て、高出力エンジンのお蔭です。

  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.6

>恐らく皆様は零戦をお選びになられると思いますが・・・・・  ⇒一般の方はともかく、飛行機マニアの方は意外にそういう選択はしないと思いますよ。他の国の一線級の戦闘機が一様に標準装備としていた防弾・防火対策を省いた(設計者の意図と異なるとはしても)段階でルール違反というか、比較対照から外れると思いますし。一式戦も二式戦も好きな機体ですが、零戦と似た様なところがあります。  他の国の一線級の戦闘機と同じ土俵上で、技術的に誇れるというとやはり三式戦(五式戦含む)じゃないですか。基本設計がよほど優れていないと、エンジンの換装なんて簡単にできない、というのが大きな理由でもあります。

cosmostyle
質問者

お礼

ただ三式戦はエンジンに纏わる話が悲話過ぎて… 局地戦では一部大活躍しましたが…。 僕の三式戦闘機の気にいらない所は ↓ 揚力の重心変更を目的としたスライド式のせいで、後部胴体が鈍重な感じがする事です。

回答No.5

単発戦闘機ではないが、Bー17、Bー29対迎撃用に開発され、改良に改良を重ねて何とか実績を摘んだ、双発重爆戦闘機・屠龍(とりゅう)。

cosmostyle
質問者

お礼

屠龍はスタイルも良いですしね! 実は僕、海軍より、陸軍派であります! 隼も2型3型より、1型が大好きです。 ありがとうございました^^/

  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.3

[紫電改」と「疾風」甲乙付けがたいのですが、 実績よりすると(パイロットが有名だったせいか) 紫電改ですね。 堀越二郎氏らが設計した、ぜろ戦後継機の「烈風」 が実戦に配備されていたら、これになったかも知れ ませんが、量産1号機がやっと完成の所では(涙) 念願の2000馬力戦闘機です。

cosmostyle
質問者

お礼

紫電改って呼び名がダサイので、紫電2型と呼んで欲しい! 烈風は完成していたら、疾風とは比べ物にならない位、高性能機だったでしょうね。 だけどスタイルがねえ・・・ 零戦が間延びした感じで・・・なんとも・・・;; 零戦はカッコいいですがね。

  • merciusako
  • ベストアンサー率37% (909/2438)
回答No.2

紫電二一型(通称:紫電改)。

cosmostyle
質問者

お礼

紫電は水上機の流用品で、見た目が鈍臭過ぎて… 実績はありますけどね、説得力に欠けます。俺的にはだけど。

回答No.1

 陸軍四式戦闘機「疾風」ですな。

cosmostyle
質問者

お礼

疾風… 実績ありますね。 ただ設計が余りにもオーソドックスで… エンジンも、ただギリギリ切り詰めただけで、新機構があるわけではない。

関連するQ&A

  • 五式戦闘機の名前ってないんですか?

    長年の疑問です。 一式戦闘機は「隼」 二式戦闘機は「鍾馗」 三式戦闘機は「飛燕」 四式戦闘機は「疾風」 ですよね。 五式戦闘機って名前ないんですか? なんで名前ないんでしょ?

  • 日本陸軍の戦闘機

    WEBで日本陸軍戦闘機、隼のページを見たのですが、隼の燃料タンクの防弾装備 はかなりのレベルだったそうですね。 7.7mm機銃、12.8mm機銃の直撃にも耐え、操縦席の背面の装甲はかなり厚いもの だと書いてあります。 実際、隼や飛燕、四式戦、五式戦などは撃墜された数としては海軍の戦闘機を下回る ものだったのでしょうか。 お教えください。

  • キ-100 五式戦闘機について

    キ-100 五式戦闘機はパイロットや陸軍内部では評価が高かったそうですが、何故、他の戦闘機のように愛称(隼、鍾馗、飛燕、疾風みたいなが)無いのでしょうか? エンジン無し飛燕の廃品回収な事は存じておりますが、それでも評価が高かったのなら愛称くらいついてもいい気がします。

  • 一式戦闘機【隼II型】についての質問です。

    一式戦闘機【隼II型】についての質問です。 一式戦闘機【隼II型】の塗装で青色塗装の機体があったそうですが、それは本当なんでしょうか? もし、詳しい方がいらっしゃいましたら、回答を宜しくお願いします。

  • 一式戦闘機【隼II型】についての質問です。

    一式戦闘機【隼II型】についての質問です。 一式戦闘機【隼II型】のプラモデルを製作していた時に気付いたのですが、前期型、後期型と分かれているようで、いろいろと調べてみたのですが、あまり確実と言える答えを発見できないままです。 もし、詳しい方がいらっしゃいましたら、回答を宜しくお願いします。

  • 2人乗りの戦闘機について

    よく映画等で見るのですが、ジェット戦闘機で、パイロットが2名搭乗するものがあると思います(複座式と言うのでしょうか)。 そのようなタイプの戦闘機は、1人では操縦できないのでしょうか? 2名乗ることによってどんなメリットがあるのか、また1人乗りの戦闘機と主に何が違うのか教えて下さい。

  • 夜間戦闘機、月光について

    第二次世界大戦の頃、夜間空襲を受けていたラバウルが夜間戦闘機、月光の登場で受けなくなったと一式陸攻の元搭乗員が書いていました。この月光は、何故、夜間に操縦が出来るようになっているのでしょうか?(他の戦闘機とどこが違う?)

  • 二次世界大戦の時の戦闘機の日本軍戦闘機について。

    日本軍の戦闘機でエンジンカウル直後やキャノピー直後に機体に対して垂直に棒状(平板状)のものが立っていますが(例えば一式戦隼ではエンジンカウル直後)あれは何でしょうか? 特にエンジンカウル直後のものは視界の妨げになりかねない位置にあるので、あえてその位置に置く必要がある装置だと思われますが、私の貧困な想像力では解決ができる理由が見つけられません。 お詳しい方がいらっしゃいましたらご教示ください。 あと、これも今一理解できていないのですが、蝶型空戦フラップについてもご存じであればご教示くださるとありがたいです。

  • WWIIで活躍した戦闘機の航続距離について。

     皆様こんにちは。さて、今回軍用機にお詳しい方にお尋ねしたいことは、WWIIで活躍した各国の戦闘機の航続距離に関することです。これは、わたしの素朴な疑問なのですが、日本の旧軍機(ゼロ戦、隼、等)は、ヨーロッパの戦闘機(フォッケウルフFw190、スピットファイア、等)よりも、格段に航続力が優れていますよね。これはなぜなのでしょうか? フォッケウルフの最終形である、Ta152Hでも、せいぜい1500キロでしょう?  ご教示いただけましたらうれしいです。よろしくお願いします。

  • 戦闘機とゴムボート

    第二次世界大戦において、アメリカの戦闘機F6Fには、海面に着水した時に使用する折りたたみ式のゴムボート一式が積まれていたそうで、パイロットの生命を軽視する日本とは対象的だなと思いました。そこで質問ですが、今の航空自衛隊の戦闘機にもゴムボートは積まれているのでしょうか?