• ベストアンサー

酸化アルミニウム被膜について

アルミニウムについて調べています。 どうやって調べても次のことがわかりません。 以下の3点教えてください。よろしくお願いします。 アルミニウムの表面にはなぜ被膜が出てしまうのか その被膜を取る方法にはどのような方法があるか 被膜の発生は防止できないか

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数10

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • todo2
  • ベストアンサー率66% (6/9)
回答No.3

金属は多くの場合酸化物を還元して作られています。つまりそんなに安定な物質ではなく、大気中で容易に酸化(腐食)して、また酸化物に戻ろうとします。 通常、金属は表面から酸化(腐食)されていき、酸化物の脱落等を繰り返しながらどんどん内部へ進行していきます。しかし、酸化物のできかたの違いで、緻密な酸化物で全表面が覆われそれ以上酸化が進行しない種類の金属があります。その金属とはAl、Ti、Ta、V、Nb等で、これらはバルブメタルと呼ばれ、いわゆる陽極酸化被膜を生成します。 アルマイトはこれを利用したAlの防触技術です。 酸素が存在する雰囲気中では自然酸化被膜がすぐできてしまいますから、これを防止するには被膜除去後無酸素状態にしなければいけません。

その他の回答 (2)

noname#21649
noname#21649
回答No.2

>詳しくお との事ですが.分量が多いので.私には難しいです。 というのは.表面酸化皮膜生成は.温度.エネルギーバンド(不純物).結晶構造とりゅうかいの問題があって.簡単には説明できません。どれひとつとっても本1冊かけます。それだけの文才はありません。 皮膜を取る方法としては.表面を覆っている皮膜ときしつとの間の結合を破壊するだけのエネルギーを与えれば良いわけで.与える方法として.放電.化学薬品による溶解(直後にOH皮膜が生成しますが).物理的に破壊する方法を挙げました。それぞれ目的が異なります。どのように使うか.どのように避けるか.の問題がありまして.業界によって大きく変化します。一例として.コンデンサーメーカーでは放電による酸化皮膜破壊を嫌います。しかし.溶接関係では放電による除去を促進します。両者は細かくみれば表面の「酸化皮膜」の状態が異なり.一概にまとめるわけには行きません。 酸化皮膜精製を防く方法は簡単に言えば.反応する「酸素」をのぞくという方法です。しかし.これは業界で大きく具体的内容が変化します。溶接業界では.多少機材のアルミを燃し閉ざされた空間を使って酸素ときしつとの接触を断ちます。コンデンサー関係では.酸素のない環境を作ります。アルミ琺瑯関係では.表面に釉薬という酸素を通貨しないぶしつで多います。腐食暴食鍍金関係では有機物による皮膜を表面につけて酸化皮膜の精製を防ぐ場合と.ある程度の厚さの酸化皮膜を作って.「目に見えるような酸化皮膜」の生成を押さえます。この作られる酸化皮膜を破壊するのが.物理研磨であり.包丁等でアルミなべをこすると破壊されます。 業界によって方法はバラバラであり.詳しく説明することは容易ではありません。少なくとも各業界で本1冊が書けます。私にはそれだけの文才がありません。

noname#21649
noname#21649
回答No.1

エネルギー3法則による 真空放電・酸洗い・物理研磨・... 酸素をのぞけば簡単です。

t2s1mae8
質問者

補足

もう少し詳しくお願いできますか?

関連するQ&A

  • アルミニウムは酸化被膜を作るというのはどういう事ですか?というか何ですか?

    アルミニウムは酸化被膜を作るというのはどういう事ですか?というか何ですか? 硫酸に2種の金属板を入れたときにできるらしいんですが・・・

  • 酸化被膜について質問です。

    転造をした直後の鉄も、表面には直ぐに酸化被膜が出来るのでしょうか?樹脂をコーティングする為、無い方が嬉しいのですが。 『転造後に油が付いたままになっている物』と、『酸化被膜除去の為にサンドブラストをかけた物』とでは、違いはあるのでしょうか?また、酸化被膜の量を分かりやすく見る方法がありますか?

  • ジルコニウムの酸化被膜の厚さはどれくらいですか

    こんにちは。 ジルコニウム(Zr)を空気にさらすと、酸化被膜ができます。 時間経過とともに、酸化被膜の形成はある厚さで止まるとおもうのですが、実際に十分に酸素を吸収したジルコニウムの表面における酸化被膜の厚さとは、どれくらいのものなのでしょう。 どなたか知っている方、教えていただければありがたいです。また英語でも結構ですので、参考URLなどZrの酸化被膜厚さに関する情報をご存知の方、ご教授願います。

  • Fe等の酸化被膜の組成式は?PbSO4と何が違う?

    鉛Pbが硫酸と反応するとき、生じた硫酸鉛(II)PbSO4が被膜となって、反応が停止しますが、 このPbSO4を酸化被膜と呼ばないのは何故ですか? 酸化数がちゃんと 0→+IIに増えているじゃないですか。 また、不動態となる金属(Fe Co Ni Cr Al etc)で、 アルミニウムAlの場合、酸化被膜の組成はAl2O3で、ルビーやサファイアの主成分と同じ組成だと覚えましたが、 鉄Feの場合、酸化被膜を構成している物質はどのような組成式で表されるのですか? その物質とPbSO4との化学的な違いも教えてください。

  • 酸化被膜の膜厚測定

    現在会社で放電装置を開発しているのですが、放電後の発生する酸化被膜が抵抗となっている為、一定電流を流すためには毎回必要電圧を上げなければなりません。 しかし、電圧を上げ続けると、放電装置自体の寿命を短くする事になり、製品としては程遠いものになってしまいます。 そこで、この放電装置の寿命を長く保つ為にも、放電後に発生する酸化被膜の厚さを測定したいのですが、酸化被膜を測定できる膜圧計を探しています。 こころ辺りがありましたら、ご回答の程宜しくお願い致します。

  • シュウ酸塩被膜について

    表面処理として使うシュウ酸塩被膜が錆びる(赤く変化する?)ことがあるのですが、これはシュウ酸塩被膜自体が錆びているのでしょうか? それとも何らかの化学反応を起しているのでしょうか? 鉄素地が錆びている様子はありません。 どなたか解答あるいはご意見お願いします。

  • アルミ表面被膜の除去について

    試験用にアルミの板材(6000系)を購入したところ、保護シート下のアルミ板材表面が黒い被膜に覆われていました。 このような被膜を手軽に除去できる方法があれば教えてください。 酸やアルカリで除去するのが良いでしょうか? 仕上がり具合としてはできるだけ金属光沢がある状態としたいのですが。

  • アルミニウム

    アルミニウム片に塩酸を加えると気泡が発生し液体が黒くなりました。化学式は・・・ 2Al+6HCl→2AlCl3+3H3 だと思いますから発生した気泡は水素だと思うのですが、何故黒くなったのか分かりません。塩化アルミニウムのせいなのでしょうか?教えてくださいm(_ _)m

  • アルミニウムが塩酸に溶けません。

    現在、大学二年生です。 大学で、アルミニウムについて研究しているのですが、99.999%のアルミニウムを塩酸に溶かそうとしたところ、溶けませんでした。塩酸は6規定と12規定を使ったのですが、どちらも溶けませんでした。 アルミニウムの製造会社に問い合わせたところ、アルミニウムの表面には何も加工はしていないとのことでした。 このアルミニウムが溶けない理由がわからないので、教えてください。お願いします。

  • アルミニウムの干渉色

    表面処理をしていないアルミニウムの表面に干渉色が現れました。 干渉色の表れた表面は、どのような現象が起きていると考えられますでしょうか? よろしくお願い致します。