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植物の光合成について

光合成について勉強しているのですが 問題集の解説を見てもわからない箇所があります。 この文はどこが間違ってますか 「チラコイドで光エネルギーによって生じた水素はチラコイドでおこなわれる反応で電子伝達系に 受け渡されブドウ糖に合成される」

noname#193581
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  • torokobu
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回答No.1

葉緑体の内部は、チラコイドとストロマに分けられます。 光合成の時、それぞれでどんな反応が起こっているのか、確認してみてください。 チラコイド→光エネルギーを使って水が分解され、水素が生じる(NADPH2という形で)。また、その過程でチラコイドの内腔に水素イオンが取り込まれ、濃度差が生じ、ATPが合成される。 ストロマ→チラコイド膜でつくられた水素とATPによってCO2を還元し、ブドウ糖が合成される(カルビン・ベンソン回路) ↑は手元にあった図説の光合成のところに書いてあった文章をだいぶ端折ったものなので、ご自分の教科書をよく読んで確認してください。丸々うつすのは大変なので…ごめんなさいね。 化学反応式で覚えるとわかりやすいかもしれません。 私の図説には、 チラコイド膜での反応:12H2O+12NADP→12NADPH2+6O2 ストロマでの反応:6CO2+12NADPH2→C6H12O6+6H2O+12NADP と書いてあります。(小さい数字は一応半角にしてみましたが、わかりづらいので教科書で確認してください) おそらく、その化学反応式を文章にしたものが質問文の答えになっているようです。 ということで、質問文の中で間違っているのは、後半部分ですね。 チラコイドで光エネルギーによって生じた水素は、『ストロマでおこなわれる反応でカルビン・ベンソン回路に受け渡されブドウ糖に合成される』 いかがでしょう? 最後に…私の持っている図説は10年前のなので、ちゃんと自分の教科書を見てくださいね!!

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