- ベストアンサー
植物の光合成について
光合成について勉強しているのですが 問題集の解説を見てもわからない箇所があります。 この文はどこが間違ってますか 「チラコイドで光エネルギーによって生じた水素はチラコイドでおこなわれる反応で電子伝達系に 受け渡されブドウ糖に合成される」
- 生物学
- 回答数1
- ありがとう数0
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
葉緑体の内部は、チラコイドとストロマに分けられます。 光合成の時、それぞれでどんな反応が起こっているのか、確認してみてください。 チラコイド→光エネルギーを使って水が分解され、水素が生じる(NADPH2という形で)。また、その過程でチラコイドの内腔に水素イオンが取り込まれ、濃度差が生じ、ATPが合成される。 ストロマ→チラコイド膜でつくられた水素とATPによってCO2を還元し、ブドウ糖が合成される(カルビン・ベンソン回路) ↑は手元にあった図説の光合成のところに書いてあった文章をだいぶ端折ったものなので、ご自分の教科書をよく読んで確認してください。丸々うつすのは大変なので…ごめんなさいね。 化学反応式で覚えるとわかりやすいかもしれません。 私の図説には、 チラコイド膜での反応:12H2O+12NADP→12NADPH2+6O2 ストロマでの反応:6CO2+12NADPH2→C6H12O6+6H2O+12NADP と書いてあります。(小さい数字は一応半角にしてみましたが、わかりづらいので教科書で確認してください) おそらく、その化学反応式を文章にしたものが質問文の答えになっているようです。 ということで、質問文の中で間違っているのは、後半部分ですね。 チラコイドで光エネルギーによって生じた水素は、『ストロマでおこなわれる反応でカルビン・ベンソン回路に受け渡されブドウ糖に合成される』 いかがでしょう? 最後に…私の持っている図説は10年前のなので、ちゃんと自分の教科書を見てくださいね!!
関連するQ&A
- 光合成の明反応におけるATP生成について質問。
光合成の明反応で水から出た電子が水素伝達系と通過する時、ATPができるそうですが、これはなぜですか? 呼吸時には、補酵素と結合した水素が酸化されて、ATPができましたよね? 明反応で水から出た電子が水素伝達系と通過する時、どんな反応が起きているの?
- ベストアンサー
- 生物学
- 光合成がしたいんだ!
……というようなタイトルをご覧になった皆様はいかがお過ごしでしょうか。 もちろん僕自身がしたいわけではありません(笑) 光合成するのは植物ですよね。例外として光合成しない植物はありますが、光合成する動物はいませんよね。(羽で光合成するチョウとか) そこで、ミドリムシかなにかの遺伝子を解析して光合成をするシステムと器官を生みだす遺伝子を動物に組み込んだら人間や動物も光合成できると思います。 光のエネルギーで水や二酸化炭素(それだけではありませんが)からブドウ糖が合成できれば食糧問題などの観点から見て一見非常に便利だと思います。 そこで質問です。 ・現代科学ではそれができないのでしょうか? しないのでしょうか? ・できないとしたらその障害はなんでしょう。 しないのなら動物が光合成するデメリットはなんでしょう。 ちょっと非現実的な質問かもしれませんがお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- NADPHは光が当たらなくても生成できますか?
こんばんわ。 植物のNADPHの生成についてなのですが、光合成での電子伝達系以外で作られていたりしますか? NADPHは糖を作るのに必要なものなので光が当たらなくても出来ないといけないはずですが、光合成により作られていると表記してあるものばかりです。 分かる方いらっしゃればよろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 光合成の電子伝達と酸素毒について
光合成に関して詳しい方宜しくお願いします。光が強すぎると植物自身が自分を壊してしまうという酸素毒と言う言葉を知りました。どういうことなのか光合成の電子伝達と併せて分かり易く教えて下さい。
- ベストアンサー
- 農学
- 光合成
高校生物の範囲で質問です。 植物が光合成を行うとき最初、光エネルギーで水を水素と酸素に分解して残ったエネルギーをATPに変換すると習ったのですが、細胞内においてATPを生成する役目を担っているのはミトコンドリアではないのでしょうか。 葉緑体がグルコースを生成して、そのグルコースからミトコンドリアがATPをつくると思っていたので、困っています。後で自分なりに調べてみて分かったのは、葉緑体内でつくられたATPはグルコース生成のために使われる?だそうです。しかしだとしたらミトコンドリアでつくられたATPを使わないのはどうしてなのでしょうか。 ご回答いただけるとありがたいです。
- ベストアンサー
- 生物学