月からの離陸
- アポロ18というビデオを借りて鑑賞しましたが、人類は月面には着陸していないという陰謀論が一時期あったようです。
- 月面着陸後、小さな宇宙船が月の大気圏外で待機している「本船」にたどり着けるか疑問があります。
- 反射板かなにかの機械であれば、月面に投下する技術はあるかもしれません。
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月からの離陸
アームストロングが月面に着陸したは、もう約40年以上前の出来事だと思います。 先日、TSUTAYAで「アポロ18」というビデオを借りて鑑賞しました。 この内容について特にどうこういうことではなく、映画自体は気楽に楽しみました。 そこで、ふと思い出したのですが、人類は月面には着陸していない、アリゾナの砂漠 かどこかの撮影所で誤魔化してたとかなんとかいう陰謀論みたいなものが、一時、 あったように記憶しています。 反論として、月面に反射板かなにかの機械が設置されて、そこから信号を確認できる とかいう説明をとあるお方から受けました。 私自身、子供の頃、月面着陸には非常に感動したものです。 ただ、あくまでも素人のさりげない疑問、専門家からすれば、他愛ないバカな疑問かも しれませんが、「素朴な疑問」がその後(何年も後になって)芽生えたものです。 地球からの発射では補助ロケットか何かで地球の強力な重力をかわして、大気圏外に衛星を 打ち上げられる訳ですが、果たして、月面に着陸した後、あの小さな宇宙船が、月面から 離陸して、大気圏外で待機している「本船」にたどり着けるものだろうか? もちろん、地球の重力と月の重力とでは格段のパワーの差というのか、違いがあるので しょうから、私の疑問は疑問そのものが幼稚過ぎるとか言われてしまえばそれまでですが。 しかし、それでも、あんな小さな宇宙船に、月面から離陸して月の大気圏外に脱出できるパワー があるものでしょうか? 案外、そういう科学技術は開発できていないので、月の大気圏外の周回コースにまでは 行けても、月面そのものには人類は未だ着陸していないという可能性もなくはないのでは ないでしょうか。 反射板かなにかの機械であれば、月の大気圏外から月面に向けて、パラシュートか何かを つけて、機械が壊れない程度の衝撃に抑えて、月面に投下する程度の技術はあっても いいかと思います。 素人の素朴な疑問です。 笑われても結構です。 どなたかご教示いただければ幸甚です。
- jgday
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> もちろん、地球の重力と月の重力とでは格段のパワーの差というのか、違いがあるのでしょうから、 この違いを何とか感覚的に納得できないかと考えてみました。 圧縮空気で水を吹き出して数十メートル飛ぶ「ペットボトルロケット」をご覧になったことはあるでしょうか。 小学生が夏休みの工作で作ったりする、あれです。 福岡県の高校の先生がペットボトルロケット軌道計算のExcelワークシートを公開しているので、 http://www.asahi-net.or.jp/~hy9n-knk/pet_simu.htm これを使わせて戴き、月面上ではどれくらい飛ぶだろうかと計算してみました。 なお、ここでは1000ccペットボトル容器に600ccの水を入れ、7気圧の圧縮空気を充填し発射角65°で打ち上げたものとしています。 月面では重力加速度を1.63(m/s^2)、空気抵抗力係数=0としました。 その結果は添付の図のように、地上では高度36m、水平到達距離61mですが、 月面では高度348m、水平到達距離668mまで飛ぶ計算になりました。 同じ推進力でも月面上だと地上の10倍の距離まで飛べることが納得していただけたら幸いです。 (※これはあくまで「同じ質量・同じ推進力でどこまで飛ぶか」を計算上で比較しただけであり、月面上で実際にペットボトルロケットを飛ばせるわけではありません(^_^) 念のため) > あんな小さな宇宙船に、月面から離陸して月の大気圏外に脱出できるパワーがあるものでしょうか? 「大気圏外」ではありませんが、司令船が待つ高度約80kmの月周回軌道に入るだけのパワーはあるのです。
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先日NHKBS で当時のアポロ計画の詳細、月面到着と離陸についての様々な問題点を克服していく経過のドキュメンタりー(失敗した13号に焦点が当てられたものだったようですが)がまとめられてあり、面白く見ました。最大の難関だった月着陸船の重量をぎりぎりまで削減して成功へもって行く間の若い女性を含むNASAの優秀な人々の様々なアイデアが自由な雰囲気の中で取り込まれていくのはさすがアメリカだと思いましたね。私はそういうものを見て、ごまかしはなかっただろうと思いました。 地球からの出発と月からの脱出はロケット自体の重量も、条件もかなりちがいます。疑問が起こるのももっともですが、それらを調べられてみてはどうでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 月に行っているのと、行っていないというのと両方の意見 があるのは興味深いことだと思いました。 これからも関心を持っていこうと思います。
- kobutaro-
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月には大気がないのでパラシュートは意味がない。 大気があれば呼吸ができる。 月の重力は地球の約1/6だったと思います。 映画化されたのはアポロ13じゃないかな? とりあえず土素人で、指摘できる所はしました。 ホントに行ったかどうかはわかりません( ´∀`)
お礼
回答ありがとうございます。 いい勉強になりました。
- LEVELUP100
- ベストアンサー率40% (183/453)
アポロ計画 http://www.ku-ma.or.jp/tpsj/know_apollo.html 着陸船の構造が記載されているので便利と思います。 どこのホームページだったのか忘れたのですが、具体的な推進力を記載しているページもあるのですが。 地球上と比べて僅かな推進剤だけで上昇できると記載がされていました。 過去の質問に同様なのがありますね。 アポロ計画についての質問です。 http://q.hatena.ne.jp/1261194494 下の方へするするとスクロールするとコメントが読めるのでそこから辿ってみてください。 月に興味を持たれたのであれば邦題で「宇宙清掃株式会社」もおもしろかったと思います。
お礼
早々に回答をありがとうございます。 基本的な勉強になりました。
- garasunoringo
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月には大気はありませんよ 初歩の初歩的なことくらいは踏まえて、妄想しましょう 蛇足ですが、月に降りたった人は食欲が無くなるそうです 空気ないから
お礼
早々に回答をありがとうございます。 基本的な勉強になりました。
- Epsilon03
- ベストアンサー率24% (868/3495)
まず月には大気がありませんから、「大気圏」そのものなど存在しません。 従いまして大気による抵抗と言う事は有りませんから、パラシュートなど何の役にもたちません。 月面からの離脱についても、地球からロケットを打ち上げる程の大きなエネルギーは必要有りません。 まず、根本的な事を調べた方が良いのでは無いですか!? ネット検索で複数関連項目に関する事が出て来ますよ。
お礼
早々に回答をありがとうございます。 基本的な勉強になりました。
月の重力は地球の1/6しかないことと、それより大きな要素として、大気がないということがあります。 地球から宇宙空間に出るには、単純に脱出速度を獲得するだけでなく、分厚い大気との摩擦や抵抗によるロスをカバーしなければなりません。 月のような大気のない環境では、大気との摩擦によるロスがないので、話はずいぶんと簡単になります。 余談ですが、大気のない天体から離脱する時は、実は上に打ち上げる必要すらありません。水平方向に滑走して脱出速度を獲得した後、運動ベクトルの方向を変えてやってもいいのです。 その辺を勘案したのが、アーサーCクラークなどが提唱したマス・ドライバーであり、野尻抱介の「私と月につきあって」で出てきた「半壊した着陸船で月から離脱する方法」です。
お礼
早々に回答をありがとうございます。 基本的な勉強になりました。
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- 締切済み
- 科学
お礼
非常に面白い回答をありがとうございます。 かなりいい勉強になりました。 ありがとうございます。