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カルボカチオンについて

カルボカチオンについて、ある教科書に以下のような記述がありました。 「生成した炭素陽イオンはきわめて反応性が高い。その理由は、陽電荷をもった炭素の周りには通常の炭素のように8電子ではなく、6電子しか存在しないからである」 そして、カルボカチオンはC+、つまり一価の陽イオンとして書かれています。 周りに電子が8個だとオクテットを取って安定になりますが、 6個だと電子が2個足りない→誰か電子2個くれー→2価の陽イオンになるのではないでしょうか? (例えば、下の図のように) なぜ一価になっているのかが分かりません。

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  • windwald
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回答No.1

炭素は元々4つの価電子を持っています。 それに水素から1つずつ提供がありますので、メチル基CH3-では  ・ H:C:H  ‥  H となるはずです。 この上の不対電子が取れているので、メチルカチオンはCH3^+と、1価の陽イオンで合っています。

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