源氏物語の翻訳について

このQ&Aのポイント
  • 『And so, young though he was, fleeting beauty took its hold upon his thoughts; he felt his first clear predilection. Kokiden had never loved this lady too well, and now her old enmity to Genji sprang up again; 』
  • 『her own children were reckoned to be of quite uncommon beauty, but in this they were no match for Ginji ,who was so lovely a boy that people called him Hikaru Genji or Genji the Shining One; and Princess Fujitsubo, who also had many admirers, was called Princess Glittering Sunshine.』
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源氏物語の翻訳について

いつもお世話になっています。 A.Waleyの”THE TALE OF GENJI”(桐壺)を読んでいます。 わからないところを教えていただいて 英語の勉強をしたいと思っています。 1) 『And so, young though he was, fleeting beauty took its hold upon his thoughts; he felt his first clear predilection. Kokiden had never loved this lady too well, and now her old enmity to Genji sprang up again; 』 ●それで、彼は若かったけれども、時をいつのまにか過ごして美しさは彼の思いに確立された。彼は彼の最初のはっきりとした偏愛を感じた。弘徽殿女御は決してこの女性(藤壺)もよく愛さなかった。そして今、彼女の源氏に対する昔の憎しみは再び生じた・・・・・・? fleeting・・・・・・時をいつのまにか過ごして?(分詞構文ですか?)過ごす間に? beauty took its hold upon his thought・・・・・ここの「意味」が正確にとれません。beauty・・・・藤壺女御のことですか? 2) 『her own children were reckoned to be of quite uncommon beauty, but in this they were no match for Ginji ,who was so lovely a boy that people called him Hikaru Genji or Genji the Shining One; and Princess Fujitsubo, who also had many admirers, was called Princess Glittering Sunshine.』 ●彼女自身の子供たちはかなり並みはずれた美しさであることを評価された。しかしこの中で彼らは源氏に匹敵しなかった。彼はとても愛らしい少年だったので、人々は彼を光源氏もしくは源氏光る君、と呼んだ。そして藤壺女御、彼女もまたたくさんの称賛を持っていた、彼女は輝く日の宮と呼ばれた。・・・・・・? her own children were reckoned to be of・・・beの後ろにofがついているのはなぜですか? in this they were・・・・ここのthisはuncommon beautyを指しているのですか? 弘徽殿の女御の子供たちはそれなりに美しかったのでしょうか?意外でした。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

今晩は。いろんな領域のことに通じておられて、驚きます。 1)『And so, young though he was, fleeting beauty took its hold upon his thoughts; he felt his first clear predilection. Kokiden had never loved this lady too well, and now her old enmity to Genji sprang up again; 』 >それで、彼は若かったけれども、時をいつのまにか過ごして美しさは彼の思いに確立された。彼は彼の最初のはっきりとした偏愛を感じた。弘徽殿女御は決してこの女性(藤壺)もよく愛さなかった。そして今、彼女の源氏に対する昔の憎しみは再び生じた・・・・・・? ●Kokiden had never loved this lady too wellのところですが、too は、「~もまた」のtoo ではなく、強調詞の too です。「弘徽殿女御はこの女性(藤壺)を、一度としてそれほど愛さなかった。」 >fleeting・・・・・・時をいつのまにか過ごして?(分詞構文ですか?)過ごす間に? ●fleetingは、現在分詞で beauty を修飾しています。(分詞構文ではないです。現在分詞の形容詞的用法です。 running dogと同じです。)意味は、「逃げていく美しさ」→「はかない、つかの間の美しさ」ということです。  『国語便覧』にはいつも負けますね。藤壷16歳、ジュリエットは14歳——昔の beauty は若いですね。それでも fleeting beauty というのですから、老けるのも早かったのでしょうね。 >beauty took its hold upon his thought・・・・・ここの「意味」が正確にとれません。beauty・・・・藤壺女御のことですか? ●take one’s hold upon ~がイディオムで、「~を捉える」という意味です。全体で、「それで、彼は若かったけれども、(女性の)はかない、切ないような美しさというものが彼の思いを捉えた。彼は彼の最初のはっきりとした偏愛を感じた。」となります。「もののあわれ」の趣向を解する早熟な男性ですね。 2)『her own children were reckoned to be of quite uncommon beauty, but in this they were no match for Ginji ,who was so lovely a boy that people called him Hikaru Genji or Genji the Shining One; and Princess Fujitsubo, who also had many admirers, was called Princess Glittering Sunshine.』 >彼女自身の子供たちはかなり並みはずれた美しさであることを評価された。しかしこの中で彼らは源氏に匹敵しなかった。彼はとても愛らしい少年だったの で、人々は彼を光源氏もしくは源氏光る君、と呼んだ。そして藤壺女御、彼女もまたたくさんの称賛を持っていた、彼女は輝く日の宮と呼ばれ た。・・・・・・? ●以下に述べる「言い換えの or」以外は完璧です。 Hikaru Genji or Genji the Shining One の or は「言い換えの or」と言って。「または」と訳しません。強いて訳すると「すなわち」です。Hikaru GenjiのHikaruは英語圏の読者には意味が分かりません。なので、それをthe Shining One と英語で説明しているわけです。 >her own children were reckoned to be of・・・beの後ろにofがついているのはなぜですか? ● of + 抽象名詞=形容詞 というのをご存知ですか? of importance = important / of value = valuable の類いです。したがって、 of beauty = beautiful です。この言い換えの良いところは、名詞を形容詞で修飾できることです。並外れて美しいと言おうとすると、uncommonly beautiful とゴテゴテしますが、of beauty を使えば、of uncommon beauty とすっきりした英語で言えます。 >in this they were・・・・ここのthisはuncommon beautyを指しているのですか? ●その通りです。 >弘徽殿の女御の子供たちはそれなりに美しかったのでしょうか?意外でした。 ●何と言っても弘徽殿の女御も貴婦人(lady)ですので、美しくないわけはありません。そうなるとその子供たちも見目麗しいは理の当然です。サラブレッド(thoroughbred)と同じですね。しかしそれでも源氏に比べると及びもつかないのですから、源氏の美しさが思いやられます。平安時代の読者の貴婦人達のため息が聞こえてきそうです。 * ******************** 《余談》『ダロウェイ夫人』をすでにお読みと言うことで、びっくりしました。「意識の流れ」とかも解説で読まれたかと思います。  さて、1922年ですが、この年は、annus mirabilis (アンヌス・ミラビリス:驚異の年)と言われることがあります。いろんな年についてこれが使われますが、最初は1666年で、この年に、ペスト、大火、戦争がイギリスを襲ったからです。666は不吉な数字とも言われています。  これまで申し上げてきた通り、絵画は、写真の発明等によって、写実の道から追われ、新しい道を模索して、抽象画やシュールレアリスムのような、現代に通じる芸術表現の道を開拓しましたが、文学においても19世紀的な写実では、新しい現実が表現できなくなっているゆきづまり感はあったわけで、それが1922年に、詩の領域と小説の領域において一気に breakthrough が起こったので、annus mirabilisというわけです。  詩は、T. S. Eliot の “The Waste Land” (「荒地」)で、小説は James Joyce の Ulysses (「ユリシーズ」)でした。(つづく)  明日から仕事で出ます。日曜日に帰宅しますので、締め切らずに置いていただければ、日曜日にまとめて回答いたします。

sweetapplechoco
質問者

お礼

今晩は。決してそんなに詳しく知っているわけではないので。。。。。 いつも大変丁寧に回答を下さってありがとうございます。 強調のtooや現在分詞のfleetingのところは、教えていただいて訳が変わってくるのがわかりました。 (ジュリエットも若かったですね。昔は若くてももう大人だったのでしょうね) orは「すなわち」なんですね。 of + 抽象名詞=形容詞は知りませんでした。確かにすっきりした英語になりますね。 悪役側はそんなに美しくないイメージでしたが、光源氏の美しさを一層引き立てる書き方をしたのですね。 *********************************** (図書館が近くにあるので。。。) 『ダロウェイ夫人』の解説に『「意識の流れ」の新手法を、はじめて自由に使いこなしてみごとな成功をおさめた記念すべき作品である。』とありました。 666は確かに不吉な数字として認知されていますね。1666年のことは知りませんでした。 1922年はannus mirabilis (アンヌス・ミラビリス:驚異の年)と言われることがあるのですね。 エリオットは名前だけ、ユリシーズはタイトルだけ聞いたことがあります。今までのスタイルを打ち破ることが起きたのですね。作品を読めばそれがわかるかもしれませんが、つづきをお聞かせいただければと思います。 また来週投稿致します。 (『Soldier's Home』も読みました!いろいろ良い本を紹介してくださってありがとうございます)

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    いつもお世話になっています。 A.WaleyのTALE OF GENJI(KIRITSUBO)から。 わからないところを教えていただければと思います。 1) 『 His sponsor, the Minister of the Left, had an only daughter whose beauty the Heir Apparent had noticed. But now the father began to think he would not encourage that match, but would offer her to Ginji. He sounded the Emperor upon this, and found that he would be very glad to obtain for the boy the advantage of so powerful a connection. 』 ●彼の保証人、左大臣はただ一人だけの娘を持っていて、後継者は彼女の美しさに気付いていた。しかし今(彼女の)父はその組み合わせをどうしても促進するつもりではなく、彼女を源氏に申し込むことを考え始めていた。彼(左大臣)はこれを帝に知らせ、そして(彼は)帝が若宮にとってとても強いつながりの優位を獲得することを嬉しく思うだろうということを見出した・・・・・・? he would not encourage・・・・・・過去の強い拒絶を意味するwould notですか? 2) 『 When the courtiers assembled to drink the Love Cup, Genji came and took his place among the other princes. The Minister of the Left came up and whispered something in his ear; but the boy blushed and could think of no reply. 』 ●従臣たちはthe Love Cup(祝酒?)を飲むために集合した時、源氏は来て、そして他の皇子たちに混ざって決められた彼の席に着いた。左大臣は近づき、彼の耳に何かを囁いた。しかし若宮は顔を赤らめ、そして返事を考えることができなかった・・・・・? could think of no reply・・・・・英文でよく見られる表現なのですが、ここをcould not think of a replyと表現しない理由は何かあるのでしょうか?(訳すときに couldだけど noがついているから。。。。とややこしくなりがちです。。。) 左大臣にも策略があったように思われます。 よろしくお願い致します。

  • 源氏物語の翻訳について

    いつもお世話になっています。 A.Waleyの源氏物語英訳(桐壺)を読んでいます。 わからないところを教えていただいて 少しずつ読んでいかれればと思っています。 英語の勉強もしたいと思っています。 続きをよろしくお願い致します。 1) She lived in apartments called Fujitsubo(Wisteria Tub)and was known by this name.The Emperor could not deny that she bore an astonishing resemblance to his beloved.She was however of much higher rank,so that everyone was anxious to please her,and,whatever happened,they were prepared to grant her the utmost license:whereas the dead lady had been imperiled by the Emperor's favor only because the Court was not willing to accept her. ●彼女は藤壺(藤湯船??鉢??)と呼ばれる部屋に住んだ。そして彼女はこの名前で知られた。帝は彼女が彼の最愛の人と驚くべき相似を生みだしたことを否定することができなかった。 彼女はしかしながら大変より高い身分であり、それですべての人は彼女を喜ばせたがり、そして何かが起こるときはいつでも彼らは彼女に与える最大の許可を用意させられた。 ところが、亡くなった女性は帝の好意によって危うくさせられていた。宮廷は彼女を受け入れることを望み続けてはいなかったばかりに。・・・・? Tubはうまく訳せませんでした。Walayはどんな解釈でいたのでしょうか? astnishing・・・・・・驚くべき?思いがけない? license・・・・・許可? whereas ・・・・ところが?一方? they were prepared・・・・ここが受動態になっているのはなぜですか?preparedだとニュアンスが違ってくるのでしょうか? 2) His old love did not now grow dimmer,and though he sometimes found solace and distracion in shifting his thoughts from the lady who had died to the lady who was so much like her,yet life remained for him a sad business. Genji(”he of the Minamoto clan”),as he was now called,was constantly at the Emperor's side.He was soon quite at his ease with the common run of Ladies in Waiting and Ladies of the Wardrobe,so it was not likely he would be shy with one who was daily summoned to the Emperor's apartments. ●彼の昔の愛は今、より薄らいではいなかった。そして彼は時々亡くなってしまった女性から彼女に非常に似ている女性に彼の考えを変化させる中で、慰めと気晴らしを見出していたけれども、まだ人生は彼に悲しい事を思い起こさせた。 源氏(源一族の彼)、として彼は今呼ばれていた、彼は絶えず帝の側にいた。彼は女官たちと更衣たちの普通の出入りに関してすぐにすっかり楽にくつろぎ、そのように彼は帝の部屋に毎日呼び出される人(藤壺?)と一緒で恥ずかしがりそうもなかった。・・・・・・? old love・・・・昔の愛? yetが訳本の中で筆記体になっていますが、何か理由があるのですか? sad business・・・・・businessの適当ないい訳が見つけられず、辞書に「事」というのがあったのでそれを使いました。 Ladies in Waiting and Ladies of the Wardrobe・・・・・女官たちと更衣たち?(イギリスには更衣に匹敵する身分の女性がいたのでしょうか?) one who was daily summoned~・・・・・・oneとしているので特定の人ではないのでしょうか? 3) It was but natural that all these ladies should vie eagerly with one another for the first place in Genji's affections,and there were many whom in various ways he admired very much.But most of them behaved in too grown-up a fashion;only one,the new princess,was pretty and quite young as well,and though she tried to hide from him,it was inevitable that they should often meet. ●しかしすべてのそれらの女性たちがまず第一に源氏の愛情の中で熱心にお互いと争うということは自然なことだった。そしていろいろな方法の中で彼が大変立派だと思う人たちはたくさんいた。しかし彼女たちの大部分は成長し過ぎた流行の中で行動していた。唯一新しい皇女はかわいらしく、その上実に若かった。そして彼女は彼から隠れることを試みたけれども彼らがしばしば会うことは避けられないことだった・・・・? these ladies should vie と最後のthat they should often meetのshouldは判断を表す主節の後のshouldで特に訳さなくていいものでしょうか? too grown-up a fasion・・・・「成長し過ぎた流行」という訳は変な感じですね。。。 光源氏が藤壺の女御と結婚できていたらどうだったのだろうな、と思います。 よろしくお願い致します。