- ベストアンサー
安楽死が話題になっていましたがいまはどうですか
以前、安楽死が話題になっていましたが今はどうなっているでしょうか。安楽死法案だか世界のどこかにありませんでしたっけ。日本では死にたい人が死ぬ権利に関してのことはどうなっているのでしょうか。
- katuobusi68465
- お礼率12% (16/131)
- その他(社会問題・時事)
- 回答数4
- ありがとう数0
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
安楽死という概念がそもそも難しい概念ですので、ある程度しっかりした説明をすれば >安楽死が話題になっていましたが今はどうなっているでしょうか。安楽死法案だか世界のどこかにありませんでしたっけ。日本では死にたい人が死ぬ権利に関してのことはどうなっているのでしょうか。 現在、安楽死を容認する法律はどこにも存在しません。 ただし、”安楽死措置について殺人罪と適用しない”とする法律・法解釈の国家・地域はそれなりにあります 質問者のレベルを勘案して説明するとして、安楽死には概ね3種類の形状があります ただし、厳格な定義があるわけではないの、以下の概要は、当方の主観的定義と捉えてください (1)尊厳死 死期間近の個人が、自発的意思に基づき積極的延命措置を断ること 日本では、「東海大学尊厳死事件」として、裁判で”延命措置を中断できる要件”が判示されています。 これは、尊厳死を肯定している判決ではなく、刑事罰を問わない方法と提示したものに過ぎません (2)消極的安楽死 何らかのやむを得ない事情があって、尊厳死よりも積極的に延命措置を拒絶すること これは、死ぬ当人の意思が大前提にならない事例もあり、時には遺族の承認で延命措置が中断される事例もある 日本の国内法では実定法レベルでは「違法」だが、実際の医療レベルでは行われる事例がある。 刑事事件として起訴することも不可能ではないが、医療倫理レベルでは争論があるにしても、病床の関係から黙認されている (3)積極的安楽死 死を希望する当人に対して、特段の事情などがなくても、絶命のための医療措置を講じること 現在、世界のどの地域でも合法的に実施されていない模様 ただし、地下世界などは不明 死ぬ権利については、極めて要約になる回答に留めるが、 日本の実定法では、個人の死ぬ権利については特段想定していない。あるのは、殺人行為の問題である。 要は、死ぬ権利は否定も肯定もされていない。ただし、安楽死の類が認容される社会では、死ぬ権利は、自己決定権の延長で理解されている。 日本国の場合は、自己決定権は憲法13条から導き出せるが、上記した尊厳死の事例を除けば、”結果的に死ぬ”ということへの実定法上の制限などは存在しない模様 実定法ではなく、道徳・モラルの部分では、一般的には、死ぬ権利は認容されないが、高齢化社会を迎えて日本が「死ぬ権利」を認容するような社会に変化する可能性は低くないだろう 実際、高齢者医療の学会では、積極的延命治療と患者当人の意思の緊張関係において、「延命優先」から「QOL」(余生の質)を重視する傾向に変化している。 『ホスピス』(終末医療)は”ペインクリニック”から派生したものだが、実態は、「QOL」、尊厳死を援助する医療への発展しているとも言えるだろう なお、死ぬ権利を考える上、個人的に検討してほしいのが、『福井火葬場心中事件』である この事件の議論の振れ幅は広く、今後、様々なディベートで教材にされうる事件なのだが、死ぬ権利の視座でも、是非、事件を検討してみてほしい http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E4%BA%95%E7%81%AB%E8%91%AC%E5%A0%B4%E5%BF%83%E4%B8%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6
その他の回答 (3)
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11114)
勘違いしている人がとても多いのですが、オランダで安楽死が認められているっていうのは、末期がんなどのもう絶対治らない病気などを抱えた人が苦しむくらいならいっそまだそんなに痛くないうちに死にたいという場合にのみ適用されるものです。喫茶店で大麻を吸うことを認める世界一アナーキーなオランダ人でも単なる「死にたい」って人を殺すほどアナーキーではないです。 日本では近年同じような状況のときに無理に生きている時間を延ばすのではなく、本人らしい末期を迎えるホスピス(末期医療)というのが少しずつ広まってきています。 嫌な言い方ですが、日本では死にたい人が死ぬ権利というのは確保されていると思います。なぜなら、自殺未遂をしたところで何の罪にも問われないからです。国によっては自殺が犯罪になっている国があり、そうなると自殺未遂も犯罪といえる(殺人未遂とか強盗未遂とかと同じですね)わけですから。
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
> 日本では死にたい人が死ぬ権利に関してのことはどうなっているのでしょうか。 自殺の時に付随して、例えば家を燃やす→放火、というケースはありますが、自殺そのものについては何の法律にも触れず、当然何の処罰もありません。 因みに、過去、イギリスは自殺は罪であり、1900年代まで罰則規定がありました。 安楽死については、周囲の人間が自殺ほう助罪または殺人罪に問われることがあります。 また、医師の行うものについては、一定の範囲内で認められています。 個人的には、現在の制限を少し緩める程度でいいんじゃないかな、と思います。あんまり緩めても、殺人の隠れ蓑に利用されるのが落ちですからね。 > 安楽死法案だか世界のどこかにありませんでしたっけ ヨーロッパ諸国に何カ国かあります。 例えばオランダです。
- Kirby64
- ベストアンサー率27% (668/2450)
質問とはかけ離れるけど…。 2~3日前もNHKかどこかで「家で死ぬ」って感じの真面目な番組やってたニャ。 要は過度の延命治療を行った挙げ句に病院で死ぬより、長く暮らして住み慣れた家で死にたいと考える人を手助けする医者の話だったように思うニャ。 往診はカバン一つだからたいした治療は出来ない(せいぜい痛み止めのモルヒネ投与くらい)が、住み慣れた家で家族に看取られて死ぬ…安楽死ではないけど、患者の尊厳を大事にした行為だと思うニャ。
補足
あなたは安楽死についてどう考えてるんですか?
関連するQ&A
- 今、話題になっている諸法案に付いて。
今、話題になっている諸法案に付いて。 政府は「永住外国人地方選挙権付与」・「夫婦別姓」・「人権擁護法」の提出するかしないか話題になっていますが・・・。 後期高齢者の小生としては理解しがたいところあります。何処が問題で何処が良いのか?何処が利益を受け何処が不利益となるのか? 教えて下さい。
- ベストアンサー
- 政治
- 安楽死の合法化と地方分権
アメリカでは州により安楽死が法整備されており、先日も安楽死を行う人がその過程をYoutubeに投稿し話題となっていました。 日本では地方分権が徐々にですが進められているようですが、現状で地方の権限で安楽死の法整備をすることは可能ですか? お詳し方、やる気になれば可能とうレベル?それとも絶対に不可能?などその辺りをご解説をください。よろしくお願いします。
- 締切済み
- 政治
- 死はあるか?
僕は死はないと考える。というとずっと生きているという事か?生きてるんです。かといって「山田 太郎」という人物がずっと生き続けるか、そうではない。今現在この世界では「死」というものがあり、必ず最後に体が動かなくなるときがくる。それが「死」だ。しかし死の後、死の次があるか、化学的にも証明できないと思う。だからこれから述べる僕の理論は想像の世界にすぎない。しかし聞いてみればつながる点があると思う。生きているときこれなんか見た事ある。といったことを、一度は体験した事はないだろうか?それは前世での出来事だと考え方がある。僕はそれに近い考え方だ。ここで例をあげてみる。(1)、(2)という違う世界があるとする。例えば(1)の世界で、一度死ぬような事あるとする。すると次の瞬間というより0秒でまた(2)の世界に誕生する。そしてその(1)と違った世界の新しい常識、環境に適応していく。しかし根本の考え方「思想」だけは変わらない!ここがミソだ!!今、考えてること。それは何万、何億という年月の何億もの人が考える思想が似ていたり、同じだったりすることはありえると思う。それはさっき言った。「これなんか見た事ある。」というのもその一部だと思う。(自分の前世がそのことを考えたことがあるから。)要するにすべては自分の持つ根本的な1つ思想をもとに0秒という変化を経て適応し、この変化を繰り返す。その思想、想い、願いがかなうまで続くものだ。よって死は半永久的にないと考える。これについてどう思われますか?最初に結論(あるorない)をのべてください。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
- 脳死は人の死なの??
臓器移植法の改正に向けた議論で、「脳死は一律に人の死」とする改正案がでていますが、 それについてどうみなさんお思いでしょうか? 是非是非意見をお聞かせくださいませ。
- ベストアンサー
- アンケート
- 死について教えていただけないでしょうか
日本語を勉強中の中国人です。死とはどういうようなものなのか、教えていただけないでしょうか。死後の世界なんて嘘でしょう。亡くなった人は空から私たちを見守っているなんて子どもを騙しているセリフでしょう。 また、質問文に不自然な表現がございましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
補足
自殺がだめだとルールをつくっても、犯罪をしてはだめだというルールをただつくっても一向に減ることはないと思います。であればそうなるまえにその人に教育するとしても、このいまの狂った日本社会の中でいくら教育しても社会環境そのものが死ねとうながすような環境なので矛盾が生じるだけで死にたくなくなる人は減らないでしょう。