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混合試料の溶融

数種類の粉末試薬(融点は異なる)を調製し、電気炉等で溶融すると、1、2種類の試薬が融解した時点で、試料全体が融解していく現象が見られます。 経験的に知ってはいるのですが、具体的な原理がアヤフヤです。 ご存知のかた、おりましたらお教え願います。

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noname#21649
noname#21649
回答No.1

最初に解けた薬品が「溶剤」になって.他の成分を溶かし.全体が解けて行く という現象です。 簡単な例では 鉛と鈴を混ぜて加熱すると.接触した部分が.いずれの融点にも達してないにもかかわらず解けて出します。 接触面で鉛・鈴の金属化合物が生成し(乱雑さから考えればわかるでしょう).きょうしょう点を超えていますから溶け出します。少量の銅などが混ざってもきれいに解けます。 焼き物では「フリット」を作るときに溶剤(低温で解けるガラス)を作って溶剤に融点の高いもの(酸化すす等)を混ぜて溶かすなんて事をします。

vibisuke
質問者

お礼

「溶剤」という観点から、各試料の融点を見直してみます。 ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • tocd
  • ベストアンサー率21% (11/52)
回答No.2

 そう見えるだけ、ではないですよね。 雰囲気によってはなにかいやらしい化合物を作っているかもしれませんが、試薬の種類も温度もわからないので答えようがないと思います。  たとえばある時点で酸化する物質があったとき、 その時点で電気炉が500度でも酸化している物質は1000度になっているときもあります。すると 周りの物質のmpが800度でも溶けますし。

vibisuke
質問者

お礼

必ずしも炉内温度と試料の温度が一致するわけではないとのご指摘、ありがとうございます。

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