• ベストアンサー

16世紀のイタリアで、貴族のメイドになるには?

16世紀頃のイタリアで、貴族や上層階級の家のメイドになるためには、どういったルートで仕事を見つけていたのか、ご存じの方は教えて下さい!!

  • 歴史
  • 回答数2
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tyr134
  • ベストアンサー率51% (851/1656)
回答No.2

まず、メイドという職業が成立したのはヴィクトリア朝期(19c) の英国です。 なので、16世紀イタリアにはメイドはいません。以上。 ・・・というと身も蓋もないので、「家事使用人」と捉えて解説してみます。 古代ギリシア・ローマにおいては、家事使用人は奴隷の仕事でした。 奴隷と言っても、17世紀以降の黒人奴隷のような非人間的な扱いではなく、職業みたいなものでした。(ただし、就職の自由はありませんが) 出身も、親から受け継いだ他、周辺異民族や戦争の捕虜などでした。 中世になると、キリスト教倫理の普及で奴隷という身分は衰退します。 代わりに出てきたのが侍従制度です。 低い身分の帰属がより高い身分の家系に行儀見習いとして奉公にでたりするのが一般的でした。 身分というなは、なにも貴族だけでなく町民や農民の中でも一般的でした。 まぁ、日本史にも出てくる丁稚奉公みたいなものです。 ということで、ルートとしては行儀見習いとして入るか、人を雇うかのどっちかでしょう。 上級階級では前者が多いかもしれませんね。(政治的に) 因みに、16世紀のイタリアは国家として成立していません。 よって、地域によって色々と習慣の違いがあったようです。 ではでは、参考になれば幸いです。

nyanyamya
質問者

お礼

詳しい情報有難うございます

その他の回答 (1)

回答No.1

メードのギルドがあるので、そこでメードの基礎技能を習得することになる 質問が上級階級の家のメードなので、ギルドでも、上位職能者になるのが必須だろう メードといっても色々な専門職メードがありえるので、漠然としている話ではある ギルド以外では修道会派遣もあったらしい そういえば、ある大学の”メード研究会”の同人誌に詳しい指摘があったが、レンタル倉庫に死蔵しているので仔細説明できない・・勘弁してくれ ちなみに、イタリアの上流階級ではメードよりも、執事(butler・バトラー)の方が一般的だと思われ というか、そもそも現代でもない限りは、メードよりも執事である 指摘しておく必要性があるが、奴隷制度との関係から、メードが発展するのは、奴隷制度の崩壊が大前提になる。 なお、一般的には、メードなどはイギリスの産物であって、イタリアあたりは、家事奴隷であってメードという概念に適さないだろう 家事奴隷・家政奴隷とメードの相違性は、興味深いテーマだが、簡単に言えば メード・執事は、主従契約において奴隷的隷属にはなく、むしろ教育的見地から極めて第三者の視座を要請されることにあるだろう 正規で指摘されるメード・執事とは、上級階級の師弟の嗜み・就業経験であって、一般がイメージするような隷属性がある家事使用人は、メードではない 伝統的な英国連邦の伝統に従うメード斡旋業者は、未だに大卒資格の公募が普通だし、知性のないメードはメード斡旋もされない現実がある 日本は伝統的な奉公人制度・徒弟制度の家事奴隷で考える傾向があるが、本場のメードは安っぽいものではないし、面倒くさい存在らしい メードの定義に話が及んでいるが、大概が斡旋所紹介である 15Cのイタリア都市国家なら、もう概ね戦争捕虜のメードだろう 期待するような回答ではないだろうが、そんなもんである 以上

関連するQ&A

  • 14世紀イタリアの仕事

    14世紀のイタリアでの、人々の仕事・職業って何だったのでしょうか。 貴族の人々はどのようにお金を得ていたのでしょうか。 貴族の母親は子供の教育に専念しているのだと思いますが、父親は働いていたのでしょうか。 検索してみたのですが、いい資料が見つかりませんでした。質問に関してのお答え、よい検索の仕方、どちらでも構いませんので、お願いいたします。

  • 15、16世紀のヨーロッパの服装

    15、16世紀のヨーロッパの服装(庶民~貴族まであらゆる階級の服装)を見ることのできる本やホームぺージをご存知の方いましたら教えてください。美術館、博物館でも結構です。(日本国内でお願いします。)

  • メイド イン イタリアといえば?

    メイド イン イタリアのものといえば、何ですか? ご存知の方ぜひ教えてください。 何個でも良いです。 よろしくお願いします。

  • 英国貴族について

    英国に関する色々な本を読んでみて、貴族について大雑把に理解してきましたが、やはりちゃんと理解したいです。色々な本と言ってもまだまだ勉強不足です。そこで、19世紀英国貴族について詳しく書かれていて、その生活や人間模様が事細かに分かるような映画、本などご存知でしたら教えて下さると嬉しいです。ちなみに読んだ本をあげますと、「英国貴族の暮らし」「英国貴族の城館」「英国メイドの日常」「英国執事」などです。マジで少ないですね・・・。 あと公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の違いとはなんでしょう。普段はどんな事をして過ごしていたとか、慈善活動や社交界以外は何をしていたのかとか、ご存知でしたら教えて頂きたいです。 本当にこう、かじった程度の知識で聞いて申し訳ないですが、お願い致します。

  • 貴族

    18世紀のフランス貴族の生活がよくわかる映画を知っている方がいましたら、教えて下さい。 よろしくお願いします!

  • 14世紀イタリアで起こったもの

    息子(中学二年)の冬休みの歴史の宿題の中で、「14世紀〔   〕が、イタリアでおこる」という問題の〔 〕の答えがわかりません。歴史の教科書や資料集を見ても載っておらず、困っております。おわかりになる方は回答をよろしくお願いします。

  • 19世紀後半のイタリアでの主流の宗教

    19世紀後半のイタリアでの主流の宗教は何でしょうか? ご存知の方教えてください。

  • 19世紀のドイツについて

    19世紀(プロイセンからドイツ統一頃)の 農民や労働者階級など、一般庶民の服装や食生活、生活スタイルを 知りたいのですが、それらに関して詳しい資料や本があれば 教えてください。できれば、イラストなどイメージしやすいものが 記載されているものがよいのですが……。 貴族の服装や髪型などの参考資料はよく目にするのですが、 一般人の史料はなくて困っています。

  • 15~18世紀ヨーロッパが舞台のおすすめ映画

    暮らしと服装史の勉強のため色んな資料を集めてます。 実際に着て生活している様子が知りたいので映像で観たいと思ったのですが、 15~18世紀頃のヨーロッパ(地域は問いません)が舞台で、 貴族ではなく中流階級や平民の服装がわかる作品でおすすめはありますか? マニアックなものでもいずれは探したいのでよいのですが… できればレンタルなどで借りやすいものが希望です。 宜しくお願いいたします。

  • 19世紀末ドイツの庶民や貴族の生活についての本

    質問失礼します。 19世紀末ドイツ(プロイセン?)の庶民や貴族などの生活について参考になる本を探しているのですが、オススメの本などがあれば教えていただけませんか? その頃のドイツを舞台に書いている小説などでも構いません。 よろしくお願いします。