• ベストアンサー

日本は父系社会でないからキリスト教広まらない?

ある本(橋爪大三郎先生の『世界がわかる宗教社会学入門』に 『日本は父系社会でないから、韓国のようにキリスト教が広まらない』 と、書いてありました。 韓国も日本も父を敬うと思うのですが。(今は違うかもしれませんが、明治の頃) 「日本のイエ社会は父親を尊敬するもののように見えるが、イエ社会が解体してもキリスト教に移らなかった。」 と、書いてあり、ちょっと意味がわかりません。 日本は父系社会ではありませんか? イエ社会は父親を尊敬するもののように見えて、実は違うのですか? なぜ父系社会(韓国)だとキリスト教が広まるのですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4337)
回答No.6

韓国のキリスト教は聖書を理解するというより、やたらと感情的で熱狂的で、 ちょっと異様な感じがしました。また財閥というか一儲けした派手なおばさんが 後ろ盾になっていたりして、日本の知的で整然とした清々しい信仰とは 違うなと感じました。父なる神といいますが、 理想的な父親像と重なる部分があるかもしれません。 キリスト教の発祥の地イスラエルが絶対的な父系社会だったからでしょう。 日本は父系社会といっても形式だけで実権はかなり母親が握っているのではないのでしょうか。 教会は圧倒的に女性が多く、女性の献身的な奉仕によって維持されています。

その他の回答 (5)

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.5

日本は父性社会ではありませんが、父系社会ですよね。 キリスト教が広がらなかった理由は一つでは ないでしょう。 文化が一定以上のレベルに達した国では、キリスト教は あまり広まっていません。 インカ帝国は文字もありませんでした。 韓国が広まったのは、儒教にたいする反動だと言われています。 つまり、儒教による縛りが厳しいのに嫌気をさしていた女性が キリスト教に逃げた、という経緯があります。 日本は、イエズス会が来日したときには、既に相当の文化レベル に達していましたし、神道による祖先崇拝とキリスト教が 合わなかった、ということがあります。 信じる者は救われる。 なら、祖先を救う手立てがないではないか。 そんな宗教では困る。

tateyoko555
質問者

お礼

戦国時代は、弾圧がなければ、キリスト教は広まってたんではないかと思います。 もしかして、その弾圧の影響が、今でもあるのかもしれませんね。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.4

橋爪大三郎のトンデモ本を相手にしてもしかたがないが。父系社会もイエ社会も全然関係ない。 西洋でキリスト教が広まったのは、ローマ皇帝がキリスト教を利用して、皇帝の権威を高めようと考えたからです。3世紀から4世紀にかけてアタナシウス派とアリウス派の対立が起こった。これを放置しておくとローマ帝国が分裂してしまうと考えたローマ皇帝コンスタンティヌス1世が介入して第1ニカイア公会議が開かれ、アリウス派が異端とされてしまった。この介入は成功してローマ皇帝は権威を高めることができた。しかし、ローマ帝国は東西に分裂し、東西のキリスト教はまったく違う歴史を歩んだ。東のキリスト教は東ローマ皇帝に保護されて安泰だったのに対し、西のキリスト教は自立する必要に迫られた。それがローマ教皇をトップとするローマ教会の成立につながるのです。ローマ教皇は世俗権力を正当化し、世俗権力はローマ教皇を軍事的に保護するという悪の二人三脚で1000年間続いた暗黒の中世となったわけです。give&takeの政教一致体制が中世という時代です。王権神授説は、ローマ教皇の干渉を排するためにローマ教皇に依拠しない王権の正当化が理論的に必要になったので唱えられたわけです。その後市民革命が起きて、近代になり政教分離体制となります。 いずれにしてもキリスト教の歴史は西洋の歴史であり、一致していようと分離していようと常に政治と係わり合いを持ってきたのです。 韓国にキリスト教が広まったのは、仏教が李氏朝鮮の時代に弾圧され、宗教的な空白地帯だったからです。1860年に東学党が生まれます。文字が読めない一般大衆にとっては極めて敷居が低い教義だったので一般大衆に広まります。ところが儒学を支持する両班階級に弾圧されます。キリスト教は大院君に弾圧されましたが、李氏朝鮮が破綻すると復活します。日韓併合に際して、独立志向の韓国人はキリスト教に縋って、日本に対抗するしかなかったわけです。伊藤博文を暗殺した安重根、初代大統領の李承晩がキリスト教に改宗したのは決して偶然の一致ではない。 広まったといっても韓国はキリスト教国ではありません。カトリック系、プロテスタント系、仏教系、儒教系、東学系、民族系、新興宗教と様々な宗教が並立しています。 日本でどうしてキリスト教が広まらなかったか。一つは天皇の存在です。日本は古代において中国の皇帝と対等である権威を天皇が確立できたので、ローマ教皇に頼る必要が無かった。どの時代の世俗権力も天皇の信任を得ることで権力の正当化を図れたからです。江戸時代に大政委任論が唱えられた。徳川が預かる統治権は天皇の委任を受けたものだとして正当性を主張する理論です。逆にいえば、天皇の信任を失えば表舞台から去る以外にないという理論です。それが幕末の大政奉還でした。 また日本では仏教と神道が並立できていたので、キリスト教が割り込む余地は全く無かったのです。一般大衆には鎌倉時代に鎌倉仏教が広まっていたのでキリスト教がつけいる隙が無かった。 とはいいながら、日本でも近代では、仏教も神道もカバーできなかったニッチな分野ではキリスト教がその役割を見出し広まることができました。急激な近代化によって生まれた社会矛盾に対して、仏教も神道もうまく対応できなかったからです。 社会改良運動、労働運動、農村改良運動を正当化するための思想としてキリスト教は一定の役割を果たすことができました。内村鑑三、鈴木文治らのキリスト者が社会的リーダーとなりました。 逆に言えば、仏教も神道も社会性がほとんど無いのです。仏教徒が社会問題に無関心だったというのは言いすぎですが、仏教の教義には社会運動を裏打ちする理論がほとんど無く、あくまで個人の暮らし方、心の持ち方を解くのが本質だとはいえます。社会問題に関心の高い文化人にとっては仏教、神道に飽き足らないというところがあったのです。 いずれにせよ、そういう仏教と神道の限界が、大本教、創価学会などの新興宗教や無政府主義、社会主義、共産主義が台頭した背景にあります。 奈良仏教、平安仏教、鎌倉仏教のどれも社会性には乏しい。これに対してキリスト教は中世の十字軍に象徴されるように極めて社会性の強い宗教です。 どうして『世界がわかる宗教社会学入門』なんて出鱈目な本が売れているんですかね。 いずれにせよ、宗教を理解する為には、それぞれの宗教がどのような時代の要請に応えてきたのか、あるいは応えられなかったのかという考察が必要なのです。

tateyoko555
質問者

お礼

なるほど天皇の存在が重要ですか。 韓国にはないわけですからね。 世界がわかる宗教社会学入門は、図書館で借りました。 確か、どなたか有名人のご推薦でしたよ。 細かく書いてあるので、入門書としては、便利だと思ってます。 95%、納得して読んでます。 たいてい内容が間違っていたとしても、 入門にも入れないその他大勢にはなりたくないです。

回答No.3

韓国は儒教です キリシタンは3割弱しかいません

  • mibuna
  • ベストアンサー率38% (577/1492)
回答No.2

日本にキリスト教が一定以上広がらない理由。 ・初詣で「死後地獄に落ちる」と神社の前でプラカードをもってスピーカーで  キリスト教の布教に努める。=>日本人ドン引き ・明治維新以前の檀家制度がある程度今も機能している。  =>現世利益や先祖供養に関わることがない(割り込みしにくい) ・カトリックとプロテスタントの違いがはたから見て判りにくい。 ・プロテスタントの牧師に朝鮮人が多く、レイプ事件が頻発。  =>人材不足だからと言って朝鮮人牧師を呼び寄せるなんて頭がおかしい。 ・共産党と結びついて民間習俗の部分にまで踏み込んで一々裁判を起こす。  =>基地外が多い(イエス様もさぞ頭が痛いことでしょう) まあ韓国でキリスト教が多いのは自分勝手に教義を改変したウリナラキリスト教ですけどね。

tateyoko555
質問者

お礼

うーん、やっぱり納得しえないです。 韓国とどう文化が違うんでしょうか。

  • NURU_osan
  • ベストアンサー率50% (297/593)
回答No.1

 基本的に日本も父系社会であり家社会です。これは儒教の影響によるもので中国でも韓国でも日本でも、極東アジアではほぼ共通しています。  韓国でキリスト教が一気に広まったのは朝鮮戦争の影響であり、父系社会と結びつけるのはいささか短絡的ですし無理があります。  Amazonのレビュー等にもあるように、宗教社会学を学ぶための入門書としてはいささか問題のある本です。  鵜呑みにしないほうが良いでしょう。

tateyoko555
質問者

お礼

けっこうわかりやすい本だと思いましたけど。 韓国と日本の違いは、何かなーとまだ疑問です。

関連するQ&A

  • 批判的な(?)キリスト教の本を探しています。

    キリスト教について詳しく、根本的なところから説明されている本を探しています。 ただし、私はキリスト教徒になりたいわけではなく、キリスト教徒の頭の中を理解したいのです。 (キリスト教徒にならずしてキリスト教を理解したと言えるのかわかりませんが…) 先日、「ふしぎなキリスト教」橋爪 大三郎,大澤 真幸 (著) という対談形式の新書を途中まで読んでみたのですが、ネット上での書評を見てみると、 ・「キリスト教に対する「誤った理解」の典型例」 ・「誤りと誤解と偏見に満ちている本」 ・「理解していない者同士の対話」 などなどといった散々な言われようで、私も読む気を失ってしまいました。 本書は、大澤氏が素朴な疑問を投げかけ橋爪氏がそれに答えてゆくという形で、 キリスト教徒ではない二人が日本人目線で客観的に解説してゆくもので、その回答がどうであれ 大澤氏の疑問というのはまさに私が聞きたいことでした。 ・全知全能の神がつくった世界になぜ悪があるのか ・イエスは神なのか、人なのか ・「神の子」とはなにか ・イエスは奇跡を起こせたのか ・信仰とはなにか などなど、、、 本書の場合、これらに対する回答はどうやら間違いだらけらしいのですが、 では、こういう根本的というか、 「神とかいるわけないやん」「イエスなんて所詮人間やろ」とか考えてる 私みたいなバカな無宗教の日本人にもわかる解説をしている本はありませんか? また、キリスト教に関する私のバカな質問にどんだけでも答えてやろうって方はいらっしゃいませんか><?笑 例えば、なんで科学とキリスト教は矛盾しないのか?とか…

  • キリストの父が人気がないのはどうしてですか?

    キリストの母は聖母として尊敬されています。 一方でキリストの父はあまり聞いたことがありません。 精霊とマリアが交わってキリストが生まれてきたことになっていますが、それにしてもあまりにも父親をないがいしろにしすぎではないでしょうか? 宗教画でもキリストの父が描かれているのを見たことがありません。 キリストの実父であり、キリストを立派な人物に育てたはずなのに、この仕打ちはひどいと思います。 それともキリストの父はキリスト誕生後すぐに亡くなってしまったのでしょうか? あるいは教会などの力で歴史上から抹殺されてしまったのでしょうか? よろしくお願いします。

  • キリスト教を批判すると言うことは?

    日本は、あまりキリスト教が広がりがなかったが。 キリスト教を批判することは、世界を敵にすることでは? 何せ、宗教で戦争が起こる。 キリストは神の使い?

  • キリスト教

    こんにちは。 最近というか、前から気になっているこがあるのですが。 キリスト教の歴史や、秘密結社、宗派、そういったことについて興味があります。 信者になりたいということではなく、この宗教のことが知りたいです。 なぜなら、私は映画鑑賞が好きなのですが、洋画ではよくあちらこちらにキリスト教要素が散りばめられていて、それに気づいたときのおもしろさを感じたいからです。 ときにはキリスト教について知らないと全く面白くない映画もありますよね。 そしてそして、私は学校で習う世界史がどうも苦手で・・・ 好きではあるんですが(´;ω;`) でも興味のあることと関連付けて勉強すれば、楽しく得意になれはず!!と思い・・・ そこで、入門としてキリスト教に関する面白い本はありますか? 聖書は創世記を読んだのと、あとは有名な話を少し知ってるくらいです。 ちなみに、聖書は持っています。

  • 「キリストの墓が日本にある」と「竹島は韓国の領土だ」

    「キリストの墓が日本にある」と言っているのと 「竹島は韓国の領土だ」と言っているのと同じようなものでしょうか? 「キリストの墓が日本にある」に対して反日行動や抗議などは起こっていないのでしょうか? キリストの件はあまり世界に認知されていないのでしょうか? やはり韓国人は反日感情からこのように大きな問題に発展していくのでしょうか?

  • キリスト教って…

    ダビンチコード中での疑問を掘り下げるうちに、キリスト教って男尊女卑の価値観を持った宗教だと言う事が、なんとなく分かってきました。 マグダラのマリアを奥さんと認めたくないないとか、「父と子と聖霊の名の下に…」って母親は入ってないのね…みたいな。 こういうレベルでキリスト教の価値観を云々することはもちろん危険だと思うのですが、せっかくなので教えて下さい。 どうして、このようなキリスト教が世界中から支持されているのでしょうか? 特に女性の方の意見を聞ければと思います。

  • キリスト教では「転生・生まれ変わり」の教えはあるか

    私はLINE漫画など結構見てるんですが、日本では魔法などが使える異世界に転生した後の人生、韓国では同じ世界で転生・生まれ変わった後の人生を描くのが多いです。 私は、宗教は全く詳しくなくて・・・ 転生・生まれ変わりという発想は、輪廻という仏教の教えからくるのかな、だから、日本と韓国でそういう発想・漫画・物語が多いのかな、と思います。 それでは、キリスト教圏、イスラム教圏の国々では、どうなのでしょうか? そのような国でも、「転生・生まれ変わり」の後の人生を描く漫画・物語はあるのでしょうか? そもそも、キリスト教、イスラム教で、「転生・生まれ変わり」があるという教えは、あるのでしょうか?

  • 韓国キリスト教(プロテスタント)の宗派について

    こんにちわ。 私は、無宗教ですのであまりキリスト教について知らないので教えてください。 主人が、韓国系の教会に通っています。 キリスト教のプロテスタントには、色々な宗派があると思いますが。 どのような宗派が存在するのでしょうか? どの宗派が、日本で言うまともなのでしょうか? お答えにくい質問かもしれないですが教えてくださ い。もちろん、どの宗教を信仰されてる方も、自分の信仰が一番と思うのは当たり前だと思います。韓国系の教会は、日本の教会よりも熱心な気がします。 その為になんかおかしな宗派なのかしら?って不安に思うこともあるので教えてください。

  • なぜ日本に多い、韓国系のキリスト教会?

    カテがここでいいのか分かりませんでしたので、とりあえずここで質問してみて、もし違えば後で引っ越します。 さて、私は都内某所に仕事でたまに出かけるのですが、そこは在日韓国人の方が多数居住されていることでも有名で某TV番組でも取り上げられていたほどです。街で見かける店にはハングルが溢れ、料理店や飲み屋の名称もハングルが主で日本語訳が付いてるという感じ。会話や携帯で交わされている言葉にふと耳を傾けると韓国語。そこにはキリスト教会も多数存在していますが、全て教会名はハングルです。 朝鮮と言えば小中高校で習った様に仏教を中国から日本に伝えた国ですから当然宗教は仏教と思っている私には、韓国系のキリスト教会の多さに違和感を感じてしまいます。 そこで、いつから朝鮮(李氏朝鮮時代)にキリスト教が入ったのか、山川出版の年表で調べてみました。それは意外なことに日本より遅く、また、展開も日本の後追いのような感じです。以下、抜粋してみました。 1643年 中国より天主教(キリスト教)伝来 1786年 キリスト教布教盛ん 1815年 キリスト教徒処刑される 1836年 フランス人宣教師、ソウルに潜入 1839年 キリスト教大迫害、フランス人宣教師殺害 1866年 宣教師殺害, キリスト教大弾圧 (日本にキリスト教が伝来したのはザビエル来日の1549年で、そのきっかけがポルトガル人の種子島漂着、島原の乱が起こったのが1637~8年、江戸幕府が鎖国を完成したのが翌39年です。) 朝鮮半島にキリスト教が入った経緯はこれで分かりましたが、その後どういう経過をたどって発展したのか(特に韓国併合後は日本から独立後もキリスト教関係の記述がありません)、また、なぜ在日韓国人の方はキリスト教信者が多いのかということが質問です。 ただ、たしか統一教会もキリスト教系だと記憶していますから、韓国本国でも盛んなのではないかという気はするのですが。

  • キリスト教改革は可能か?ここが変だよキリスト教?

    キリスト教は宗派は沢山有りますが信者も非常に多く、20億人を越えるそうです。 そして英語圏やヨーロッパ等に多いため、世界への影響力も大きいです。 しかしそのキリスト教の神は一つの筈なのに、もう信者は分派してバラバラです この宗教が一つに纏まれば相当大きな世界的改革が可能と思われます。 昔日本でも流行った世界基督教神霊統一協会(統一教会)もそれを実現しようと 文鮮明の元信者を増やしました。しかしその教えが妥当なものではなかった為 お金は集めましたが 日韓トンネルも実現しないまま 合同結婚式で色んな弊害を出し 霊感商法と呼ばれ、反社会的と言われついに教祖の文鮮明氏も達成を見ないまま 92歳で死去しています。他にもエホバの証人やモルモン教等のキリスト教新興宗教が 出ましたが飽くまで聖書的で 聖書自体から何を学び、何をどう解釈するかが定まらず イエスの復活 イエスの死 イエスの贖罪 三位一体説 進化論 言葉 永遠の命 神への愛 隣人愛 敵への愛  神の死 原罪 終わりの日 楽園追放 姦淫など 解釈が一定でなく 現実とも異なるためもはや現代にそぐわない所が出来て来て 日本の仏教と同じで 聖書もろくに読まない信者も多いと聞きます。 このキリスト教を改革しないとこの世界の精神状況は現実と乖離するばかりです。 キリスト教をどう活かし、どう改革すれば世界は変わるでしょうか? 日頃神について疑問に思うことなどお聞かせ下さると幸いです。