発電コストと発電方式の比較

このQ&Aのポイント
  • 資源エネルギー庁によると、水力、石油、LNG、石炭、原子力、太陽光、風力の発電コストはそれぞれ異なる。しかし、発電方式の比較ではなぜ電力会社が計算した設置許可申請書のデータが使われないのだろうか?
  • 資源エネルギー庁によると、発電コストには水力、石油、LNG、石炭、原子力、太陽光、風力などがあり、それぞれのコストが異なる。しかし、発電方式の比較にはなぜ電力会社が計算した設置許可申請書のデータが使われていないのだろうか?
  • 資源エネルギー庁によれば、水力、石油、LNG、石炭、原子力、太陽光、風力などの発電方式ごとに異なるコストがかかる。しかし、発電方式の比較ではなぜ会社が計算した設置許可申請書のデータが使われないのだろうか?
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発電コスト

資源エネルギー庁は、発電コストについて、以下の値を使っています(データはやや古い) 水力  8.2~13.3 石油 10.0~17.3 LNG 5.8~7.1 石炭 5.0~6.5 原子力 4.8~6.2 太陽光 46 風力 10~14 経済産業省、エネルギー白書 2008年版(2008)から、(単位は円/kwh) 一方原子炉設置許可申請書に記載された発電源原価でみれば、 北海道電力 泊2号 91年 14.3 東北電力 女川2号 95年 12.3 東京電力 柏崎刈羽2号 90年 17.72 東京電力 柏崎刈羽3号 93年 13.93 東京電力 柏崎刈羽4号 94年 14.24 東京電力 柏崎刈羽5号 90年 19.71 中部電力 浜岡4号 93年 13.87 北陸電力 志賀 93年 16.58 関西電力 大飯3号 91年 14.22 関西電力 大飯4号 93年 8.91 四国電力 伊方3号 94年 15.06 九州電力 玄海3号 94年 14.7 であり、15~20円/kwh近くかかっています(廃炉費用や、廃棄物処理費用は入っていない)。 フランスでは29円/kwhでみつもられているようです。 フランスのデータはともかく、発電方式の比較において、 電力会社が計算した設置許可申請書記載のデータをなぜ使わないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • reflector
  • ベストアンサー率7% (37/491)
回答No.5

まず、各電力会社は、原価償却を考えていません。 建設から廃炉に至るまで国の血税で請け負って貰えると考えていますので、廃炉費用は積み立てていません。 その為に天下り先になっていたり、政治家への献金が多く見積もっている訳ですよ。 従って、フランスのような廃炉費用を込んだ電力使用量ではなく、各電力会社で利益がでる安易な考えで、取れるところから過剰に請求する方法を採用している。

takechan5757
質問者

補足

>廃炉費用 当然原価に組み入れるべきですよね。

その他の回答 (6)

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.7

> 研究開発費は経費として、原価に入れるのが普通です。 少し誤解があるようですが、発電コストは「製造原価」です。 研究開発費を経費ではなく「製造原価」に入れていることが問題だと言っているのです。

takechan5757
質問者

補足

研究開発費は、原価に入れますよ。 たとえば、車を開発するとき、 エンジンを新しく開発すれば、エンジン開発費は、車の原価に入ります。

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.6

> なぜ、実績値を使わないのでしょうか? 挙げられたurlの内容からすると、大島教授の推計には > 発電技術の開発 が含まれている、とあります(3ページ)。 企業会計を知っている人からすれば、製造コストに研究開発費の発生額全てをその期の製造コストとして計上することは、貸借対照表の現金がマイナスになっている位、完全に「気持ち悪い」処理です。 さて。 当然のことながら、この方法では既に技術開発が終了した火力・水力は非常に低コストになります。 このことを、簡単に数値例を上げて確認しましょう。 例えば、普通の小麦粉のパンと、米粉を使った米粉パンがあったとします。小麦粉のパンは小麦粉のみを使い、一個10円で作ることができます。 米粉パンは米粉のみを使って8円で作ることができますが、技術向上の観点から、一個当たり10円の開発費がかかるとしましょう。 すると、実際には製造コストは小麦粉パン>米粉パンですが、技術開発費まで算入すると小麦粉パン<米粉パンとなることが分かります。この時、技術開発費を投じた技術は、今作っているパンには使われていないにも関わらず、研究開発費だけは現在の製造コストに算入されるという、非常に不可思議なことが起こっています。 どの試算も「それぞれの前提条件のもとに」行われていますが、前提条件が違います。 前提条件を操作すれば自分の思う通りの数字を出すことも出来るかもしれませんが、前提条件が受け入れられるかどうかは別の問題です。少なくとも、私には原子力関係の研究開発費の発生額全てを製造コストに含めるという方法は、絶対に受け入れることができません。 その研究開発費は、大部分は将来の発電所に配分されるべきものであり、資産計上が妥当ではないという場合には発生した期に「販売費及び一般管理費」として費用処理されるべきものであるためです。 因みに、質問者氏の挙げた「15~20円/kw」と、大島教授の推計は1.5~2倍ほどずれていますが、それについてはどのようにお考えでしょうかね? 大島教授もやはり設置許可申請書に基づくべき、とするのか、発電コストが最も高いから良しとしているのか、いずれにせよ判然としませんね。

takechan5757
質問者

補足

回答は理解できません。 研究開発費は経費として、原価に入れるのが普通です。

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (812/3031)
回答No.4

NO2で答えは出ていますね。 原発コストの大半は最初の建設費です。 16年で割るか、40年で割るかで額は全然違います。 あとどこの資料を見ました?机上の空論ではありますが、廃炉費用は入っているはずですし、廃棄物処理費用もプールされていますが。 フランスの場合は不可追従(日本は長期稼働しっぱなし、フランスは需要が無い時は発電ストップ)なので、日本よりコスト環境は悪いと思います。

takechan5757
質問者

補足

>廃炉費用は入っているはずですし、廃棄物処理費用もプールされていますが。 試算コストには入っていません。 見つけたHPにはそう書いてありました。 プール金は、実際に必要な額より低いです。

  • kumap2010
  • ベストアンサー率27% (897/3218)
回答No.3

90年代と現代じゃ発電効率が全然違うから。 火力発電もここ50年ほどで発電効率が約2倍になり今は約40% しかし科学的な理論上の限界が約60%なのでこれ以上は難しいとされている。 それに比べて未発達だった原発はこの20年でもの凄い進歩をした。 どれぐらい進歩したかはデータを見ての通り。 さらにまだ実験段階の高速増殖炉においてはさらなる飛躍的な発電効率の向上が見込まれている。 というわけ。 小学生向けにわかりやすく言うと、燃料1個で発電出来る量が増えた。 発電できる量が増えたらコストは下がるよね。

takechan5757
質問者

補足

>どれぐらい進歩したかはデータを見ての通り。 でーははどこにある? 原発は効率せいぜい1/3(33%)しかありませんよ。 >高速増殖炉においてはさらなる飛躍的な発電効率の向上が見込まれている。 高速増殖炉は、1wすら発電していませんよ。 >燃料1個で発電出来る量が増えた。 燃料でなく、設備でしょう。 申し訳ないが、回答は、全く理解できませんでした。

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.2

> 発電方式の比較において、電力会社が計算した設置許可申請書記載のデータをなぜ使わないのでしょうか? 試算の前提条件が違います。 電力会社の数字は90年代のものですので、発電所を16年で償却することを前提としてコストを見積もっているはずですが、2008年の数字は40年で償却することを前提としてコストを見積もっています。 燃料費等もあるので少しずれますが、2008年の数字を2.5倍(=40/16)すると概ね近い数値を得ることができます。

takechan5757
質問者

補足

別の試算もありました。 http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20110526/106571/?P=2 資源エネルギー庁の試算はモデルプラントを作って試算しているようですが、 有価証券報告書などのデータからの実績値と大きくかけ離れているようです。 なぜ、実績値を使わないのでしょうか? 原発コストを安くみせかけるためでしょうか?

回答No.1

・・っていうより、 事故対策も不十分なのに、事故リスクも全く算入されていないですよね。 太陽熱発電も計上ありませんし、太陽光って、買取あるから、そんなに高いのでしょうかね。? ・・経産省の策略が渦巻いている、画策されているように思えますね~(笑)。

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