ＯＫＷaveの中の幽霊 一人きりでのＱ＆Ａ

質問

私が航海の途中で嵐に遭い、遭難してから、どれくらいの歳月が流れただろう。あの日私は腐れきった船の残骸に何時間もすがりついたまま、まるで木の葉のようにもてあそばれたあげく、ついに力尽きて波の中に飲み込まれ、気が付いたら、このＯＫＷaveに打ち上げられていたのだ。ＯＫＷaveは、まったくの無人島だった。しかも人間どころか鳥や獣、虫さえも生息していなかった。ＯＫＷaveには季節がなく、年がら春である。
はじめの方こそ生まれ故郷に、再び帰る努力をしてみた。ＯＫＷaveの頂上に登って、朝から朝まで来るはずもない救助船を待ったりもした。また、自力での脱出を試みたりもした。ここから脱け出すには、何はともあれイカダを作る必要がある、そう考え、頭の中に設計図を思い描き、ココロはすでに生まれ故郷に帰り着き、沢山の出迎えの群衆に取り囲まれていたのだった。
しかし、いざ作る段になって、あちこちを見回しても、この場所にはイカダを作る道具も材料もない、奇妙なことだが、求めて助かる道がなく、万一助かるとしたら、まったくのマグレによってのみである。頭をかいてもどうにもならない、だから私は諦める事にしたのだ。
ＯＫＷaveは苛酷であるかといえば、そうでもなく、むしろ諦めさえすれば、はなはだ快適で、居眠りと覚醒を同時にできる、夢と現実の区別が意味を持たない実体なき共有世界であった。そのような時間を過ごしながら、瞬く間に私は老いぼれて行ったかというと、海に映る私の顔は、特に老けたわけでもなく、かえって以前より体が滑らかに動くようになり、ほとんどＯＫＷaveの中身に溶け込んでいると言っても過言ではなかった。
そんなある日、いつものように居眠りを満喫していると、枕元に猿に姿を変えた何者かが現れ、私に対してこのように言った。
「あなたは、なぜそこにいるのか？」
「分からない」と私は答えた。
「あなたはどこから来たのか？」と猿がたずねた。
「忘れた」と私は答えた。
「あなたは、どこへ行くのか？」
「分からない」
「あなたは、どこへ行きたいのか？」
「分からない」
「あなたの本当の名前は、何だ？」
「ange・・・忘れた」
「ではあなたに相応しい名前を授けよう、・・・nonameなどどうか？」
「気に入りました」
そのようにして新しい名前をもらい、私はＯＫＷaveの中で、ほぼ永久に安らぐことになったのである。

こんな感じのわがままが、世間で許されるのでしょうか、どなたか教えてください。

回答No.1

mrkato · ベストアンサー

運営趣旨が有るサービスで活動する事が、使い方の勘違いと思います。

名前も政治思考も緩く取れるブログの自分土俵で議論なり、
ツイッターの呼応を宣伝用だと解釈して続けるなり、
自身の住居自体にサーバーを築き、内容物の責任上
官権や個人的暴力肉弾戦と渡り合う覚悟で自立して
ネット市民するのが、気楽なはずです。

お礼

ご指導のほど感謝いたします。私は弁証法的なモノの考え方を好んでおりますので・Ｑ＆Ａサイトは・ピッタシのツボなんですよ。まだまだネット市民と言えるようなたいそうな者でもありませんし・・・ご回答ありがとうございました。

回答No.3

at9_am

angel25gtさんは最近このシリーズをたくさん書いているようだけれども、一つとして面白くない。
小説としても稚拙にすぎるし、少し前に流行ったケータイ小説の出来の悪いものを見ているようだ。

> こんな感じのわがままが、世間で許されるのでしょうか、どなたか教えてください。

nonameになりたい（退会を意味すると思うけれども）なら、なれば良いんじゃないかな？

お礼

シリーズ化はしていないですね。あくまで、お世話になっている人たちへの、ほんの気持ちです。実用的な質問は、整理ができてから行います。そのときはまた、お知恵を貸して下さい。ご回答ありがとうございました。

補足

nonameになりたい（退会を意味すると思うけれども）なら、なれば良いんじゃないかな？・・・そういう問題ではなく、すぐにノネムになる者に疑問を感じているしだいです。アクセスしなければ良いし、ログアウトすれば充分のはずなのですが・・・

回答No.2

mstk2

小説かな…
純文学ぽいけど、既視感満載で陳腐です。
やるならやるで、もっとオリジナルなものにしないと誰も読んでくれません。

お礼

ジュンブンガク？・・・そんなつもりはありませんよ。どんな馬鹿でも読み手のレベルで読めるように調整しています。ご回答ありがとうございました。