「時空警察」を設立したい。実現可能でしょうか？

質問

マンガやドラマの世界ではなく、現実世界に「時空警察」を作りたいと思っています。
下記のような宣言で、実効性はありますでしょうか？
無理であればその根拠、可能であれば今後必要な手続きがあれば教えてください。

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「時空警察立ち上げ宣言」

タイムマシンが考案された時に備えて、有効利用するために時空警察の立ち上げ準備をしていることをここに明記する。
当団体の名称は、日本語表記「時空警察協会」、英語表記「Time Police Organization」を予定している。

まず、各国の法律よりも様々な宗教が先に誕生し、法律も同時に尊重・厳守されていることから、時空警察はその宗教と法律などの考え方を善悪の判断に用いて、タイムマシンなどにより人や団体を調査・逮捕・連行できることとする。
所属している宗教や宗派の善悪に違反していれば、その宗教が決めていた刑罰を適用する。
例えば、地獄が存在するという決まりであれば、該当人物の善悪の記録を生まれた時点から調べ、死亡時には魂だけをワープなどさせて実際に地獄のような体験を行わせて処罰を行う。
天国が存在するという決まりであれば、同様に死亡時に魂だけをワープなどさせて実際に天国のような体験を行なって頂く。少なくとも天国の存在は、宗教や考え方の発生時から適用する。
多くの宗教や法律では、悪事を行なっても改心すれば許されることや、神を信じることで救われることになっていることから、その精神を引き継ぎ、これ以降に善行に勤めたり善人と人々から判断されていれば、その時代においては善人であったとし、生まれた時点からの記録は行う必要がないため、罪を免除することを規定する。
対象とするのは、その時代の法律、宗教、またはそれ未満の概念での善悪によるものとするため、個人や集団、国籍や人種、社会全体か家庭内かを問わない。
適用できる時間の範囲は、近くとも１つめの宗教が誕生した時点。もしくはその発案者の生まれた時点。遠ければ、人々が善悪を判断しはじめ、秩序を保とうとした時点とする。
また、法律が宗教の基準と大きく異なっていれば、その時代を悪い時代に陥らせた立法機関と関係者は厳罰に処分するものとする。
また、宗教や法律の解釈を誤り、悪意を持って利用した場合も厳罰とする。
逆に、その時期の法に反していたとしても、後に革命などが起こって正義だと判明した場合は、内容によって無罪とし、栄誉を与える。
なので、現在の司法や警察機関は、革命家などが現れても内容によって一時的もしくは長期的に保護するのみで、刑罰を保留すること。
革命を行うものに不当な対応、刑罰を与えた場合、時空警察は容赦しない。

これは少なくとも本日より適用し、タイムマシンができた時点から順次実行するものとする。
つまり、タイムマシンが誕生し、時空警察が認められた際には、少なくとも本日が時効となるように制定することとなる。
また、既に時空警察が存在し、過去や現代に対して悪意を持たずに捜査や処罰、工作活動を行なっていた場合でも、我々現代人は一切責任を求めず、今後も全ての制裁を受け入れることとする。

以上を時空警察立ち上げ宣言とする。

回答No.3

hekiyu

１，時空警察の目的がどこにも書かれていませんね。
２，それから、タイムパラドックスに対する処置は
　　どうするのでしょうか。
３，内部の組織についての記載が皆無です。
　　事務所や資産、理事の任免、構成員の資格
　（民法３７条参照）
　　これがなければ組織とは言えません。
４，人を殺してもよい、という教義をもった宗教の場合は
　　どうなるんでしょう。
　　そんな宗教は無い？
　　一人だけの宗教というのは認めないのでしょうか。
　　認めないというならその根拠は？
　　何人以上の宗教なら認めるのでしょうか。
　　１０人？　ならその１０人という根拠は？
　　一人宗教ならどんな善悪の基準でも制定可能ですね。
　　俺以外のやつは全員、殺してもなにしても許される
　　という宗教だったらどうなるのでしょう。

補足

＞１，時空警察の目的がどこにも書かれていませんね。

私自身もごっちゃになっている部分がありますが、
「時空警察」と「時空警察協会」は別物で、
「協会」のほうは「時空警察ができたら被害届を渡します」という
だけの役割にしておいて、「時空警察」の定義は
協会が徐々に作り上げ、後生の優秀なスタッフに任せるのが
一番かと思います。私の独裁機関であってはいけませんし。

２，それから、タイムパラドックスに対する処置は
　　どうするのでしょうか。

「被害者が死んだ時に魂だけ別世界の天国か地獄へご案内」であれば、
タイム・パラドックスは起きないと思います。
肉体と精神は別物です。
それに、未来であればDNAなどから正確な人間の肉の塊は作れるでしょうから、
殺害などされる直前に時間をとめて、コピーと入れ替えて、
実際には殺されないで、実在する本体のほうは別の世界に連れて行って
そちらのほうで生き続けてもらうことも可能です。
その場合、「こちらの世界」には戻ってこれません。
ただし、自殺は悪だと思っていますので、天国に行くために自殺するような
行為は、基本的には反対する考えです。
（いじめ自殺などであれば助けてあげたい）

３，内部の組織についての記載が皆無です。
　　事務所や資産、理事の任免、構成員の資格
　（民法３７条参照）
　　これがなければ組織とは言えません。

調べてみます。
昨晩に少し調べたところ、任意団体であれば届けでも不要とあったので
安心して寝てしまいました。
基本的にはこちらの身分を出さずに実効力を持たせたい。
そして寄付金も受け取りたい。
どこかの団体を経由して「ドラえもん募金」のような
口座を作って、一般の人はこちらの口座名義がわからないようには
できないでしょうか？
万が一ですが「このスタッフに誰も逆らえない」というような対応や、
横柄な態度に出てしまう人物が出ることに嫌悪感があります。
未然に防ぐには、名乗らないのがベストです。
ただし、設立しないと意味が無いですから、必要であれば名乗り出る形になります。

４，人を殺してもよい、という教義をもった宗教の場合は
　　どうなるんでしょう。
　　そんな宗教は無い？
　　一人だけの宗教というのは認めないのでしょうか。
　　認めないというならその根拠は？
　　何人以上の宗教なら認めるのでしょうか。
　　１０人？　ならその１０人という根拠は？
　　一人宗教ならどんな善悪の基準でも制定可能ですね。
　　俺以外のやつは全員、殺してもなにしても許される
　　という宗教だったらどうなるのでしょう。

法律が認めている宗教は全て認められるのが現行法だと思います。
なので、この時空警察の制定前に、邪悪な宗教などはなくさないといけません。
「協会」のほうはそれより先でもよいと思います。
時空警察の前に、宗教警察・宗教裁判所のようなものが先に必要かもしれません。
彼らの言葉を借りると「宗教浄化のための聖戦」が始まるのかもしれません。
ただし、ほとんどの場合は文面を読ませるだけで、無血で革命できると思っています。
存在するかどうか分からない、祈っても届かない神ではなく、
いずれ実現するであろう、時空警察がきちんと動いて処理してくれるからです。
信じるだけで救われます。

回答No.2

neKo_deux

月の土地を分譲、販売みたいな話かも。

月の土地の所有権の根拠は、
・1980年にサンフランシスコの行政機関(どこ？)に所有権の申し出を行い、受理された。
・月の権利宣言書を作成し、国連、アメリカ、当時のソ連に送ったが異議が無かった。
って事に基づいてだとか。

受理ってのは分からないけど、普通は突拍子も無い内容なら無視されて、異議なんかは返って来ないように思います。
同じような手口を試みてみるとか。

補足

なるほど、月の土地の件の考え方も適用できますね。

タイムマシンが出来上がるまでに自分が生きているとは思えませんが、
やるとすれば、協会に○○円払うと、将来タイムマシンができて、
あなたが善行に努めていれば、実際に天国に行けますよ、
という形と、
今の警察には出せない、法律で裁けない内容だけど
時空警察に被害届を出しておけば、タイムマシンができた時に捜査いたします、
という形でしょうか。
平和的ですし、なかなか面白そうですね。

ただ、天国に行くのにお金がいるのはおかしな話なので、
やるとすれば、誰でも加入でき、信じるだけで特に加入手続きはいらない、
運営（被害届の受理、保存など）や啓蒙活動は寄付でしょうか。
だれかが会長を努めて、タイムマシンができるまで組織とその意志を残さないといけませんからね。

回答No.1

kqueen44

内容として興味深い。

権利能力を持たない社団としてならば、そのような宣言をしても問題はない。手続き不要。

現行法に照らし合わせることは著しく不毛であるので、気がついた矛盾点を挙げてみる。（理解困難な部分）

１：警察機関と司法機関の混同は許されるのか
２：宗教上の対立（価値観の相違）と法律上の対立についてはどのように対応するのか
例：当該宗教で認められた聖戦・人類浄化作戦など　宗教上は認められていても現在の日本国内法では犯罪に当たるもの
３：多数の宗教を同時に信仰していることについて、もしくは信仰の定義について　無宗教の場合など
４：聖書の解釈・新約聖書・法改正、現実の実態など、どの時点の何を基準するのか
５：時空警察の監視・管理体制について

補足

＞１：警察機関と司法機関の混同は許されるのか

基本は混同しないと思いますが、未来の機関がどうなるかは分かりません。
現状、警察の取り調べで自白したのに、裁判で「強要された」などと言って証拠能力無し、無罪になるような例があるので、
それを防ぐためにはある程度、混在する領域があっても良いと思います。

＞２：宗教上の対立（価値観の相違）と法律上の対立についてはどのように対応するのか
＞例：当該宗教で認められた聖戦・人類浄化作戦など　宗教上は認められていても現在の日本国内法では犯罪に当たるもの

宗教や戦争での争いは、末端の兵士などは自分たちが正義だと思っているので
悪だと思っている側に対して、家を燃やしたり殺したりしても、
時空警察からは許される行為だと思います。事件発生当時の警察とは管轄が異なります。
しかし、相手を悪だと思ってないのに、便乗して暴れるような行為は許されないでしょう。
また、教祖などがアルマゲドンと呼ばれているようなものを自作自演したり、自分が神、もしくは神の化身だと名乗るような行為や、解釈を悪用して自分の都合の悪い相手に対して天罰などと称して宗教の範囲での危害を加えたり迫害するのは、時空警察にとって違法でしょう。
現在では神の存在証明はされていないので、これは時空警察の管轄する範囲かと思われます。
また、戦争においても、現在は一般市民への攻撃は違法だと思いますが、
発覚しないように略奪や強姦した後に殺害、隠蔽したとしても、時空警察は記録可能ですので、罪を問うことができます。

＞３：多数の宗教を同時に信仰していることについて、もしくは信仰の定義について　無宗教の場合など

多宗教の場合、全ての宗教を混在させた考えというのが範囲ではなく、
いろいろな宗教を部分的に信仰していると捉えて、
「自分の中だけの宗教やルール」が１つあると考えて、
本人がとった行動や、周りでの出来事に対してどういった罪の意識を持ったかで、
その比率や尺度を決めることが出来ると思います。
ほぼ基本的に、子どもが生まれた時点で親の宗教をそのまま信仰する慣習になっていますので、
その子どもに宗教観や社会のルール（物を盗んではいけない、など）を
教えたり、周りから聞いたり、TVニュースで善悪を知った時点から適用です。
ですが逆に言うと、ギャングなどの組織で小さい頃から人殺しを教えこまれていた子どもがなにかしても、時空警察はなにも手を出せないでしょう。
これは現在の法律で裁くなり、保護するなり、対応すべき内容です。
善悪の基準は、人間の成長や社会の変化によっても変わりますので
時空警察（もしくは時空裁判所）は頭を悩ませることでしょう。
なので、物的証拠や証言などで判断がつかないようなケースがあれば、
犯行時の人物の完全なコピーをデータとして記録し、
コンピュータなどで作った仮想世界の中に入れてみて、
少し違った環境や条件で試験して観察することで、調べることが出来ると思います。
これは今で言う、精神鑑定に相当するものかと思います。
本人（のコピーデータ）は仮想世界だと気づかないので、わざと精神異常者のフリをすることもできないでしょう。
とすれば、いまいるこの世界もその仮想世界の中で、私の精神鑑定が行われている最中なのかもしれません。ひょっとするとですが。

＞４：聖書の解釈・新約聖書・法改正、現実の実態など、どの時点の何を基準するのか
様々なレベルでのルールがあり、常に聖書の解釈や法律が変わっていますので、最終的には、明文化されていなくとも、「教えられたこと、自分で判断したこと、自分で決めたルール」と、「社会のルール」いうのが基準になるかと思います。
なので、法律が間に合っていないが、既にニュースなどで警告されている内容、
今で言えば脱法ドラッグなどに手を出すことは、時空警察は認めないでしょう。
「もうすぐ取り締まりされるけど、今なら大丈夫」という判断は、
法律を悪意を持って利用していますので。

＞５：時空警察の監視・管理体制について
時空警察の行動は、さらに未来の時空警察に監視されると思われるので
規律や秩序は自然に保たれると思われます。
なので、未来には行ってはいけないルールがあるか、
未来に行っても良い権限を持った特別な部署があるか、
未来にいくかどうかは時空裁判所での許可が必要、などの形でしょうか。
未来に行くのは絶対禁止かそもそも不可能で、見るだけかもしれません。

仮にこのような時空警察が法律で認められれば、タイムマシンなど作られるより遥か前に
世界は変わるのではないかと思っています。
今はもう誰も天国も地獄も信じていないような風潮ですが、これが認められてタイムマシンが出来上がれば、天国と地獄が本当に出来上がってしまうわけですから。
ですが、その前に悪い宗教を認めず解散させるような法律がなければ、
「人間は地球に寄生する悪魔」などと主張する宗教と対立したり争うことになります。
なので、今の時代の警察と法律で平和にし、おかしな思想や宗教がそもそも発生しない状態にしてから時空警察を作らなければ、大変な事態になります。
ですのでいまは「時空警察協会の立ち上げ宣言」という段階です。
これは宗教ではありませんが、「信じる人、信じる社会は救われる」と名言できると思います。