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ハロゲンフリーについて

環境問題でよくハロゲンフリーのことを聞きますが、一つ疑問に思うことがあり、質問させて頂きました。 ぜひご教授お願い致します。 プレス加工製品に対して、ハロゲンフリー保証するよう要求されておりました。 製品に使用している材料はすべてハロゲン物質の使用をされていないことを確認とれましたが、製造工程になるとどのように確認すればよいでしょうか。 やはり、製造工程に使用するすべての工具等調べる必要があるんでしょうか。 本来、プレス加工はハロゲン物質の使用はありえるのでしょうか。

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  • drmuraberg
  • ベストアンサー率71% (847/1183)
回答No.2

ユーザーからハロゲンフリー保証の要求が有った場合、 通常は製品に使用されている材料がハロゲンを含まない物であることを確認し、 裏付けとして材料メーカの材料組成データや規格書を添付すれば十分です。 加工機械、工具、加工助剤等の補助手段に付いてまで確認を求められる事は希と思います。 確認を求められる場合でも、プレス製品の表面処理剤や洗浄剤(塩素系洗浄剤が有る)等の 最終製品に加工する工程でワークに接触し残る可能性の有るものに限定されるでしょう。 残念ながらそれに該当するものがあれば、その使用を避けた上で、弊社の工程では ハロゲンを含有する助剤(材)は使用していない旨を確認書の形で提出することに成ると思います。 ハロゲンフリーと似たような問題として、シリコン問題が有ります。 http://www.tanimura-db.net/dictionary/silicon_free.html シリコンが電子回路の導通不良の原因となると言うことで、シリコンフリー化が進行しました。 この時は、最終製品だけでは無く、その製造工程でシリコンが使われているかも問題に成りました。 例えば、工場で樹脂成形品を射出成形で作る際に離型剤として金型に噴霧するシリコンスプレーが 使われていないか、加工機械部品にシリコングリースが使われていないかも問題になりました。 シリコンフリー化のステップは 1)製品自体にシリコン系材料を使わないし含まない、規格書・確認書提出、 2)製造工程でシリコン系補助剤・材を排除し、その確認書を提出し遵守、 3)切替えの難しい物に付いては低シリコン化を測り、猶予期間の後に置き換え、 4)切り替えできない物は特例として認定、 でした。 今回のハロゲンフリーの要求がどのレベルのものかをまずユーザーに確認し、対応されるよう お勧めします。問合わせの時には藪を突いて蛇を出す事に成らないようにしてください。 ステップ1)で十分なら、今の時点でステップ2)、3)に付いて心配するのは取越し苦労 です。 ただ、ステップ2)の心構えはして置いた方が良いでしょう。ハロゲン系のものの混入・接触を 避けるライン構成にするとか分けるとの対応です。 製品材料自体とその製造にハロゲンフリーが要求されるなら、材料メーカに製造時の ハロゲンフリー確認書を求めるのも一つの手です。応えて貰えるかどうかは判りませんが。 ユーザーがそれを要求することが間々ある事なら応えて貰えるかもしれません。

nozomi-momo
質問者

お礼

ご丁寧に説明して頂き、ありがとうございました。 非常に勉強になり、助かりました。

その他の回答 (1)

  • swisszh
  • ベストアンサー率64% (242/377)
回答No.1

1) 環境問題になるハロゲンフリーは主として、塩素、ブロム(臭素)、Iodineを含有する有機化合物(プラスチック、 塗料、なども含めて) で、これらが廃棄物となり、へたに焼却すると、種々のジオキサンが発生、猛毒性 のジオキサンは環境問題にとって重要な課題 2) 製造工程で、塩素、臭素 などを含有する、溶媒、 オイル類など、それにハンダ材料など製品に付属する ならば、コントロール すればいいでしょう 3) 工具などは製品と非常に高温で接触しない限り考慮しなくても、工具に使用する、オイル、溶剤などは 知っておくと、オイルは通常ハロゲンフリーでしょうが? 4) 通常のプレス加工はメタル類、とか表面処理したメタル類でしょうからハロゲンの問題は無いはずです。 5) 製品材料が全てハロゲンフリーなら100% OK でしょうが 工程で製品にふれる、オイル、溶媒などの認識ガ あればなお更いいです。

nozomi-momo
質問者

お礼

早急にご回答頂き、ありがとうございました。 環境について、まだまだ未熟だと実感しました。 本当にありがとうございました。

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