熱力学の問題についての質問

このQ&Aのポイント
  • 熱力学の問題について質問があります。具体的には、断熱域での圧力と比体積、断熱域での圧力と密度、断熱域での温度と密度の関係について求めたいと思っています。
  • 問題2-1では、水素のような2原子分子の内部エネルギーを考慮して、断熱域での圧力と比体積の関係を求めます。積分定数は境界の位置の半径と比体積を用いて表されます。
  • 問題2-2では、断熱域での圧力と密度の関係を求めます。積分定数は境界の位置の半径と密度を用いて表されます。
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この熱力学の問題がさっぱりなので教えてください!

大気の構造が下の図のようになるとする。境界の位置の半径をrcとする。 問題2-1 密度の逆数v=1/ρを比体積という。これは単位質量あたりの体積を表す。熱力学の第一法則はdQ=dU+Pdvである。断熱域での圧力Pと比体積vの関係を求めなさい。ただし、水素のような2原子分子の内部エネルギーは単位質量当たりU=5Pv/2で与えられる。積分定数はrcにおける比体積vcと圧力Pcを用いて表しなさい。 問題2-2 断熱域での圧力Pと密度ρの関係を求めなさい。定数はrcにおける密度ρcと圧力Pcを用いて表しなさい。 問題3-3 断熱域での温度Tと密度ρの関係を求めなさい。定数は等温域の温度T0とrcにおける密度ρcを用いて表しなさい(圧力Pcを消去)。 問題2-4 大気の静水圧平衡の式は -dP/dr-GMρ/r^2=0‥‥(1) で表される。ここでMは原始惑星の質量、rは惑星の中心からの距離である。 (1)問題2-2の結果を用いて(1)式の圧力を消去して、断熱域での密度に関する微分方程式を解きなさい。 (2)その微分方程式を解いて断熱域での密度ρをrの関数として求めなさい。 (3)断熱域での圧力Pをrの関数として求めなさい。 (4)断熱域での温度Tをrの関数として求めなさい。

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  • drmuraberg
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回答No.1

問題 2-2 dQ = dU + pdV (1) 2原子分子の内部エネルギU = (5/2)*RT = (5/2)*PV より dU = (5/2)*d(pV) = 5pdV/2 + 5Vdp/2 これを(1)式に代入し、断熱 dQ = 0 の条件を入れて整理すると 7pdV/2 + 5Vdp/2 = 0 よって dp/p = -(7/5)*dV/V ∫dp/p = -(7/5)∫dV/V 積分条件は Vc の時 Pc であるから ln(P/Pc) = -(7/5)ln(V/Vc) = ln (V/Vc)^(-7/5) = ln(Vc/V)^(7/5) P/Pc = (Vc/V)^(7/5) P = Pc*(Vc/V)^γ  γ=7/5 (他の導出法より、2原子分子ではγ= Cp/Cv=7/5) ρ= 1/V より P = Pc* (ρ/ρc)^γ (2) Poissonの式と呼ばれています。 問題 2-3 PV = RT、つまりP = RT*ρ、Pc = RTo*ρc RTρ = RTo*ρc*(ρ/ρc)^γ T = To*(ρ/ρc)^(γ-1) (3) (P/Po = (T/To)^(γ/(γ-1))もPoissonの式と呼ばれます。) 問題 2-4 Pはρの関数P(ρ)、ρはrの関数ρ(r)であるから dP/dr = dP/dρ*dρ/dr として、(2)式を代入。ρとrに付いての微分方程式を解く。 結果 ρ(r) ∝ r^(1-γ) 検算をしてください。 以下は問題 2-3の要領で。 数式を見やすくするため v → V としてあります。

magiclamplegend
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