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『エリザベート』ウィーン再演について

こんにちは。 どなたか、ミュージカル『エリザベート』のウィーンでの再演をご覧になった方、1992年の初演・または宝塚(花組)からの変更点がありましたら教えていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします(「私が踊る時」は含まれていたのでしょうか?)。

noname#60343
noname#60343

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  • james55
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回答No.2

再びjames55です。ご覧になるとは露知らず、微妙なネタばれもありすみませんでした。 チケットは既にお取りになられましたか?人気のある公演ですので、早めにご手配されたほうがいいかと思います。 私は現地に行って、上演のことを知りました。どうやら人気のある公演のようで、滞在の最終日(4日目)に、やっとのことで4階の上手舞台横の席(10ユーロ=1300円、一番安い)をゲットしました。 が、この席は歌を聴くだけの席(リピーター向け)で、舞台は1/3~半分くらいしか見えなかったんですよ。特にエリザベートの鏡の間のシーンは、上につるしてある照明の隙間から一瞬エリザベートの顔が見えただけ、という状態でした。 ご覧になるならば、ぜひ正面の良席からご覧になることをオススメいたします。(最悪でも下手からご覧になられたほうがいいと思います、鏡の間のシーンは上手側を使っていたようですので) 日本人もいっぱいいましたし、プログラムに東宝版エリザベート(一路真輝さん主演)の宣伝(日本語)が載っていたり、日本のエリザベートもかなり意識していることが伺えます。 (そういえばルドルフがエルマーと相談するシーンのかわりに東宝版にあるファスのシーンなどが登場します)

noname#60343
質問者

お礼

james55様    再びのご回答に、大感激です!自称『Elisabeth』マニアの私にとって、ファスのシーンについても気になっていたところを補っていただき、感謝の言葉も見つからないほどです (*^_^*) お蔭様でチケット手配も無事に済み、舞台全体はどうにか見れそうな感じです。そうですか、そんなに大好評なんですね(日本人の多さは、仕方ありませんね。。。)ネタばれどころか、とってもとっても勉強になりました。本当に、どうもありがとうございました。 これからも、お互い素敵な舞台に巡り合えることを期待しております!またご縁がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

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  • james55
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回答No.1

10月にウィーンで拝見してまいりました。 92年の初演は残念ながら見ておりませんが、宝塚(花組)との比較で言うと次の通りです。ちなみに、ドイツ語は全然わかっていないので、誤解があったらごめんなさい。 【同じようなところ】 ●歌などは小池修一郎演出を踏襲 ご質問の「私が踊る時」は、ミュージカルナンバーとして採用されていました。(私も驚いたのですが)歌に関しては、ほぼ宝塚(花組)と同じです。 歌で大きく違う部分はゾフィーが孤独をうたう歌(東宝ミュージカル版では採用された)があるくらいです。 【違うところ】 ●より抽象的な舞台装置 宝塚(花組)はじめ、日本で見るエリザベートはいかにも宮廷の雰囲気を舞台にも残していますが、ウィーンの舞台は、お立ち台(メリーゴーランド?)のようなセットでマダムヴォルフが出て来たり、夜のボートのシーンに交差する橋(「オペラ座の怪人」でファントムとクリスティーヌが地下に降りていくシーンのような)が出て来たり、より抽象的なイメージの舞台装置が用いられています。 また、宮廷の女官の衣装が鎧のような衣装で、動きも兵隊に近く、いかにも「堅苦しい宮廷の生活を支配する者」のイメージがありました。(宝塚花組版はじめ、日本では女官の衣装はかわいいものが多い) ●史実に近い人物描写? 宝塚花組版をはじめ、日本のエリザベートは意思の強い姫様ですが、ウィーン版は少々メランコリーな女性、といった風情です。ルドルフも、日本では繊細な美青年皇太子ですが、ウィーン版ではちょっとおかしな青年(ボタンも3つくらい外れて登場する)という風情です。史実では、エリザベート、ルドルフともにメランコリーなところのある人だったようで、より史実に近い描写なのかと思います。 なお、エルマーは登場しません。日本では「若手スターの登竜門」的役柄として定着しているようですが、ハプスブルク家の歴史にうとい日本人に対する説明的な役柄(+若手スターの数合わせ的役柄)なのかな、と思います。 ルドルフ自殺のシーンでも、トートは女装(心中の相手だったマリーの扮装)で出てきます。ルドルフが心中したという事実があまり知られていない日本にはない演出だったと思います。 ●トートよりルキーニの役柄が重い 宝塚(花組)版は、トートが主役ですが、ウィーン版ではタイトルロールのエリザベートの次に重い役はルキーニのようです。出番からして、ルキーニのほうが目立ちます。 宝塚(花組)のエリザベートを見ていれば、ドイツ語がわからなくても何となく理解できるくらい、ミュージカルナンバーや話の流れはそっくりです。ただ、言葉がわからなくても、役柄の捕らえ方の違いがわかるのは本場の役者の実力かな、と大層、感心いたしました。

noname#60343
質問者

お礼

james55様 初めまして。 ご丁寧かつ非常に客観的なご回答をいただき、深くふかく感謝いたしております!!! 宝塚初演からのファンで、年末念願叶ってのウィーンでの観劇になります(^^♪ james55さまのご感想を読ませていただき、ますます楽しみが増えました。本当にどうもありがとうございました。 luna-moon

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